魚津の玄関口、魚津駅前ロータリーにある「日本料理 海風亭」。1908年の創業から1世紀あまり、地元の食材を使った魚津の食文化をいまに伝える日本料理店です。店からすぐの魚津漁港でその日水揚げされた新鮮な魚介を使った料理が手頃な価格で食べられると人気のお店です。
海風亭とは?
魚津駅から歩いてわずか1分。富山・高岡と並んでとやまの「三大飲み屋街」の一つに数えられる魚津で、魚介を食べるならここと地元の人が太鼓判を押す「日本料理 海風亭」。
数々の料理コンテストで受賞経験のある店主の確かな目利きと、日本料理の職人の技で、魚介のおいしさを最大限に引き出した料理を楽しめます。県外からの観光客も多くファンは全国に広がっています。




海風亭の魚津ならではのメニュー
「天然のいけす」とも呼ばれる富山湾に面した魚津漁港には、全国トップクラスの鮮度管理をしている市場があり、毎日新鮮な魚介類が水揚げされています。
その恩恵を受ける海風亭は、魚津の食文化を共に育ててきたといっても過言ではない存在です。魚介が主役の定食から、コース料理といった本格的なものまで、幅広く食べさせてくれる品揃えは様々なニーズに応えてくれます。


なかでも、足が早く他には出回らない深海魚の「ゲンゲ」を使った竜田揚げは、海風亭の代名詞とも言える一品。グルメ漫画「美味しんぼ」でも取り上げられ、この味を求め地元はもとより全国から多くのファンが訪れます。



外はサクッ、中はふわふわの食感が楽しめる竜田揚げ。形の面白さもあってインパクトも十分。口にするとふわっととけていくやさしいおいしさはやみつきになること間違いなしです。
バイ貝をたっぷりと味わえる「魚津ばい飯定食」

魚津の名物「バイ貝」を使った郷土料理。もともとは漁師が売り物にならない小さなバイ貝を醤油などで煮込み、炊き込みご飯としてまかないで食べていた漁師飯です。


海風亭のバイ飯は、たくさんのバイ貝を使い贅沢に仕上げてあります。バイ貝の旨味をたっぷりと含んだご飯は、濃厚な味わいが魅力です。コリコリとほどよい弾力のむき身の食感と合わさり最後までおいしく、楽しく食べさせてくれます。
なお、バイ飯の炊き上がりには25分ほどかかるため、事前の予約がおすすめです。単品で注文できるのもうれしいところ。海風亭自慢の一押しを熱々で召し上がれ。
魚津の新鮮な魚介が10種ものった「海鮮丼 上」

バイ飯と並び人気の「海鮮丼 上」。フクラギ、アジ、カワハギなど地元の魚介が10種ものった丼に、サラダと小鉢、味噌汁などが付いています。
甘エビがのらない通常の海鮮丼もありますが、甘エビがあることでより味の一体感が増します。ぜひ「上」を試してみてください。

切り身は地元の立山酒店の醤油を使って漬けにしてあり、酢飯ではなくあえてそのままのご飯で出すことで、食材の味をより楽しめるように工夫しています。
切り身はどれもコリコリと食感がよく、地元の魚介の旨みが口の中に広がります。味噌汁にも立山酒店の味噌が使われていて、地元の味を知ってもらえる魚津ならではの味わいです。
ゆったりとした時間が流れる落ち着いた店内

大人6人がゆったりと座れる、大きなカウンターが目に飛び込んでくる高級感あふれる落ち着いた店内。優しい照明と木のぬくもりが合わさり、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。


店内には、座敷や個室なども含め全部で約30席あり、団体での利用もできます。
「魚津を伝えること」を大切に

魚津の玄関口で100年以上に渡り、ここでしか味わえない料理を提供してきた日本料理 海風亭。 理念は「魚津を伝えること」。

5代目店主の美浪呂哉(みなみ・ともや)さんは、魚津の食材について「ほんの少し手を加えるだけで、おいしさが引き立つ。どれも素晴らしい」と目を輝かせます。
多くの人に、魚津を好きになってもらうことを願い、美浪さんは今日も料理の腕を振るいます。
店名 | 日本料理 海風亭 |
住所 | 富山県魚津市釈迦堂1-13-5 |
公式サイト | https://minamikan.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/kaifutei.theshop/ |
営業時間 | 11:30〜14:00(L.O 14:00) 17:00〜21:00(L.O 21:00) |
定休日 | 日曜日 |
駐車場 | 5台程度 (店の前の道路を南に120mほど進んだ先の左側) |
問合せ先 | 0765-22-7303 |
予約可否 | 可 |
決済方法 | 現金、各種クレジット、各種QRコード決済 |
座席数 | カウンター、座敷ほか約30席 |