魚津しんきろうマラソンは、毎年4,000〜6,000人ほどが参加している、富山の大規模なマラソン大会です。本記事では、魚津しんきろうマラソンの特徴や各コース種目について紹介します。魚津しんきろうマラソンや、マラソンに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
魚津しんきろうマラソンとは?

魚津しんきろうマラソンは、富山県魚津市で毎年4月の第4日曜日に開催される市民マラソン大会です。
1981年に「健康魚津蜃気楼ロードレース大会」として始まり、1991年からは「しんきろうロードレース大会」、1995年からは現在の「魚津しんきろうマラソン」という名称で親しまれています。
魚津しんきろうマラソンは、2024年の参加者数は4,274人で、毎年4,000〜6,000人ほどがエントリーしている大規模なマラソン大会です。
魚津しんきろうマラソンの主な特徴
魚津しんきろうマラソンには、古くから愛されているマラソン大会ならではの特徴があります。中でも代表的な特徴を3つ紹介します。
特徴1.日本陸連公認のコース
「日本陸連公認コース」とは、日本陸上競技連盟(JAAF)が定める厳しい基準をクリアした、距離の正確性が保証されているコースのことを指します。
非公認のコースで日本記録を超えるタイムを出しても正式な記録として認められない一方、日本陸連公認コースを完走することで、正式な公認記録として認められます。ただし、記録の公認は日本陸連登録者に限るため、注意が必要です。
魚津しんきろうマラソンのコースは、「距離の正確性」「直線距離の制限」「標高差の制限」という、日本陸連公認コースの厳しい条件をすべてクリアしているのが特徴です。自己ベストを目指したい方には、魚津しんきろうマラソンのような日本陸連公認コースで、記録を残しましょう。
特徴2.豊富なマラソン種目から選べる
魚津しんきろうマラソンは種目が豊富なのも特徴です。
魚津しんきろうマラソンでは「ハーフマラソンの部」「2kmの部」「2kmジョギングの部」「5kmの部」「10kmの部」「6km車いすの部」の6種目があります。マラソン初心者や、自己ベストを目指したい上級者など、参加者のレベル・目的に合わせて種目を選べます。
また、コースは富山湾沿いを走るフラットなルートであるため、自然の景観を楽しみながら走れるのも魅力です。
特徴3.参加賞が盛りだくさん

魚津しんきろうマラソンでは、参加者全員がもらえる参加賞として、魚津市イメージキャラクター「ミラたん」のTシャツ(白/紺) または スポーツタオルのいずれかを選べます。
どちらのグッズも、魚津しんきろうマラソンの文字と可愛らしいミラたんがデザインされており、マラソンの記念に残ること間違いなしです。
Tシャツのサイズは、140・150・SS(身長目安157~163㎝)・S(身長目安162~168㎝)・M(身長目安167~173㎝)・L(身長目安172~178㎝)・O(身長目安177~183㎝)の7種類から選べるため、子どもから大人まで自分にぴったりのサイズが見つかります。
ほかにも、特典として参加者全員に水族館、埋没林博物館の入館割引券、観覧車の無料招待券や入浴、お買物割引券などがもらえます。マラソンの後は温泉で疲れた体を癒し、ご褒美としてお買い物するのも良いでしょう。(2025年 特典内容:https://www.uozu-shinkirou-marathon.jp/サービスチケット/)
参加賞のほかにも、エントリー時の事前申込制で「大会限定ビブホルダー(針を使用しない安全なゼッケン留め)」も購入できます。また、各種目の完走者にはWEB上で完走証が発行されるほか、ハーフマラソンでは、大会新記録を樹立した男女年齢別11部門の1位のランナーに特別賞が贈られるところも特徴です。
魚津しんきろうマラソンのコース紹介
魚津しんきろうマラソンでは、「ハーフマラソンの部」「2kmの部」「2kmジョギングの部」「5kmの部」「10kmの部」「6km車いすの部」の6種目があります。それぞれのコースと特徴について紹介します。
ハーフマラソンの部

スタート地点から富山湾沿いを北上する、まっすぐなルートが特徴です。魚津市の美しい海岸線を横目に走ります。
ハーフマラソンの部は「しんきろうロード」を駆け抜けるコースで、海と立山連峰の絶景が楽しめます。若干のアップダウンはあるものの、都市型マラソンのような大きな坂はなく、比較的スムーズに走れるコースです。
スタートから6.9km進んだところにある第1折り返し地点を過ぎてからは、行きと同じくしんきろうロードを通ってゴールに向かうシンプルなルートです。そして、富山の名所であるミラージュランドや魚津水族館付近の17.6km地点で、2回目の折り返しがあります。
潮風を感じながら春の富山を満喫でき、初心者でも楽しめるルートといえるでしょう。
2km・2kmジョギングの部・5kmの部

ありそドームをスタートし、魚津駅・新魚津駅を通ってまっすぐ進むシンプルなコースです。
2kmの部(中学生以上対象)・2kmジョギングの部は旧線路で折り返し、5kmの部(小学4〜6年生対象)は2.53km地点にある角川橋で折り返します。どちらも富山の街並みを見ながら走れて、マラソン初心者や、久しぶりに走る人でも参加しやすいです。
2kmジョギングの部はタイム計測がないため、親子や友達と気軽に楽しめるのも魅力です。5kmの部は、初心者はもちろん、タイムを意識したいランナーにも最適の種目です。富山の街を眺めながら、自分のペースで楽しめます。
10kmの部

スタート地点を出発し、「ハーフマラソンの部」と同じく富山湾を望めるしんきろうロードを走るルートです。
健康管理や体力維持を目的としたマラソンは3〜5kmの距離がおすすめといわれているため、このコースはマラソン初心者のステップアップに最適なコースといえるでしょう。折り返し地点は、1.45km地点と6.5km地点に2回設けられています。
比較的平坦な道のため走りやすく、自己ベストを更新したい方にも向いています。
6km車いすの部

車いすランナー専用のコースです。ありそドーム前をスタートし、しんきろうロードを3.1km進んで折り返します。
比較的平坦な道が続き、安全に走れるルート設計です。参加対象は15歳以上で、先着25名が参加できます。美しい海岸線と春の風を感じながら走れる快適なレース環境が整っています。
距離的にも難易度は高くないため、マラソンに興味があるけれど今まで勇気がなかった方もチャレンジしやすいコースといえるでしょう。
【2025年】魚津しんきろうマラソン開催情報

2025年の魚津しんきろうマラソンは、4月27日(日)に開催されます。
大会当日は「新川文化ホール」より大会会場の近くまでシャトルバスが運行されます。(行きは7:00~10:00、帰りは10:30〜14:30)
その他詳細については、魚津しんきろうマラソンの公式サイトをチェックしてみてください。
【魚津しんきろうマラソン公式サイト】
富山の自然を感じられる魚津しんきろうマラソン
魚津しんきろうマラソンは、初心者からベテランのランナーまで幅広く参加できるマラソン大会です。
海沿いの開放的なコースを走りながら富山の美しい景色を楽しめる、魚津しんきろうマラソンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
住所 | ありそドーム 富山県魚津市北鬼江2898-3 |
開催時期 | 2025年4月27日(日) 雨天決行 ※毎年4月第4日曜日 |
アクセス | 【車】 北陸自動車道「魚津IC」から約12分 ※第一・第二駐車場からシャトルバス運行 【電車】 あいの風とやま鉄道「魚津駅」・富山地方鉄道「新魚津駅から徒歩7分 |
公式サイト | https://www.uozu-shinkirou-marathon.jp/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/miratan_uozu/ (ミラたん公式アカウント) |
料金(2025年開催時点) | 【ハーフマラソンの部(高校生を除く)】 6,000円 【10kmの部(高校生以上)】 一般5,000円高校生2,500円 【5kmの部(中学生以上)】 一般4,000円高校生2,500円中学生2,000円 【2kmの部(小学4年~6年)】 1,500円 【2kmジョギングの部】 一般4,000円高校生2,500円中学生2,000円小学生1,500円 【6km車いすの部】 4,000円 |
問合せ先 | 0765-23-6550 (魚津しんきろうマラソン事務局) |
駐車場 | 会場(ありそドーム)周辺 |