クレープといえばお祭りやイベントなどの時にしか買えない特別感がありませんでしたか?近年富山では個性豊かなクレープ店が続々とオープンしています。富山でもクレープが身近になりましたね。
ふわふわクリームでデコレーションされたデザートクレープやサラダにお肉を盛り付けたお食事クレープなどクレープのバリエーションは様々。今回は富山に新しくオープンしたクレープ店や地域に密着した昔ながらのクレープ店をご紹介します。
富山でおすすめのクレープ5選
Re.berty (リバティー)
富山市東町、国道41号線から1本街中に入ったところにレンガ調のかわいい外観が目印の「Re.berty(リバティー)」があります。2022年10月にオープンした新しいお店です。
店内は木の温かみのある落ち着いた空間。小さいお子様用の椅子が用意されているので、子供連れでも気軽に訪れることができます。
Re.bertyのクレープの特徴はなんといってもパリパリ食感!オーナーの輪島エミコさんが大好きなパリパリ食感になるようにこだわっているそう。
パリパリの秘訣はお店でブレンドした自家製クレープ生地をじっくり焼いて水分を飛ばし表面をカリッさせることだそうです。焼けた生地に直接バターをたっぷり染み込ませグラニュー糖を振ることでさらにパリパリ感が引き立ちます。
エミコさんオススメの「シュガーバターホイップ」
バターのクリーミーな風味とパリッとした食感がたまらないおいしさ。砂糖の溶け加減もちょうどよくザクザクと食べられます。買ってすぐ食べられる方にはクレープの中にコーンフレークをトッピングしてくれるそうです。パフェのように色んな食感が楽しめるのもエミコさんのこだわりです。
※一部メニューは相性によりコーンフレークがトッピングされないものもあります。
またサクサク食感のクレープはクリーム系だけではなくお食事系でも!
生姜焼きをサニーレタスで包んだクレープ。パリっと食感と総菜が相性抜群。フードクレープはお持ち帰りもすぐ食べる人にもフライドオニオンをトッピングしてもらえます。パリパリザクザクが最後まで楽しめるクレープ、美味しかったです。
子供の頃からクレープ屋さんになりたいという夢を持っていたエミコさん。
高校卒業を控えた娘さんの進路を決める際、エミコさんが「やりたいことやればいいんだよ」とアドバイスしたところ「お母さんは私を早くに生んでやりたいことできたんけ?」と娘さんに言われたことがきっかけで母の背中を見せるため夢を実現させました。
子供たちが気軽に来れる場所になればと200円台で買える小さいミニクレープ「ミレープ」もあります。さあ富山東にお住まいの子供たち~!お小遣いをもって今すぐRe.bertyに集まれ~~~!もちろん大人も買えます!さあ家族でお出かけだ!
店名 | Re.berty(リバティー) |
住所 | 富山県富山市東町2丁目4-5 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/re.berty/ |
問い合わせ先 | イスタグラム参照 |
営業時間 | 11:00~17:00(生地がなくなり次第終了) |
定休日 | 不定休(インスタグラム参照) |
駐車場 | 4台(詳細はインスタグラムにてご確認ください) |
決済方法 | 現金、クレジットカード(VISA、マスター、アメックス、JCB)、電子マネー(iD、QUICPay、ApplePay)、QRコード決済(PayPay、楽天Pay、d払い、auPAY) |
DUCK(ダック)北の森店
ショッピングタウン北の森にDUCK北の森店があります。筆者であるTKGが富山市岩瀬地区に住む先輩にオススメしてもらった、地元の人なら誰もが知る、長年愛され続けているお店です。来年40周年をむかえるそうです。(2024年12月現在)
ダックで一番人気のクレープはクリームチョコバナナ。たっぷりの生クリームとチョコソースにバナナを一本使ったクレープの大定番。一口たべるとずっしりとした食べ応え。もっちり食感の生地にチョコとクリーム、バナナの甘みが口の中に広がり至福の一口。クレープを全部食べるとお腹がいっぱいになるボリュームでした。
メニューは生クリームやチョコソースにフルーツを組み合わせた王道クレープが名を連ねています。その中にとっても気になるクレープを発見。
その名もクリームレインボー。一体何がレインボーなのか・・・!?さっそく注文すると、
レインボーの正体はカラフルなチョコレート。昔からあるメニューの一つで子供の時に食べていた子が大人になって自分の子供と一緒に食べにくるそうですよ。
DUCK先代泰子さんは御年81歳。DUCK創業からおよそ40年、人生の半分をDUCKと過ごしてきました。泰子さんは富山駅前の地下にあったクレープ屋で勉強しDUCKでクレープを始めました。当時富山ではクレープは珍しく大盛況だったそうです。
こちらも創業当時から根強い人気のあるフライドポテト。
粉末状にしたジャガイモの粉を水で溶いて専用の機械で形成して作ります。そのため冷凍ポテトとは違い外はカリっ、中はモチっとした食感に。揚げたてはジャガイモなのに食感が軽くて驚きました。ぜひ一度お試しあれ。
店名 | DUCK北の森店 |
住所 | 富山県富山市森3丁目2-11 |
公式Instagram | なし |
問い合わせ先 | 076-437-8860 |
営業時間 | 月~金 10:00~19:00(LO18:30) 土日 9:00~19:00(LO18:30) |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | あり |
決済方法 | 現金のみ |
crepe mikazuki
お店の一番目立つ所にある、店主の直筆「生地が命」と掲げた書は移転してきた店舗でも健在です。店主の思いがこもったこの書を見るために書道の先生が訪れたことがあるほどだとか!
メニューは生クリーム、カスタード、Wクリームをベースに、いちごのコンフィ、バナナ、みかん、ブルーベリーから選べます。きなこや白玉チョコソースなど和洋様々なトッピングも豊富にそろっています。
「生地が命」と掲げるmikazukiの魂でもある生地はクレープミックスを一切使わない完全独自配合。厚みのあるもっちり食感が特徴です。
クレープ店をやるんだと決めてから色んなクレープを食べて試作しデータ化。焼き道具までこだわり、食感を追及しているため作り置きをせず注文が入ってから作ります。
ぴしっと身なりが整ったクレープはタキシードで正装をしてきたかのような装い。キラキラのフルーツがエレガントで美しい。店主手作りの星の飾りがmikazukiのクレープらしさを演出しています。
「人前に出るときにちゃんと身だしなみを整えるのと同じです。ただ生クリームを包むだけではダメなんです。」という徹底ぶり。
生地の重なり合った食べ応え、クリームやフルーツの配置などすべて計算されているので最後までバランスよく食べられます。また小さめサイズもあります。
通常サイズの2回りほど小さいサイズになっています。ですが生地のもっちり感とたっぷり入ったクリームとフルーツで食べ応えは抜群です。価格は通常サイズの価格から50円引いた金額で購入することができます。
クールでシックな雰囲気の店内にはカウンター席が用意されています。デートやおでかけなど様々なシーンでクレープを楽しむことができます。モチモチ食感のクレープは富山県内オンリーワン!一つ一つ心がこもった渾身作をぜひご堪能ください。
店名 | crepe mikazuki |
住所 | 富山県富山市大町14-1 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/mikazuki0528/ |
営業時間 | 開店 12:00頃 閉店 19:00頃 ※営業日・時間に変更がある場合があります。Google検索で「mikazuki」と検索すると最新の情報が更新されています。 mikazukiのGoogle検索ページはこちら↓https://g.co/kgs/mvJrcm5 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり(共同駐車スペース) |
決済方法 | 現金のみ |
クレープのお店nicottosan
nicottosanは奥田小学校のすぐそば、久方ビルの1階にあります。もともとは水橋でお店を出していましたが縁があり、2021年に富山市久方町にお引越ししました。nicottosanの店主マリさんとmikazukiの店主さんは実の姉妹なんです。
姉妹のクレープに対する思いは同じですがクレープの個性は違います。nicottosanのクレープメニューは写真に収まりきらないほど種類が豊富。壁一面のメニューを見るだけでもワクワクします。どれにしようか迷ってしまいますね。
生クリーム、カスタード、ダブルクリームがベースになっています。バナナやみかんなどのフルーツのクレープに、ミックスナッツやチョコフレークのクレープもあります。さらにトッピングも追加でき、ソースにフルーツ、白玉など組み合わせはたくさん!メニューになっているのを数えるとおよそ200種類はあるそう。
とにかく生地が大好きなマリさん。子供のころからお菓子作りが好きで毎日のようにお菓子を作っていました。初めて食べたクレープがとてもおいしく衝撃的でクレープの虜になったそうです。
生地の配合はグラム単位で調整し納得のいくものに仕上げています。「生地だけでも美味しいけどそれは裸で嫁に出すようなもの。だから恥ずかしくないようにきちんとお化粧しておめかししてクレープをお出しするんです」とマリさん。
お嫁に来たクレープと対面すれば心がトキメクこと間違いなし。美しいビジュアルは食べ物を通り越して芸術作品です。一口食べれば、モチっとした食感でしっとりなめらか。クリームやフルーツの邪魔をせず全部が一つにまとまって口の中で溶けていきます。
またお食事クレープはデザートクレープとは違う生地になっています。程よい厚みで甘くなく香ばしい味わいに仕上がり、生やさいとの相性が抜群です。あっさりとしているのでバクバク食べ進めることができます。最後の一口までにっこり、にこっとさんになれます。
店内にはテーブル席やこどものおもちゃなどがあるので気軽に待ち時間を過ごすことができますよ。
nicottosanの店主マリさんとmikazuki店主さんは実の姉妹。お互いお店を始めて8年ほど経ちますが二人の会話はいつもクレープの話ばかりだそうです。富山のクレープ二大巨頭、クレープ大好き姉妹の味をぜひ堪能してみてください。
店名 | クレープのお店nicottosan |
住所 | 富山県富山市久方町8-43久方ビル1F |
公式Instagram | https://www.instagram.com/nicottosan2510/ |
営業時間 | 開店:12~13時頃 閉店:17時頃 ※営業日・時間に変更がある場合があります。Google検索で「にこっとさん」と検索すると最新の情報が更新されています。 にこっとさんのGoogle検索ページはこちら↓https://g.co/kgs/dZdw82R |
定休日 | 月曜(その他不定休あり) |
駐車場 | 5台(共同スペースのため㉑~㉖番に駐車してください) |
決済方法 | 現金のみ |
CHILL OUT&ソフトクリーム畑 イータウン大島店
CHILL OUT&ソフトクリーム畑は富山県内に3店舗展開するカフェです。今回は射水市本開発の商業エリア「イータウン」にある「CHILL OUT&ソフトクリーム畑イータウン大島店」さんをご紹介します。
店内は太陽の光が気持ちいい開放的な空間。テーブル席が用意されているのでゆったりくつろぐことができます。
クレープの種類は季節限定の商品を含めると40種類ほど。ソフトクリームは30種類ほどあります。地産地消を目指したスイーツ作りを心がけており、クレープ生地には富山県黒部産の米粉を使用するなどしています。
自家製のカスタード&ホイップ、キャラメルソースを使用。
お店自慢のアイスもトッピングされた人気のクレープです。生地には黒部市の米粉を使っているのでお米ならではのモチモチ食感になっています。
こちらは季節限定の苺のクレープ。自家製カスタード&ホイップに贅沢に生イチゴをトッピング。どこを食べても口の中に大きめにカットされたイチゴが食べられるので幸せな気分になれます。イチゴやブルーベリーの自家製イチゴソースも甘酸っぱくてクリームと相性抜群です。
CHILL OUTといえばやっぱりソフトクリーム。高岡市にある牧場「Clover Farm」さんから搾りたての新鮮な低温殺菌ノンホモ生乳を直送して作ったソフトクリームで、ソフトクリームマシンのフェラーリと称されるイタリアのカルピジャーニ製マシンで仕上げているため、他にはない軽くてふわふわとした食感が堪能できます。余計な味付けはしていないので生乳の素材本来の味を楽しめます。
こちらはイータウン大島店限定メニューです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
店名 | CHILL OUT&ソフトクリーム畑 イータウン大島店 |
住所 | 富山県射水市本開発198 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/softcream_batake/ |
問い合わせ先 | 0766-54-0602 |
営業時間 | 平日 12:00~18:00 土日祝 11:00~18:00 |
定休日 | 火曜(季節により営業時間、定休日が変更する場合があります) |
駐車場 | あり(共同スペース) |
決済方法 | 現金、PayPay |
富山のクレープはおいしい!
今回は富山でおすすめのクレープ店を5店舗紹介しました。どのお店も個性あふれる素敵なお店ばかりでした。この記事を参考にぜひ富山でクレープ店巡りを楽しんでみてください。