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防災テントは必要?選び方・おすすめの防災テント6選

災害時に防災テントはなぜ必要で、どのように選べば良いのか、使用人数別におすすめの防災テントを6つ紹介します。災害時に避難する際、持っておきたい防災テント。しかし、災害時に運び難い重さや大きさ、必要な時に設営ができないなど活用できないことがあります。災害時に有効に使える、自分に合った防災テントを準備する参考にしてください。

防災テントは必要?

防災テントはなぜ必要なのでしょうか。想定して備えられる、防災テントを用意しておくべき理由をお伝えします。

プライバシーの保護

災害が発生したときは集団で体育館や公民館などの公共施設へ避難し、共同生活を送ります。避難生活は長期になる場合もあるため、人の目を気にしながらの生活は非常にストレスになります。そんなとき防災テントがあれば着替えや、寝泊まりするにも人目を気にせずストレスを軽減できます。

避難場所の不足

東京を中心に、人口密集地では避難所不足が叫ばれています。そこで防災テントを用意しておけば、避難場所の確保に役立てられます。避難場所に入れなくても自宅の庭や公園など、安全が確保できる場所にテントを設置することで避難場所を確保できるのです。

エコノミークラス症候群の防止

避難場所に入れなかった際に車内などの狭いスペースで生活していると、エコノミークラス症候群を引き起こす恐れがあります。エコノミークラス症候群とは、十分に食事や水分を取らない状態で狭い空間で長時間動かないと血行不良を起こしてしまい、その結果血栓が血管を流れ肺に詰まり肺塞栓などを誘発する恐れのある病気です。

予防のためにもゆったりとした服装で軽い体操やストレッチをしたり、眠るときは足を上げたりする必要があります。防災テントがあれば寝るのに必要なスペースが確保でき、病気の防止にもなるのです。

ペットと避難できる

避難所はペットとの入場が難しいケースが少なくありません。災害時に避難が必要だからといって、ペットを諦めて自分だけ避難所で避難しようと思う方は少ないでしょう。そのような場合、防災テントがあれば避難所のルールに縛られることなくペットと避難できます。

感染症拡大を防げる

避難時、警戒しないといけないのが感染症対策です。人が密集して共同生活を送る避難所では、発症した感染症が拡大しやすい環境です。そこで防災テントを活用することで外からの感染はもちろん、自分の感染症を人に移す予防にもなります。

防災テントの活用事例

防災テントはどのようなシーンで活用できるのでしょうか。いざという時のために知っておきたい活用事例を紹介します。

避難所内の個室として活用できる

避難所での生活は知らない人との共同生活が大原則となり、プライベートな空間を確保することが非常に大切です。プライベート空間の確保は着替え、洗濯物干し、おむつ交換、授乳にも便利です。そのほかにも、テントがあれば横になりたいときやくつろぎたいときなどでも人目を気にせず済みます。

屋外での避難場所として活用できる

風雨もしのげるテントは、屋内ではもちろん屋外でも使えます。避難所に入れなかったり、遠くて足を運べなかったりする際、テントを設置すれば自宅の庭などを避難場所にできます。

防災テントの選び方

防災テントを選ぶ際には、5つのポイントを押さえて自分に合っているものを準備しましょう。

設営しやすい

緊急避難時に活用したい防災テントは、短時間で簡単に設営・撤去ができるものを選ぶ必要があります。
プライベートスペースを確保するためのコンパクトなテントは、時間と労力を奪われない袋から取り出すだけで設置・撤去ができるポップアップテントがおすすめです。大きめの多目的テントは骨組みを一から組み立てない少人数で簡単に設営ができるワンタッチタイプのテントがおすすめです。

持ち運びやすい

いざという時、大きすぎたり重すぎたりするテントだと、避難所に持参することを想定した際、避難の負担になります。避難所とはいえ災害時は足場が悪い中での避難が想定されるため、なるべく負担なく持ち運べるものを選ぶようにしましょう。

保管できる

防災テントは使用頻度が低いものの、いざというときのために備えておきたい防災グッズのひとつです。そのため、必要になるそのときまで保管しやすいものを選ぶのがおすすめです。

プライバシー保護ができる

フルクローズできる防災テントであれば、プライバシー保護もできます。外に見られたくない着替えや授乳などのシーンでも、防災テントを使用すれば外部からの視線を遮断できます。

大きさ

適切な大きさのテントを選べるように、何人で使用したいのか、どのような用途で活用したいのかを明確にしておくことがおすすめです。表記されている使用人数の目安の確認はもちろん、テント内の荷物置き場なども考慮しておくと余裕のある空間づくりができます。

おすすめの1人用ワンタッチテント

おすすめの1人用のワンタッチテントを2つ紹介します。

CAPSULE TENT BR-988

引用:https://amzn.asia/d/bTaYDNN

CAPSULE TENT BR-988は、防災テント・トイレテント・着替えテントと縦置きでも横置きでも幅広い目的に合わせて使える3wayテントです。広げた際は個人空間として寝転がれるほどの十分な広さがある一方、専用の収納バッグがありコンパクトに収納できるため、持ち運びや保管にも便利です。通常のテントでは大きすぎる場合でも、1人用のカプセルテントがあれば安心ですし、連結させて広く使うことも可能です。

重量約2,150g
大きさ外寸:約215×90×90cm、内部空間:約210×85×85cm、収納時:約直径65cm
価格5,968円(税込)
詳細https://www.murauchi.com/MCJ-front-web/CoD/0000023808215/?srsltid=AfmBOopGluXX9rnu_h5NWu9xv5xxwyaMH3a0ixchSFwTYN-DXfDJZJ-z

innhom 着替えテント

引用:https://amzn.asia/d/01zO2nDQ

innhom着替えテントは軽量仕様で女性でも1人で簡単に設置できます。天井と側面に3つの小窓が設計されているため、天窓で通気性をしっかり確保しつつ周囲の様子も観察できます。テント内部にはタオルや着替えをかけられるストラップや小物を収納できるポケットがあり、非常時の着替えでプライバシーを守れます。

重量2.5kg
大きさ拡大時120cm×120cm×190cm、収納時58cm×3cm×58cm
価格5,880円(税込)
詳細https://amzn.asia/d/01zO2nDQ

おすすめの2人以上用のテント

おすすめの2人以上用のテントを2つ紹介します。

災害・避難時用シェルター3~4人用

引用:https://amzn.asia/d/01M8kZ4W

3人から4人用でありながら工具不要、ワンタッチで設置できるのが魅力の災害・避難時用シェルターです。テント内は高さ175cmで大人でも立って着替えられ、開口部分も大きく開くので圧迫感を軽減できます。

重量5kg
大きさ拡大時200cm×200cm×175cm、収納時75cm×75cm
価格9,900円(税込)
詳細https://amzn.asia/d/0bo6okmx

BESTARO POPアップテント

引用:https://amzn.asia/d/00Zdscdw

BESTARO POPアップテントは優しく投げるだけでテントが設置できるので、今までテントの設置をしたことがない方でも簡単に組み立てられます。大人5人〜6人用がゆったりと寝転べる広さのため、災害時しばらくテント内で避難が必要な際にも窮屈を感じすぎずに過ごせるでしょう。

重量3.6kg
大きさ拡大時280cm×200cm×120cm、収納時90cm×5cm×90cm
価格13,880円(税込)
詳細https://amzn.asia/d/0ilog7IN

おすすめの多目的テント

おすすめの多目的テントを2つ紹介します。

サイズ展開があり多目的に使用可能「トイレ用 パーソナルテント Lタイプ」

引用:https://daianshin.com/SHOP/101917.html

トイレ用パーソナルテントは、屋外・コンクリート・床・建物内でも設営可能な自立タイプのテントです。広々とした設計で車いすの方や介助の方が一緒に中に入り、方向転換も可能です。車いす用トイレテントはもちろん、簡易ベッドを置いて臨時救護室としても使用できます。

重量9.5kg
大きさ拡大時260cm×185cm×207cm、収納時110cm×27cm×15cm
価格38,462円(税込)
詳細https://daianshin.com/SHOP/101917.html

マンホールを活用した簡易トイレ用に「ユニトイレ安心 マンホール対応セット ユニテントDX」

引用:https://daianshin.com/SHOP/101919.html

ユニトイレ安心 マンホール対応セット ユニテントDXは、災害時のトイレ対策として直径20〜60cmのマンホールを活用するためのセットです。ガイドポリは市販のゴミ袋の底を切るだけで代用でき、身近なもので常に衛生的に使えます。約2分で組み立てられる簡単設計で、いざというときでもすぐにセットできます。

重量全体7kg、マンホール調整プレート9kg
大きさ全体110cm×110cm×192cm、マンホール調整プレート90cm×90cm×2.8cm
価格47,344円(税込)
詳細https://daianshin.com/SHOP/101919.html

マイレット レスキューテントX

引用:https://daianshin.com/SHOP/101921.html

マイレットレスキューテントXは、1人でも簡単に設置できる縦型のテントです。袋から出すだけで瞬時に広がります。通気口が側面に2ヵ所、後方に1ヵ所付いているから臭いがこもりにくく、非常トイレ用の個室にもぴったりです。

重量3kg
大きさ拡大時120cm×120cm×183cm、収納時60cm×6cm
価格16,280円(税込)
詳細https://daianshin.com/SHOP/101921.html

防災テントが必要か検討し、もしもの時に備えよう

防災テントの必要性や選び方を紹介しました。災害時に少しでも安心できる手段の一つとして、まずは防災グッズにテントが必要かどうかをしっかりと検討することから始めましょう。
防災テントの必要性を感じたら、どのような用途で使用したいのかを吟味して適切なものを備えるようにしましょう。

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トイエバ編集部

トイエバ編集部

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