ますのすしミュージアムとは?
国道41号線沿いにある源 本舗 本店内にある「ますのすしミュージアム」では100年以上の歴史をもつ「ますのすし」の伝統と技を学ぶことができます。



ますのすしミュージアム奥に進むと、「ますのすし伝承館」というエリアが。
ここでは江戸時代から現代まで受け継がれている職人技を間近で見ることができます。


いざ、ますのすしづくりを体験!
ますのすしづくりは事前予約制。ますのすしミュージアムのホームページや電話で予約することができます。行楽シーズンになると団体観光客の予約が集中するので早めに予約することがおすすめ。 マスク必須なので忘れないようにお持ちくださいね。

ますのすしミュージアムスタッフの方の説明を受けて、いざ「ますのすしづくり」を体験!

使う材料は4種類のみ
使う食材・材料は酢飯、鱒、そして鱒を詰める曲げわっぱと笹のみ。
すごくシンプルに感じますが、シンプルだからこそ素材本来の味が活かされているのがますのすしの魅力ですよね。体験に使われる食材や材料はすべて製造ラインで出荷されているものと同じものが使用されます。

まずわっぱの上に放射線状に10枚程笹を並べていきます。

笹の葉半分程の位置で重ねていきます。
葉の出が長すぎると米が隙間から出てしまったり短すぎると鱒が乾燥してしまうので要注意。
見た目は簡単そうにみえますが、この作業が一番難しく感じました。

なんとか放射線状に笹を並べることができました。
笹に一度上蓋をし、酢飯を入れやすいように型取っていきます。
次は酢飯をソフトボール一つ分程の量を取り、笹の上に広げていきます。

今回は特別に計量器で量を測らせてもらいました。
一発で200gの量を取るのは中々難しく、10gオーバーしてしまいました。
酢飯は富山県産ブレンド米。脂の乗った鱒に合うよう日々炊き具合が調整されています。
そして、笹の上に広げた酢飯の上に鱒を6.5枚並べていきます。
0.5枚は?というのは後から理由が分かります。

まず中心に鱒を4枚並べていきます。
ここで、鱒の切り身もわっぱの曲線に合わせるよう、引っ張ってカーブをかけます。
普段魚を食べる時は切り身を伸ばしたりすることはないので、不思議な感触です。

中心に4枚並べ終わったら次はサイドに2枚並べます。すると酢飯が見えている状態なのは四隅の部分。
ここで、鱒を手でちぎり並べていきます。ここで0.5枚分の鱒を使うことになります!

鱒を並べ終えました。
鮮やかなピンク色の鱒の切り身に深緑の笹の色合いがなんとも食欲をそそる・・・!

上蓋にイラストを描く
ますのすしを押す作業の前に目印のため、上蓋に名前やイラストを描きます。

せっかくなのでtoiebaのロゴを描いてみました。
一気にますのすしにオリジナリティーが出ますよね!
思い思いのイラストを描くことが出来るので、お子さんも楽しめます。
押し固めて完成!
イラストを描いた蓋の上に40kgの重さのある石を乗せ、5分待ちます。

5分経ったら、ゴムかけ機で ゴムをつけてますのすしの完成!

自分自身で作り上げると美味しさが倍増しますよね。
ますのすしづくり体験は約60分で終了しました。

自宅に戻り、ますのすしを頂きました。体験から3~4時間後に頂くと押しが進み旨味が凝縮されるそうなので体験の夜ご飯に食べるのがおすすめ!

脂が乗っている鱒と酢飯がなんとも絶品・・・!家族で取り合いになりました!
工場見学やお土産コーナーも
ますのすしミュージアム館内では、ますのすしの製造の様子を見学できる工場見学もできます。北は北海道から南は九州まで、一日数千個のますのすしが出荷される様子を間近で見ることができます。
出荷数が多いのは木曜日~金曜日だそう。これは、週末お出かけされる方が駅構内などで買い求められたり、お土産として持っていく方が多いからとの事。

見学エリアは撮影禁止の箇所もありますので注意してくださいね。
また、ますのすしミュージアムお土産処天人楼では「ますのすし」や「ぶりのすし」をはじめ、数量限定商品も手に入れることができます。
午前中には売り切れてしまう商品もあるそうなので、是非ますのすしミュージアムで旅の思い出やお土産に買ってみてはいかがでしょうか?



島田さんは、「近隣の方の皆様も ぜひますのすしミュージアムにお越しください。楽しい体験がたくさんできますよ。」とお話されていました。

富山土産の象徴ともいえる「ますのすし」をぜひますのすしミュージアムで作ってみてください!
ますのすしミュージアム施設情報
店名 | ますのすし本舗 源 ますのすしミュージアム |
住所 | 富山市南央町37-6 |
公式サイト | https://www.minamoto.co.jp/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/minamoto_masunosushi/ |
営業時間 | 9:30~17:00(冬季1月,2月 10:00~16:00) ※体験は土日祝日及び不定期 基本1日1回 13:30~ |
定休日 | 水曜日(冬季1月,2月) |
駐車場 | バス30台 普通車100台 |
問合せ先 | 076-429-7400 |
予約可否 | 可 ※ホームページで空き状況をご確認ください |
決済方法 | 現金、PayPay、各種クレジットカード |