「豆こ食堂とおやつ やむなし」とは?
「豆こ食堂とおやつ やむなし」は富山市大泉町にある、からだにやさしいごはんやスイーツ、ドリンクを提供しているお店です。
「子ども食堂を定期的に開催できる飲食店を、モデル化したい」という思いで2019年にオープン。自分のために、家族のために毎日ご飯をつくるって大変。ご飯をつくる時間を、子どもと過ごす時間や自分自身を労わる時間にしてほしいと、現在は年に3回「(豆)こども食堂」を実施しています。
豆こ食堂オープン前、ここは「豆古書店」という親子で絵本を楽しむことができるカフェでした。たくさんの親子に愛されてきたお店の思いを引き継ぎ、店名に「豆こ」をつけました。
そんな「豆こ食堂とおやつ やむなし」で楽しめる、メニューを紹介します。
からだにやさしいメニュー
すっきり食べたい・整えたい方に「やさいごはん」
大きなおにぎり型のお皿で提供される「野菜ごはん」は、9種類のおかずと、玄米、お味噌汁、ドリンクがセットになったメニューです。家で何種類もおかずを作るのは大変なので、お店でたくさんおかずの種類があると、嬉しくてわくわくします。しかも、からだにやさしいなんて!
玄米は土鍋で90分かけて炊いています。「30回以上噛んでみて」と言われ食べてみると、最初は感じなかった甘みを感じました。よく噛むことは健康にもつながりますね。いつもよく噛まずに食べていることに気づかされました。
玄米の横に並ぶ自家製のぬか漬け、発酵野菜、昆布の佃煮の3品は、からだの調子を整える基本食と呼ばれるもの。昔の人はこの基本食を食べることで、不調になりにくかったそうです。
そして目を引くのが、真ん中「ひよこ豆のハンバーグ」です。つぶらな瞳と、ぷくっとしたコーンの口がとても可愛らしく、ちょっと食べるのがもったいない。ホクホクとした食感でやさしい味わいでした。
その他、季節の野菜を使ったおかずや2種類の味噌を混ぜ合わせたお味噌汁など、メニューの詳細は手書きの表をぜひじっくり読んでみてください。気になることは、スタッフさんに聞くと丁寧に説明してくださいますよ。
「やさいごはん」は動物性のものを一切使用しておらず、ビーガンの方も楽しむことができます。もちろん、「健康に気をつかえていないわ…」という人にも楽しんでもらいたいメニューです。むしろ、豆こ食堂はそんな人たちの選択肢を広げるお手伝いをしてくれる場所なんです。
スイーツやドリンクも
スイーツやドリンクメニューも豊富です。「本日のあまいもの」は店内の黒板で確認してくださいね。
実は取材前から何度かプライベートで訪れているのですが、「最近体の不調が…」と話したときにスタッフの方が「酵素ドリンク」を勧めてくださいました。想像していたよりも飲みやすく、とても美味しかったです。
店内の様子
店内に入ると、右側にテーブル席、左側に本棚があります。
「やさいごはん」で使われていたおにぎりのお皿や、お店で使用している調味料なども販売しています。ご飯やスイーツが運ばれてくるのを待つ間、ぜひ見てみてください。
キッズスペースもあります。壁の大きな木には、お店を訪れた人たちがつくった折り紙の花がたくさん咲いていました。
地域の人にやさしく寄り添う「豆こ食堂」
東京のホテルで料理の修行をした飯沼さん。「豆こ食堂で食事をすることでできた時間や心の余裕が、また別の人の余裕になって循環していく。その循環のきっかけ、お手伝いができるお店でありたい」と話してくださいました。
お店に並んだ本の中からおすすめしていただいた「どうぞのいす」。誰かの優しさを受け取った動物たちが、また別の動物へ自分の優しさを与えていく、優しさが連鎖するストーリーです。「豆こ食堂とおやつ やむなし」そのものだと思いました。
皆さんもぜひ、豆こ食堂でからだにやさしいごはんと、ゆったりとした時間をどうぞ。
店名 | 豆こ食堂とおやつ やむなし |
住所 | 富山県富山市大泉町1丁目7-14 |
公式サイト | https://oyasai8674.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/mameko_yamunashi/ |
営業時間 | 【喫茶】 10:30~21:30 【ごはん】 平日 12:00~ (L.O.19:00) 土日祝 11:30~ (L.O.19:00) |
定休日 | 月曜日、火曜日 |
駐車場 | あり |
問合せ先 | 0764-13-2264 |
決済方法 | 現金、PayPay |