最初に目に飛び込んできたのはこのキャッチフレーズ「100日間しか食べられないクレープの店」。せっかくOPENしたのに100日で終わるってこと?こんな切ないオープニングメッセージってある?一体全体!どういうこと!?
茶羽クレープとは?


富山市向新庄の住宅街、美容院やカフェなどの店舗が並ぶエリアの奥まった場所にできたのがクレープのテイクアウト店「茶羽クレープ」。駐車場は共用で数台分だが、回転率の高い店頭販売のお店なら十分だろう。

茶羽クレープのラインナップは現在7種類。これらのクレープにはいままでありそうでなかった特長がある。それは・・・生地に茶葉が練り込まれているのだ。
使われている茶葉は厳選した紅茶、抹茶、ほうじ茶。どのクレープもお茶の風味をしっかりと活かした上品な甘さで、甘いものが苦手な人でも食べやすく、最後までお茶の香りが楽しめるとのこと。
茶羽クレープのオープニングを彩る7つのメニュー
看板メニューのクレープdeロイヤルミルクティー

冷凍お持ち帰り可
「クレープdeロイヤルミルクティー」は生地にスリランカ産のアールグレイが練り込まれ、クリームには濃厚で上品なオリジナルミルクティークリームが使われている。
見た目はスタイリッシュで美しいフォルム。「しばらく眺めてから食べようか」「どこから食べ始めるのが正解なのか」など考えながら、意を決してかぶりつく・・・おお!これが茶葉入りのクレープの味か!

想像よりも焼かれていて、しっかりとした食感のクレープ生地。練り込まれたアールグレイを最も感じるのは生地を飲み込んだ直後だ。鼻に抜ける紅茶の香りをしっかりと確認、堪能できる。
クレープでは初めて得られる「抜け感」だ。この上品な香りにミルクティークリームの上品な甘さが良く合う。ゼリーやクッキーがいいアクセントになって、一口ごとに味が変化を楽しめる。茶葉の風味を感じられるこのクレープは、やはり大人の味なのだ。甘さも苦さも経験した者だけが感じられるおいしさなのだろうか。
抹茶好きにはたまらない!クレープde抹茶ブリュレ

冷凍お持ち帰り可
クレープde抹茶ブリュレは生地には抹茶を、クリームに抹茶カスタードと小倉抹茶カスタードを使用。抹茶好きにはたまらない一品。抹茶が練り込まれた生地は香ばしく、「クレープは薄焼きパンケーキの一種」ということを再認識させられる。

クリームと合わさることでなお感じる抹茶の魅力、ほろ苦さと甘さをこれでもかと感じさせてくれる。
その他のラインナップ!
他にもほうじ茶練り込んだ生地のものやイチゴのティラミスが乗ったものなど現在7種類のラインナップで提供している。そのうち3種類は「冷凍での持ち帰り専用商品」となっている。

クレープde紅茶ブリュレ 650円(税込)
冷凍お持ち帰り可

クレープdeほうじ茶焼き芋ブリュレ 650円(税込)
冷凍お持ち帰り可

クレープde抹茶とイチゴのティラミス 650円(税込)
冷凍お持ち帰り専用

クレープdeほうじ茶ショコラ 650円(税込)
冷凍お持ち帰り専用

クレープde紅茶ミルフィーユ 650円(税込)
冷凍お持ち帰り専用
100日後にはなくなってしまうお店!なぜ?

さて冒頭の疑問「100日限定のお店」の理由を聞いてみた。この茶葉を練り込んだ「和クレーブ」は、今回の富山市向新庄でのデビューをきっかけに、今後は県内外の道の駅や高速道路のサービスエリアへの卸販売が主になっていくとのこと。
そしてこの場所は、各地の販売所に商品を発送するクレープの製造場所となる予定。すでに全国の観光地からの問い合わせがきていて海外展開に向けての動きもあるとのこと。

日本の素晴らしい食文化である「茶」と、世界中で愛される「クレープ」を融合させた「和クレープ」は、富山から世界にむけて日本の食文化の新たな魅力を発信していく挑戦でもある。
代表の真木さんの思いはこのクレープが大きく羽ばたくこと。その願いを込めて店名に「羽」を入れました。いつかクレープの発祥の地「パリ」で、この和クレープが流行る日がくることを目指している。
富山から世界へ羽ばたけ!

さあ、きょうは何日だ?9月8日夏が終わると同時に富山から巣立ってゆく「和クレープ」。この味をしっかりと覚えておきたい。そして言ってあげよう「全国の観光地でまた会おう」。
店名 | 茶羽クレープ(ちゃばくれーぷ) |
住所 | 富山市向新庄216-1 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/chabacrepe |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 火曜・水曜・その他 |
駐車場 | 共用駐車場あり |
問合せ先 | 080-2956-6794 |
予約可否 | 3個以上の注文から予約可 |
決済方法 | 現金のみ |