富山市の中心市街地にある中央通りから少し路地に入ると、地元民から長く愛され続けているハッピー食堂 中央通り店があります。
お昼時に訪れると、若者から馴染み客まで、幅広い年代のお客さんで賑わっています。そんな、ハッピー食堂 中央通り店の魅力を紹介します!
ハッピー食堂 中央通り店とは?
ハッピー食堂 中央通り店が開業したのは昭和23年。
店主の義理のお母さんが、女手一つで3人の子どもを育てながらお店を始めました。
店名は、当時のお客さんに苦労をして開業したこのお店をとおして、先代に幸せになってほしいという思いから「ハッピー食堂」にしては?とすすめられたことが由来です。
ハッピー食堂 中央通り店のメニュー
ハッピー食堂 中央通り店は、うどん、そば、ラーメン、カレー、定食、丼物、一品料理まで、とても豊富なメニューでお客さんをもてなしています。
どのメニューも美味しくて人気がありますが、その中から、店主がおすすめするハッピー食堂といえばコレ!というメニューを紹介していきます。
うま味が凝縮されたチャーシュー丼
「ハッピー食堂といえば、やっぱりチャーシュー丼ですかね。」と店主の池田さんが話してくれました。
ご覧くださいこのボリューム。そして、白米とチャーシューの上に、半熟の目玉焼きが贅沢に2個も乗っかっています。
半熟の目玉焼きに触れると、中から熱々の黄身が流れ出てきます。そして、それを迎えるのは、チャーシューの煮汁!醤油、にんにく、生姜、ネギ、酒などとチャーシューのうま味が凝縮された煮汁が黄身と混ざり合うことで最高のタレが完成します。
そして、目玉焼きの下には、角切りのチャーシューがボリューミーに盛り付けられています。チャーシューは90分間じっくりと煮込まれているため、味がしっかりとしみ込んでいて、タレとの相性もばっちり。白米がとても進みます。食べ終えた後の満足感たるや最高です!あまりのボリュームに、女性はご飯少な目で注文する方もいるそうです。
モチモチ食感の焼きそば
チャーシュー丼にならびハッピー食堂の代名詞になっているのが焼きそばです。
ハッピー食堂の焼きそばの特徴は麺にあります。なんと、中華そばの麺を使用しているんです。
麺は一度茹でてから炒めているので、とてもモチモチしています。一度口にするとやみつきになる食感で、胃にも優しい感じがします。具はハムとキャベツだけとシンプルですが、ソースが麺と具によくしみ込んでいて、とても優しい味わい。ボリュームは多いですが、食感と味を楽しみながら、あっという間に完食することができました。
ハッピー食堂の焼きそばは、先代が終戦後間もなく横浜帰りのご近所さんから焼きそばなるものが流行っているという話しを聞き、見よう見まねで作ったのが始まりです。
当時は焼きそば用の麺がなかったことから、中華そばの麺を代用。豚肉も希少だったのでハムを使用しました。それにより誕生したハッピー食堂のオリジナル焼きそばはファンを生み、店主の池田さんはその味を今も守り続けています。
店内の様子
ハッピー食堂 中央通り店の座席数は40席ほど。
昔懐かしい雰囲気の店内はとても落ち着きます。
富山も昔ながらの食堂がどんどん減ってきているので、逆に新鮮にも感じます。
ハッピー食堂 中央通り店の駐車場
ハッピー食堂 中央通り店は中心市街地にありながら駐車場が5台分あります。
ここ以外にも駐車場があるようなので、満車の場合は店員さんにお問い合わせください。
先代からの味を守り抜くハッピー食堂の店主
かつてハッピー食堂は、先代と池田さんが切り盛りする中央通り店と、池田さんの旦那さんが運営する桜町店の2店舗がありました。桜町店は惜しまれつつも数年前に閉店。今は池田さんが先代から引き継いだ味を中央通り店で守り抜いています。
こんなに長い間、お店を続けて来られたのは支えてくれるお客様がいたから。これからも、お客様がお腹いっぱいになって、ハッピーになってもらえるよう頑張って行きたいと語ってくださいました。
皆さんも昔懐かしく、ほっこりとする食堂のメニューを味わいに、ハッピー食堂 中央通り店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
店名 | ハッピー食堂 中央通り店 |
住所 | 富山県富山市中央通り2-3-27 |
営業時間 | 10:00~19:00 ※火曜14:30まで |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | 5台 |
問合せ先 | 076-424-8263 |
決済方法 | 現金、paypay、d払い、メルペイ |