富山市今泉に2025年11月にオープンしたマーラータン専門店「源喜 麻辣湯 (げんき まーらーたん)」。
近年、全国的に専門店が増えつつあるマーラータンだが、富山ではまだ珍しい存在。オープン直後から、辛さとしびれを求める人たちの注目を集めている。

源喜 麻辣湯はどんな店?
マーラータンとは、中国・四川省で生まれたスープ料理。中国山椒(花椒)のしびれるような刺激と、唐辛子の辛さが特徴で、日本でいうところの「鍋」に近い感覚の一品だ。
最大の特徴は、自分で具材を選び、オリジナルの一杯を作れること。このスタイルがいま、全国的なブームとなっている。




「源喜」でも、店内に入るとまずボウルとトングを手に取り、ショーケースへ。
並ぶ具材は、肉、魚介、野菜、練り物、麺類などおよそ60種類。定番の豚肉や白菜から、聞き慣れない食材まで幅広くそろい、初めて訪れる人ほど目移りしてしまう。
普段の食事ではなかなか出会えない食材に挑戦できるのも、マーラータンならではの楽しさだ。


料金は、選んだ具材の重さで決まる量り売り制。(100グラム380円)。もう少し入れたい」「ちょっと減らそうかな」と、計りと食材ケースを行き来しながら微調整できるのも面白いポイント。食べたい量や予算に合わせて、自然と自分なりのベストバランスを探すことになる。
今回選んだ具材は、麺や野菜、肉をバランスよく組み合わせた一杯。 最終的なボリュームで、料金は1200円台に収まった。具材を厨房に渡してから、待つことおよそ5分。選んだ食材がスープとともに調理され、再び手元に戻ってくる。
仕上げのポイントとなるのが、辛さとしびれの調整。ここで自分好みに仕上げられるため、初心者から刺激好きまで幅広く対応できる。今回は激辛辣山椒油(唐辛子由来のたれ)と麻椒油(青山椒由来のたれ)を大さじ1杯ずつ入れた。

まずはスープをひと口。花椒のしびれがじわりと広がり、後から唐辛子の辛さが追いかけてくる。刺激的でありながら、ベースの旨みがしっかりしているため、ただ辛いだけではない奥行きを感じる味わいだ。

初めて食べる牛筋麺(ニゥジンミェン)は、もちっとした独特の食感が印象的。スープをよく絡め、噛むほどに存在感を主張する。具材一つひとつが主役になれるのも、マーラータンの魅力だと実感する。

マーラータンは、好きな食材だけを選んで“ご褒美感”のある一杯に仕上げるのもよし。野菜中心でヘルシーにまとめるのもよし。自由にカスタマイズできる懐の深さが、多くの人を引きつけている理由だろう。
マーラータンは自分好みの「鍋」のよう!

「源喜」のマーラータンは、気軽に楽しめる“ひとり鍋”のような存在。一人で黙々と味わうのも、仲間と一緒にそれぞれの一杯を比べるのも楽しい。
体の芯から温まり、食後には不思議と満足感が残る。富山で本格的なマーラータンを味わえる、新たな選択肢として、今後ますます存在感を増していきそうだ。
| 店名 | 源喜 麻辣湯 今泉店 |
| 住所 | 富山市今泉54−3 |
| 営業時間 | 11:00~15:00 17:00~22:00 |
| 定休日 | 無 |
| 駐車場 | 15台 |
| 問合せ先 | 076-491-5688 |
| 予約可否 | 可 |
| 決済方法 | QRコード決済、クレジットカード |
| 座席数 | 60席 |