楊記食堂(やんきしょくどう)とは?

中国西安出身の楊さん夫婦が営む、本場の味を楽しめる中華料理店「楊記食堂」。富山大学五福キャンパスの近くに、2024年5月にオープンしました。安くておなかいっぱいになれるコスパ最強のお店です。
楊さんは日本語が得意ではないため、お客さんと翻訳アプリを通じてお話しします。


食券を買って注文するスタイルで、券売機は日本語で書いてあるので、中国語が全くわからなくても安心して注文できます。
楊記食堂では麺類や餃子、小籠包、麻辣湯などがあり、ほとんどが1,000円以下で食べることができるんです!
楊記食堂のおすすめなメニュー
一口サイズが可愛いニラ餃子

メニューは見たことのない中華料理ばかりで、どんな料理なんだろうとワクワク。今回は、ニラ焼き餃子と肉夾モーを注文しました。
焼き餃子と水餃子がある中で、ニラ焼き餃子を注文。皮はもちっとしていて、焼き目はパリッとしています。一口で食べられるサイズですが、1人前を注文すると20個も出てきました!

餃子の中の具材はニラと豚肉でシンプル。味がしっかりしているので、ご飯も一緒に注文するのがおすすめです。
餃子を頼むと、スープと餃子のピリ辛ダレがついてきます。スープは豚骨の味であっさり。ネギと海苔が入っていました。なみなみと入っているのでおなかいっぱいになります。

たれは醤油ベースでスパイスがたっぷり!ピリ辛で味変しながら楽しめます。私はピリ辛タレにつけたほうが好みでした。辛いのが得意な方はぜひつけて食べてみてください。

中国のファストフード肉夾モー

中国のハンバーガー「肉夾モー(ろーじゃーもー)」を初めて食べました。肉夾モーとは、煮込んだお肉を蒸したパンで挟んだもので、西安の食文化を代表する料理なんだそう。
ピーマンは有り無しが選べて、今回は有りで注文しました。こちらも注文するとスープがついてきます。白いパンは外はパリッとしていて中はふわふわ。たっぷり入った鶏肉の肉汁がパンにしみていました。

全体的に優しい味付けで、お肉を煮込むときに使われているシナモンの香りが鼻に抜けます。今まで食べたことのない、新感覚の味でした!
パンの小麦の甘さと、肉の塩味がとてもマッチしていました。
楊さんは中国でも肉夾モーのお店を経営しているそうです。富山にいながら、中国西安の本場の味を楽しむことができるのはとてもうれしいです。
楊記食堂に来たら本場の肉夾モーをぜひ試してみてください!
中国に旅行している気分になれる店内
楊記食堂の店内のテレビでは中国のドラマが流れていたり、中国語のチラシがあったりと、中国をたくさん感じられます。店内では楊さん夫婦が話す中国語が聞こえてくるので、本当に中国にいるような気分になれました!
壁には店長の楊さんと奥さんの写真が飾られていたり、趣味のサイクリングの写真が飾られていました。

テーブル席のほかに座敷もあります。

天井には、中国語や日本語で書かれたメニュー表のようなものがずらり!

楊記食堂には、今流行りの麻辣湯もあります。好きな具材を選ぶスタイルで100g380円です。肉や野菜、練り物などたくさんの種類がありました。

また、席から見えるカウンターには蒸し器が置いてあり、料理が蒸されているところを見ることができます。今回注文した肉夾モーも、目の前で湯気をあげながら蒸されていました!
本物の西安料理を富山で
楊記食堂の店長楊さんの趣味はサイクリング。大阪から自転車で旅をしている時に富山を通り、富山の自然環境や人文環境に感動してお店を開こうと思ったそうです。
楊さんの出身地である西安の郷土料理を富山で楽しんでほしいという想いもあり、富山に移り住み、楊記食堂をオープンしました。

お店には中国のお客さんも多く、楊さんがお客さんと楽しそうに話す姿も観られました。毎日いろいろな人と接することが楽しいと話していました。
会社の昼休憩に食べに来ている人や学生など、平日でも満席になるほど人気!麺は大盛無料なので、注文する人が多くみられました。
楊記食堂では、お昼からアルコールも提供しているので、昼飲みも楽しむことができます。
楊さんはお店を出るときに「謝謝」と笑顔で挨拶してくれました。翻訳アプリでたくさんお話しすることができて楽しかったです!
楊記食堂は中国語が話せなくても楽しめる、とても素敵なお店なのでぜひ行ってみてください!
| 店名 | 楊記食堂 |
| 住所 | 富山県富山市五福3734-3 |
| 公式サイト | なし |
| 公式Instagram | なし |
| 営業時間 | 11:00~22:00 |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | あり |
| 問合せ先 | 076-411-5163 |
| 予約可否 | 可 |
| 決済方法 | 現金のみ |
| 座席数 | 21席、座敷席2つ |