【北陸初】テスラ富山店がついにオープン!MODEL 3とMODEL Yの展示・試乗体験レポート

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テスラ富山店とは?

ファボーレのファッションフロアにオープンしたテスラ富山店

北信越エリアで初となるテスラの直営店、「テスラ富山店」が2025年11月19日(水)にファボーレ内1階にオープン!
同ブランドの直営店としては、全国で26店舗目の拠点となります。

富山県は、冬場の積雪が多く、路面状況も厳しくなりやすい地域。
一般的にはEVにとってハードルの高い環境と見られがちですが、テスラはあえてその富山に直営店を構えました。

積雪の多いエリアでも、テスラは問題なく使える」ということを、実車の試乗を通じて体感してもらう―テスラ富山店には、そのような意図も込められているそうです。

ブランドカラーの赤を基調としたデザインのテスラ富山店

テスラ富山店で出会える2台の主役たち

テスラ富山店には、現在2台のモデルが展示・試乗車として用意されています。

・セダンタイプの MODEL 3(モデル3)
・ミッドタイプSUVの MODEL Y(モデルY)

どちらもテスラを代表する主力モデルであり、価格帯も500〜700万円とこれまでのテスラのラインナップの中では比較的リーズナブル(!)なシリーズです。
何を隠そう「テスラの中では安く」と前置きされて価格を聞いた時、ギリギリ平常心を保っていたのは私です。

MODEL 3:無駄のないシルエットの電動セダン

MODEL 3は、低いシルエットとクリーンなラインが印象的なセダンタイプのモデルです。


通勤や街乗りはもちろん、高速道路を使った移動にも対応できるバランスの良さが特徴で、初めてテスラを検討する方にも選ばれやすいモデルです。

エンジンが無いため、ボンネット部分も収納できるようになっています。

センターには15.4インチのモニタが設置されていて思っているよりデカいです。

リアシートにも8インチのモニタがついていて、YouTubeやNetflixを見ることができます。

MODEL Y:日常からレジャーまでこなすミッドタイプSUV

一方のMODEL Yは、余裕のある荷室を備えたミッドタイプのSUVタイプです。


ファミリーでの移動やアウトドア、ウインタースポーツなど、富山の暮らしに根ざした使い方がイメージしやすいパッケージとなっています。

MODEL Yの特徴の一つは、この収納。ゴルフバッグが5つ載るそうです!

MODEL Yにもボンネットに収納があり、こちらは水抜きの詮がついています。

アメリカではこのボンネットの収納にクーラーボックス代わりに氷を入れて飲み物を入れたり、おむつや濡れたものを入れたり、テスラの中の人も驚く様な使い方をされているそうで、さすがアメリカ。土地も広ければ心も広いワイルドな使い方をするとやけに関心しました。

テスラ富山店では、この2台を見比べながら、自分の生活にフィットするのはどちらかを実際の試乗を通じて検討することができます。

データで進化を続ける「テスラ富山店」の主役たち

テスラ富山店で話を伺うと、クルマそのものの性能だけではなく、「データで進化するクルマ」という考え方が強く印象に残りました。

Tesla Japan マーケティングマネージャー 大塚さん

これまでテスラは、世界で600〜700万台規模の車両を販売してきたとされています。
その一台一台から日々走行データが集まり、自動運転や運転支援機能の精度向上に活用されています。

テスラ車には8台のカメラが搭載されており、人間の目よりも多い“視点”で車両周辺の状況を認識します。
カメラが捉えた情報をもとに、ソフトウェアが環境を判断し、運転支援を行う―テスラの自動運転技術は、このような仕組みに支えられています。

テスラ富山店で試乗してみた

テスラ富山店では実車を試乗することができます!
ここからは、そのときの印象をいくつかの視点からお伝えします。

ミニマルで洗練されたインテリア

すっきりとしたダッシュボードは幅広い層に好まれそうですね

乗り込んでまず感じたのは、徹底的にシンプルでミニマルなインテリアです。
ダッシュボードは水平基調で構成され、物理ボタンは驚くほど少なく抑えられています。
従来のクルマのように、スイッチやダイヤルが並ぶ光景はそこにはありません。

それでも「物足りない」という印象にはならず、むしろ、余計な要素を削ぎ落とした洗練された空間としてまとまっているように感じました。

シンプルでありながら、素材感や全体のバランスによって、チープさを感じさせないつくりになっている点が印象的です。

大型ディスプレイの心地よい操作感

室内で主役の役割を担っているのが、センターに配置された大型ディスプレイ。

全体的にものすごくサクサク動いてストレスフリーです

シンプルで直感的に使えるデザインとサクサク動くインターフェースは「触っていて心地よい」という印象を持ちました。

ナビゲーションから車両設定、空調の操作まで、多くの機能がこの1枚に集約されていますが、スマートフォンやタブレットに親しんでいる方であれば、短時間で感覚的に使いこなせます。

さらに印象的だったのは、走行中の周囲認識の見せ方です。
テスラ富山店での試乗時、クルマがカメラで周囲をスキャンし、その情報をリアルタイムでディスプレイに表示します。

前後左右を走るクルマや歩行者、信号機などがシンプルなアイコンとして描かれ、自車の周りの状況が一枚の画面の中で俯瞰できるようになっています。

これ、車も人もリアルタイムで動きます!

「クルマがここまで周囲を見ているのか」ということが視覚的に伝わり、自動運転技術や運転支援の“裏側”が、感覚的に理解しやすくなる演出だと感じました。
単なる情報表示を超えて、安心感を生むUIとして機能している点が、非常に印象的です。

音に包まれるようなオーディオ体験

オーディオの印象も特筆すべきポイントで、車内全体が音で満たされるような、“音に包まれている”感覚が強く、音場の広がりと厚みをしっかりと感じることができました。
しかも、音がとても良い!イコライザ機能もあり細かい音のバランスを調整できたり、音楽に合わせて車内の間接照明が点滅したりと目で見ても楽しめる演出がニクイなー、と感じました。

また、EVはエンジン音がほとんどない分、細かな音のニュアンスまで聞き取りやすく、いつまでも聴いていたいと思える音質です。

テスラ富山店で最新のEVを体験してみよう

北信越初の直営拠点としてオープンしたテスラ富山店は、単なる販売店ではなく気軽に最新のEVを体験できる体験型店舗です。

試乗やテスラやEVに興味はありつつ、「自分の暮らしに本当に合うのか」と迷っている方にとって、テスラ富山店は有力な選択肢になりそうです。

実際、私もEVには興味なかったのですが今回試乗してお話しを伺って、とても興味が沸きました。(宝くじ買います)

富山の生活とテスラというクルマが、どのように重なり合うのか。
その答えを探しに、一度テスラ富山店を訪れてみてはいかがでしょうか。

店名テスラ富山
住所富山県富山市婦中町下轡田165−1
公式サイトhttps://www.tesla.com/ja_jp/event/toyama
営業時間10:00~21:00
定休日ファボーレ富山に準じる
問合せ先0120-312-441
  • 記事を書いたライター
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クルミさん

クルミさん

私の体の80%は犬、10%はお酒でできています。もうほぼ犬です。

神奈川県生まれ、富山に移住して約30年。今や富山弁をネイティブに操ることができる生粋の富山人。富山の米と酒と犬が生きがいです。趣味は愛犬を吸うことです。

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