toiebaナビゲーターの島田理奈です!今回は富山県砺波市にある北陸コカ・コーラ砺波工場に行ってきました!大きな工場の中を見学したり、ランプづくり体験でアップサイクルについて学んだり。楽しめるコンテンツが盛り沢山です♪
北陸コカ・コーラ砺波工場とは?

富山県砺波市にある「北陸コカ・コーラ砺波工場」では、24時間休みなくコカ・コーラ社製品が製造されています。工場の大きさはなんと約4万6千坪!東京ドームがすっぽり3つ入る大きさです!

26ブランド、約200種類の飲料が製造されています。中でも「いろはす」は全国にある22ヶ所の工場のうち、地下水の美味しい8ヶ所でしか製造されておらず、その1つが砺波工場なんです!
そんな北陸コカ・コーラ砺波工場では、実際に製造しているところが見られる工場見学や、アップサイクルを学ぶランプづくり体験ができます。
県外から見学に来る方も多く、学校の授業の一環として学生さんが団体で来ることも!今回は北陸コカ・コーラ砺波工場の見どころや体験の様子を、沢山の写真と共に紹介しますね♪
工場見学

普段手にする飲み物が、どんな場所でどんな風に作られているのか、実際に見て知って欲しい、という思いから工場見学が始まりました。
そのため北陸コカ・コーラ工場は”見学ができる構造”でつくられており、工場内は全て撮影OK!

ペットボトルのリサイクルについて学ぶ

北陸コカ・コーラ砺波工場では飲料はもちろん、飲料を入れるペットボトルの製造も行われており、ペットボトルのリサイクルの仕組みについて学ぶことができます。

ペットボトルは「プリフォーム」という試験管のような形をした素材からつくられます。プリフォームを金型にはめ、熱を加えて膨らますことで、ペットボトルの形が出来上がります。

使用後のペットボトルは回収され、細かく砕き「フレーク」へと形を変えます。ペットボトル・キャップ・ラベルが正しく分別がされていないと、この後どうやってフレークを分別してリサイクルするのでしょうか…?

フレークになったペットボトル・キャップ・ラベルは素材が違うため、水に入れるとペットボトルのフレークだけが沈みます。このように分別することができるんです!
ペットボトルのフレークはもう1度ペットボトルへ、キャップやラベルのフレークは最初にいただいたクリアファイルなどに生まれ変わります。

しかし、中にはペットボトルと同じ素材を使ったラベルもあるので、分別できないことも…。リサイクルの仕組みを学ぶことで、捨てる時の分別の大切さがよくわかりました。


キャップアートは少し離れて見るのがおすすめですよ♪
実際に製造ラインを見学!

工場の製造ラインは工程ごとに、キャニング室、ペットボトリング室、パッキング室などの8つの部屋に分かれています。

「キャニング室」は、コーヒーやお茶を缶に入れる部屋です。高速回転している缶の中に飲み物を入れ、蓋を閉めて完成となります。
大きな工場内で働いているスタッフさんは約30名と少なく、ほとんどの製造工程は最先端の機械で行われているんです!

「ペットボトリング室」は、ペットボトルに製品を入れる部屋です。最高速度で稼働させると…1分間で約600本も詰めることができます!
機械がすごく細かい作業をしていてびっくりしました!是非見学に行って、機械が動いている様子を見てみてくださいね!


「パッキング室」は、製品の殺菌・検査・箱詰めを行う部屋です。私が見学した日は、「リアルゴールド」が実際に箱詰めされていく過程を見ることができましたよ♪
炭酸製品は冷たい温度で炭酸を溶け込ませているため、そのまま箱詰めすると結露ができてしまいます。そのため、リアルゴールドなどの炭酸製品は完成前にぬるま湯をかけ常温に戻してから、箱詰めしているんです!
安心安全に消費者に届けられるよう、さまざまな工夫や配慮がされていました!いつも手に取る飲み物がどうやって作られているのかを知り、ますますコカ・コーラ社製品が好きになりました♪
アップサイクルを学ぶランプづくり

捨てられるはずだった不用品や廃棄物に新しい利用価値をつけてアップグレードをさせる取り組み、アップサイクル。コカ・コーラ社では年間2,000トンもの「抽出後のコーヒーの粉」が排出されます。
そんな捨てるしかなかったコーヒーの粉をガーデニングの土壌改良剤にしたり、牧場の敷き藁に混ぜ消臭剤として利用したりすることで、全てアップサイクルされ、ゴミとして排出しているコーヒーの粉は…なんとゼロ!!

北陸コカ・コーラ砺波工場では、捨てられるはずだったコーヒーの粉を使って、ランプ作りを体験することができます。
こねて、ちぎって、貼って。
まずは紙粘土をこね、薄く伸ばしていきます。ペットボトルキャップを使ってコーヒーの粉をすくい紙粘土の上に乗せたら…パンをこねるように練り込んでいきます。
真っ白な紙粘土にコーヒーの粉が混ざってなんだか模様のようで可愛いです!コーヒーかすが少ない場合はスタッフさんが教えてくれるので安心ですよ♪
手に紙粘土がつくので、顔や服は触らないように気をつけてくださいね。
今度は紙粘土を少量ずつちぎって、指で平らに伸ばし、プラスチックコップの外側に貼り付けていきます。貼り付ける紙粘土の厚さは5mmほど!コップの縁の出っ張り程度の厚みにするのがベストです!
全体に紙粘土をつけたら、ひび割れしている部分に指で水をつけて馴染ませます…。ひび割れがなくなり綺麗な表面になりました!
こねたり、ちぎったり、貼り付けたり。紙粘土を触っているだけで童心にかえり楽しくなります。夢中で制作していると、気づくと膝の上に沢山の紙粘土が…!椅子を前へ引いて、机に近づいて作業してくださいね!
好きな形の窓を作る
ランプの灯りがもれる窓を作っていきます。星やハートの型抜きや、ヘラが準備されているので、好きな形にすることができますよ♪
切り取りづらい場合は水をつけて紙粘土を柔らかくして、切り取って見てくださいね。実際にランプの上に乗せて雰囲気を見ながら、イメージもしやすいです!

星空をイメージしてランプの完成です!とっても可愛いランプを楽しく作ることができました!制作体験を通してアップサイクルがとても素敵なことだと感じることもできました♪

ランプの中に入れるライトの販売はしていないので、自宅で使う際は準備をお忘れなく!
料金や利用方法

工場見学やランプづくり体験をする際は、事前予約が必須です。公式サイトの予約フォームから、体験日の1週間前までに予約を済ませましょう。
体験のコースは「工場見学のみ」と「工場見学+アップサイクルを学ぶランプづくり」があります。
体験コース | 実施日時 | 料金 | 所要時間 |
工場見学 | 月水金 10:00〜/13:30〜 ※1日2回実施 | 無料 | 50分程度 |
工場見学+アップサイクルを学ぶランプづくり | 月水金 13:30〜 ※1回1回実施 | 1,000円(税込) ※現金払いのみ | 100分程度 |
実施日であっても、祝日やメンテナンス日は体験はお休みとなるため、予約する時は公式サイトをチェックしてくださいね。
また、ランプづくり体験をする場合は、紙粘土が付きやすいため汚れても良い服を着用しましょう。

体験当日は工場のすぐ隣にある「さわやかパーク」の駐車場をご利用ください。工場内のロビーへ向かうと、施設の方が迎えにきてくださるので安心です!


広さは5,000坪!さわやかパーク!

北陸コカ・コーラ砺波工場の隣にある公園、さわやかパークは2012年に北陸コカ・コーラの50周年を記念して造られました。
5,000坪もある公園には約1,500本もの木が植えられており、全て社員の方の手によって植えられたそうですよ。

シンボルツリーのまわりには、大きな瓶の蓋が椅子として設置されています。


公園内には日付の入った看板が設置されており、工場見学に来た記念撮影ができますよ!工場見学に来たなら、必ず撮りたいおすすめスポットです♪
時間帯によってはロビーに設置されている場合もあるので、探してみてくださいね♪

公園内にはバラ園もあり、毎年5月末は沢山のバラが咲き誇ります。見頃の時期以外でも、まばらにバラは咲いているそうなので、是非立ち寄ってみてください!

知ることで、もっと好きになってほしい。

工場見学やランプづくり体験を通してリサイクルについて楽しく学ぶことができる、北陸コカ・コーラ砺波工場。学生さんや年配の方まで、沢山の人に工場を見てもらい、伝えたい想いがあるといいます。
「北陸コカ・コーラ工場での見学や体験をきっかけに、コカ・コーラ社製品のファンになってもらえたら嬉しいです」
いつも手にする飲み物が、どんなところで作られているのか見に行ってみませんか?きっと、もっと、好きになりますよ。

施設名 | 北陸コカ・コーラ砺波工場 |
住所 | 富山県砺波市東保1202-1 |
公式サイト | https://www.hokuriku.ccbc.co.jp |
公式Instagram | https://www.instagram.com/hokuriku_cocacola |
体験時間 | 【工場見学】 10:00〜/13:30〜 【工場見学+アップサイクルを学ぶランプづくり】 13:30〜の1回のみ実施 |
体験実施日 | 月曜、水曜、金曜 ※祝日・会社休日は除く(その他メンテナンス日など、HPでご確認ください) |
料金 | 【工場見学】 無料 【アップサイクルを学ぶランプづくり】 1,000円(税込) |
決済方法 | 現金のみ |
問合せ先 | 0763-37-8159 |
予約方法 | 公式サイトの予約フォームをご利用ください |
駐車場 | さわやかパーク駐車場 普通車30台 / 大型4台 |