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【最新版】富山のコーヒー専門店といえばここ!おすすめ6選

この記事にはプロモーションが含まれます。

富山のコーヒー豆専門店の6選を紹介します。個性派揃いの店主に直接、お話を伺いました。
店の名前のエピソード、焙煎の工夫、そして溢れるコーヒー愛など情報満載。
お気に入りのコーヒー豆で淹れた珈琲は、お家でのリラックスタイムをもっと素敵な時間にしてくれますよ。

お店の味を自宅で楽しめるコーヒーが買える専門店

お店で飲むコーヒーもいいですが、自宅や職場など普段の暮らしの中で、ほっと一息つく一杯のコーヒーは至福の時間ですよね。
そこで、こだわりたいのがコーヒー豆。でも種類が多くてどうやって選んだらいいのかわからずお困りの方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、今回は富山のおすすめコーヒー豆専門店を6つ紹介していきます。
焙煎の仕方を工夫し、個性溢れる店作りをしている店主の溢れるコーヒー愛を伺いながら取材しましたよ。

Coffee Beans + Cafe MicT(ミクト)

Coffee Beans + Cafe MicT 外観

富山市荒川にある「Coffee Beans + Cafe MicT(ミクト)」は、スペシャルティコーヒーを中心にした珈琲豆販売と、バリスタの魅力を活かしたメニューが楽しめるカフェ併設店舗です。

コーヒーの香り漂う店内

代表の富川義隆さんの実家である魚津市のコーヒー豆専門店「とみかわ」の支店としてスタートしました。

「MicT」は、ちっちゃい「とみかわ」で「マイクロとみかわ」という意味だそうです。愛らしくて素敵な店の名前ですね。

世界のスペシャルティコーヒー協会が認めたコーヒー豆を中心に扱っています。

自家焙煎したシングルオリジンとブレンドがあり、それぞれ、およそ10種類ずつを揃えています。

シングルオリジンは世界各地のコーヒー豆を扱っていて、100グラム800円ぐらいから販売しています。

コーヒー初心者のお客さんにも選びやすいようにと、ブレンドの数が多いのがミクトの特徴で250グラム1500円ぐらいから販売しています。

香り重視・苦み重視・バランスが取れた味、そして、テーマを決めてコーヒー豆をブレンドしています。
モーニングブレンドって名前を見ただけで、朝一番に飲みたくなっちゃいますよね。また、季節限定のブレンドもあるので要チェックです。

MicT 一番人気のミクトブレンド

一番人気のミクトブレンド(250g1710円)は、香り重視で生まれました。エチオピアとインドネシアのコーヒー豆を使用していますが、農作物なのでいつも同じ味にはならないそうです。
しかし、富川さんは「100%同じコーヒー豆よりも変化があった方が飽きなくて面白い」と楽しそうに話します。

店内は、木のぬくもり溢れる、ほっと落ち着ける空間になっています。

カフェを併設しているのには、コーヒー豆専門店ならではの理由がありました。富川さんや店のスタッフは、お客さんの反応を聞いて、豆のポテンシャルを最大限に活かせるように焙煎や淹れ方の参考にしているそうです。

そして、「美味しい」と言ってくれたお客さんたちが、コーヒー豆を買って自宅でも楽しんでほしいからだそうです。

Coffee Beans + Cafe MicT 代表 富川義隆さん

ところで「MicT」の「T」が大文字なのは、なぜだかわかりますか。
実は、富川さんと店を協同で立ち上げた舘盛いずみさん、二人の名前の頭文字「T」を強調したそうです。

舘盛いずみさんは、ジャパンラテアートチャンピオンシップで準優勝の経歴を持つ実績の持ち主。

インスタ映え間違いなしの館盛さんが描くラテアート。

飲むのがもったいない気もしますが、冷めないうちにお召し上がりくださいね。

ドリップバックのコーナーも充実していますよ。定番のミクトブレンドやコンテストに入賞した貴重なコーヒー豆で焙煎したものもあります。

富山のコーヒーファンがもっと増えてほしいという、Cafe MicT 代表 富川さん

スタッフには『お客さん一人一人の専属コーヒーソムリエになってほしい』とよく言っています。お客さんの好みを覚え、信頼され任せてもらえる店を心がけています。
飲み方については決して押しつけたくはありません。コーヒー豆を焙煎して仕上げるまでが自分たちの仕事です。
ご自宅や職場などで、お客さんが自分好みで自由にコーヒーを楽しんでもらえたら嬉しいです。
   ー Cafe MicT 代表 富川さん

店名Coffee Beans + Cafe MicT(ミクト)
ご住所〒930-0982
富山市荒川2丁目24-15
公式サイトhttps://mict-coffee.com/
お問合せ先Tel:076-482-3699
Fax:076-482-3698
営業時間10:00〜19:00
定休日不定休
駐車場・台数お店の前に3台と横に9台

くれは珈琲焙煎堂桝カフィ

【自分好みの珈琲探しをお手伝いする、自家焙煎の珈琲豆販売店】

富山市呉羽の静かな住宅街の一角にある「くれは珈琲焙煎堂桝カフィ」

木調の落ち着いた店内には焙煎したコーヒーの香りで満たされています

木のぬくもりが感じられる店内に入ると、店主の桝谷寿美さんが「今日は、どんな珈琲をお探しですか?」と優しく問いかけてくれました。

桝カフィでは30種類近くの生豆をストックし、そのうち20種類ほどを毎日のように焙煎して店頭に並べています。

カフェインレスのコーヒー豆もありますよ。

「珈琲は楽しい」をモットーに様々な銘柄をラインナップ。

試飲は、コロナ禍前には何種類も行っていましたが、現在は2種類に変更しています。
試飲が少なくなった代わりに“お家で試飲キャンペーン”として持ち帰りの試飲珈琲をプレゼントしています。200グラムまでの購入で1袋、200グラム以上だと2袋で、豆か挽いた粉かのどちらかを選べます。嬉しいサービスですね。

お試しコーヒーセット 1300円(税込)

コーヒー豆選びに迷ったら「お試しコーヒーセット」がおすすめですよ。
高額珈琲以外の焙煎してある豆の中から3銘柄(各70グラム)を選べます。

桝カフィでは「安全で質の高い生豆を仕入れる」「ハンドソーティング(手選別)の手間を惜しまない」「コーヒー豆の個性を引き出せるように丁寧に焙煎する」の、3つのことを大切にしています。 

  1. 世界各国の品質保証された生豆を仕入れている
  2. 焙煎前と焙煎後に、ハンドソーティング(手選別)で欠点豆や煎りムラをひと粒ひと粒丁寧に取り除く
  3. コーヒー豆の個性を引き出せるように小型焙煎機は少量ずつ焙煎
つやつやで綺麗なコーヒー豆を見るだけで幸せな気持ちになりますね。

 

たくさん種類があると、どのコーヒーにしようかと迷いますよね。桝カフィのホームページでは、自分好みのコーヒー豆に辿り着ける質問コーナーがあります。
「珈琲お好み診断」https://masucaffe.com/help/
自分にはどんな珈琲が向いているか迷った時には、参考にされてはいかがでしょうか。

もちろん、お店でも桝谷さんが丁寧に相談に乗っていただけますよ。
桝カフィ オリジナルギフト

桝カフィではオリジナルギフトも受け付けています。お祝い事など大切なあの人への贈り物にいかがでしょうか。用途や予算等にあわせて気軽に相談してください。

店の看板犬を務めているのが、柴犬の「さくらちゃん」です。

実は桝カフィの飼い犬ではありません。お店の常連で近所に住む飼い主の方が「さくらちゃん」と店に立ち寄ることが多いそうで、噂を聞きつけたお客さん達が「さくらちゃんに会いたい」と店に訪れることが増えたそうです。そこで、桝谷さんが「桝カフィ広報部長」をお願いしたそうです。

店主 桝谷寿美さん

【店主 桝谷寿美さんからのメッセージ】
「オリジナルブレンドは置いていないんですか?」と桝谷さんに尋ねると、「世界にはたくさんのコーヒー豆があるので、それぞれの豆本来の魅力を味わってほしい。自分好みの珈琲探しをお手伝いする、それが、くれは珈琲焙煎堂 桝カフィです」と、笑顔で応えてくれました。

店名くれは珈琲焙煎堂 桝カフィ
ご住所〒930-0138
富山市呉羽町3918-102
公式サイトhttps://masucaffe.com/
お問合せ先090-2033-0843
予約可否あり
営業時間日曜 9:00〜17:30
月・火曜 13:00〜19:30
定休日水・木・金・土曜
駐車場・台数2台
備考決済方法(現金・クレジットカード・スマートフォン決済など)

まめやコーヒー

【目指しているのは“誰が淹れてもおいしいコーヒー”】

富山市中心部の総曲輪通り商店街に店を構えるコーヒー豆専門店「まめやコーヒー」

まめやコーヒー 店主 萩原浩さん

店主の萩原浩さんが、富山市の街中に「こんな店があったらいいな」と思い、2016年に総曲輪通りに店を構えました。今ではすっかり「なくてはならない」街の顔になっていますよね。

まめやコーヒー 店内

店内に入ると、すぐに目に飛び込んできたのはズラリと並んだコーヒー豆が入った樽。その数、およそ30種類もあります。

一番人気の「まめやブレンド」

究極のブレンドと書かれたそのお味はマイルドで、萩原さんと奥さんが何度も試飲を重ねて生まれました。(200グラム 1,100円)

コーヒー豆のラインナップの中に、ちょっと変わったネーミングの豆を発見。
「立山ブレンド」や「薬師岳ブレンド」などは、登山が好きな萩原さんが、山に登ったときに感じたイメージを味に表現したそうです。

お客さんが「おいしい!」と思えるピッタリの味を目指して、日々焙煎に励む萩原さん。

スピーディーな立ち振る舞い、コーヒー豆を見つめる鋭い眼差しが印象的でした。
「酸味はちょっとだけ残して」「甘みとコクを出して」「前回より、もうちょっと苦くして」など、お客さんの細かな注文にも応えて焙煎してくれます。

萩原さんの相棒は、消煙技術を備えた小型焙煎機。その名も「まめ吉くん」

コーヒー豆に煙が付着しにくいため、最も新鮮な状態で焙煎直後から楽しめます。

直火式焙煎機ならではのハッキリとした味の輪郭。そして、コク、香りの際立つコーヒーになるのが特徴です。

3台の焙煎機を手際よく操る萩原さん。

 

その日の気温や湿度によっても焼き加減が違うそうで、豆の色や香り、豆の表面の張り具合を見ながら調整しています。
口当たりがまろやかで、雑味のないコーヒーになるように心がけて焙煎しています。

まめやコーヒーのファンは全国に広がっています。

富山を訪れた観光客が店を訪れてコーヒーを飲み、その味に魅了されることも多いそうで、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から注文が舞い込んでいます。
「オンラインショップ」https://mameya-coffee.shop-pro.jp/

店内では淹れたてのコーヒーを楽しむことができます。

萩原さんは、「コーヒーを飲まれたお客さんが思わず「美味しい」と呟く声が聞こえてくるのが最高の喜びです」と頬を緩めます。

業務用の焙煎豆・ドリップバッグも販売しているので、お気軽に尋ねてください。

やさしい笑顔が素敵な萩原さん

誰もが自由にコーヒーを楽しんで、毎日の暮らしの中に、彩りや、よろこびや、癒しなどを感じてもらいたい。だからこそ、一番新鮮な焙煎豆をお届けしたいという思いで日々精進しています。
目指しているのは「誰が淹れてもおいしいコーヒー」です。
  ーまめやコーヒー 店主 萩原さん

店名まめやコーヒー
ご住所富山市総曲輪3-2-21
公式サイトhttps://mameya.coffee/
お問合せ先TEL/FAX:076-423-1002
営業時間10:00 ~ 18:00
定休日水曜日 (不定休あり)
駐車場・台数なし
※3000円以上お買い上げで、提携駐車場2時間無料サービス券を発行。
予算(目安)焙煎豆は200g、1300円前後から販売。

Loko Kaffee (ロコ カフェー)

色合いがおしゃれなLoko Kaffe外観

射水市にあるLoko Kaffee。お洒落な外観は、もともと農機具などを保管していた車庫を改装してオープンしました。

お店のロゴデザインは、コーヒー豆をあしらったカメ。とっても可愛いですよね。

店名とロゴはハワイ好きの店主の横山佳永さんが、「ロコ」と「ウミガメ」をモチーフに考案されたそうです。

こぢんまりとした店内に入るとコーヒーのいい香りが漂ってきます。

コーヒー豆は種類が豊富で、30種類以上の質の良い豆を取り揃えています。

Loco Kaffeeメニュー(2024年1月時点)

なかには横山さんが、豆の名前に惹かれて仕入れた珍しいコーヒー豆もあるそうですよ。ちなみにケニアの「ピンクフラミンゴ」がお気に入りだとか。

コーヒー豆は200g、1500円前後で販売しています。

真剣な眼差しで焙煎の具合を確認する横山さん

もともとは、コーヒーが大好きでお店を開いた横山さん。「美味しいコーヒーをお客さんに届けたい」という思いは人一倍。飲む人の笑顔を想像して、いつも焙煎しているそうです。

Loko Kaffeeでは常に新鮮なコーヒーを楽しんでもらいたいとの思いから、注文を受けてから焙煎を行っています。

濃い目・薄め・苦味など、それぞれの好みに応じて焙煎するので、気軽に声をかけてほしいと横山さんは笑顔で話します。

ハンドピックで豆の顔を一つひとつ見ながら豆を選別する横山さん。

丁寧に焙煎をするので、焙煎時間は30分ほどかかるそうです。

このふわふわとお湯が入っていく様子が至高ですね。

店内では、お待ちいただくお客さんに試飲用のコーヒーを提供しています。

淹れたてのコーヒーを飲みながら、焙煎の様子を見るのも楽しみです。

お急ぎの場合は事前に連絡すると、来店までに焙煎をしていただけますよ。

横山さんの母 洋美さんもサポートして、母娘で店を切り盛りしています。

気軽にコーヒーを味わってほしいとドリップパックタイプも提供していますよ。

こちらにも可愛いコーヒー豆をあしらったカメさんのロゴマークが。

Loco Kaffee 店主 横山佳永さんと洋美さん

Loko Kaffeeでは、たくさんの豆の種類があるので、奥の深いコーヒーの世界を楽しんでほしいです。そして、自分好みのコーヒー豆と出会い、コーヒーファンが増えると嬉しいです。
  ー Loco Kaffee 店主 横山佳永さん

店名Loko Kaffee(ロコカフェー)
ご住所〒939-0273
富山県射水市中野520-1
公式サイトhttp://loko-kaffee.com
お問合せ先(電話)080-5647-6395
(メール)loko.kaffee@gmail.com
予約可否可(焙煎予約)
営業時間10:00〜15:00
定休日日・月
駐車場・台数3台
予算(目安)コーヒー豆は200g、1500円前後で販売

FLAT COFFEE (フラットコーヒー)

「気軽にコーヒーを飲んでほしい」

フラットコーヒーが入る「立山まちなかファーム」

自家焙煎珈琲店「フラットコーヒー」は、立山町の中心部「立山まちなかファーム」内にあり町民の憩いの場となっています。

店を経営するのは平釜真吾さんと瞳さんご夫妻です。

 

立山まちなかファーム店内の一角に構えるFLAT COFFEE

「フラットコーヒー」という名前は、「ふらっと立ち寄ってほしい」という思いと、名字の「平釜」の「平」から名付けたそうです。

店で扱うコーヒー豆は、およそ20種類。

その中から月替わりで4種類ほどを店頭に置いています。

FLAT COFFEE 一番人気のメガネブレンド

一番人気は「メガネブレンド(200g 950円)」で、平釜さんがメガネをかけていることから名付けられました。数種類のコーヒー豆をブレンドし、コクがある仕上がりになっています。

焙煎は実家の敷地内にあるコンテナで行っています。

「同じ種類の豆でも状態が違ったり、焙煎する日によって気温や湿度が違ったりする。それでも、常に一定した味を提供しないと失格だ」と真吾さんは話します。

個性を出すよりも飲みやすさを重視して、豆の持っている潜在能力を引き出すことを心がけています。

コーヒー豆は、平釜さんが「美味しいな」「面白いな」と思ったものを取り揃えていて、「あのお客さんに勧めたい」と、常連のお客さんの顔を思い浮かべて仕入れる豆もあるそうです。

店頭には置いていないコーヒー豆もあるので、平釜さんに気軽に尋ねてみては。とっておきのコーヒー豆を出してくれるかもしれませんよ。

初めて扱うコーヒー豆は、妻の瞳さんと必ず試飲しています。

二人が納得しなければ店には出さないとのことで、これまでにお蔵入りになったコーヒー豆もたくさんあるそうです。

選べる楽しさ、この瞬間も楽しいですね。

コーヒー豆は200グラム950円から販売しています。こちらの店舗以外に、スーパーマーケットのアルビス(経堂店・高原町店・羽根店・立山インター店の4店舗)でも取り扱っています。

平釜さんご夫妻こだわりのコーヒーは店内でも楽しむことができます。地元立山町の越中瀬戸焼の陶芸家、釋永陽さんのコーヒーカップで提供しています。

FLAT COFFEE 店主 平釜さん夫妻

コーヒーの敷居を下げて、皆さんにもっと気軽に楽しんでもらうために、これからも美味しいコーヒーを追求していきます。
 ー FLAT COFFEE 平釜真吾さん

店名FLAT COFFEE (フラットコーヒー)
ご住所〒939-0214
富山県中新川郡立山町五百石100-3 まちなかファーム内
公式サイトhttp://machinaka-farm.jp (まちなかファーム)
お問合せ先(電話)080-4252-7351
営業時間10:00〜15:00
定休日水・木
駐車場・台数14台(まちなかファーム駐車場)
予算(目安)コーヒー豆の予算:1000円〜2000円くらい

Good Enough Coffee Toyama(グッドイナフコーヒートヤマ)

「コーヒーで世界とつながり、世界を変える」

ログハウス調のおしゃれな外観

富山市藤木に店を構えるGood Enough Coffee Toyama。

高岡銅器着色メーカーのモメンタムファクトリーOriiが手掛けた扉が目を引きます。

コーヒー豆の種類はおよそ20種類。100グラムおよそ500円〜1000円ほどで販売しています。

Good Enough Coffee Toyama 店内

おしゃれな雰囲気の店内には、試飲用のコーヒーが入ったガラスサーバーがたくさん並んでいます。

販売しているコーヒー豆の全てを試飲することができます。お好みのコーヒーと出会えたらいいですね。

試飲用コーヒーのそれぞれに、コーヒー豆の紹介が書かれた名刺サイズの案内用紙が置かれています。

こちらは、店主の尾塩周さんの手作りで、表面にはコーヒーの味などについて、裏面にはコーヒー豆の産地や農園などの情報が書かれているのが特徴です。
コーヒーの味を楽しみながら、コーヒー豆の生産地に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

Good Enough Coffee Toyama 店主 尾塩周さん

尾塩さんは中学生のときに世界の貧困や紛争問題を知り、それらを解決するために役立つ仕事をしたいと心に決めました。
店でフェアトレードコーヒーを扱っているのも、その理由からです。

【フェアトレードコーヒーとは】
国際貿易における公益性を達成することを目的として、一定の基準に従って製造認定されたコーヒーのこと。立場の弱い開発途上国の生産者の生活水準や地位を向上させようとするもの。

店内では様々な国の フェアトレードチョコレートも販売しています。

店名にenough(十分)という言葉を用いたのは、全てが揃う店にしたかったからだそうです。手動式のコーヒーミルなどコーヒーを楽しむための道具の充実もそのひとつです。

「ピアノの調律のように、焙煎機がベストパフォーマンスを出せるようにすることが焙煎士としての自分の一番の仕事です」と話す尾塩さん。日々、豆の個性を引き出すために探求を続けています。

こんがりと焼けた香ばしいコーヒー豆。

見た目にも美味しそうですが、気温や湿度など毎日条件が変わるので、納得のいく焙煎をするのは難しいそうです。

一部商品をアウトレット品として販売

尾塩さんの理想とする基準に達していないコーヒー豆は、そのまま販売しても何ら問題はないのですが、あえてアウトレット品として格安で販売しています。「焙煎に納得出来ず」の文字から尾塩さんのプライドが感じ取れます。

「けっして味が悪いわけではありません。単に僕が納得できないだけですね。もっと良い焙煎をするために、応援してほしいとの思いで格安で販売しています。それに、お値段を安くしている分、大量に消費する方にとっては経済的に助かる場合がありますよね。需要と供給というか幅広い選択肢にもなると思います」(尾塩)

今後もコーヒーを通じて世界と関わりながら、生産者の自立をサポートしていきたい。
そして、将来的にはコーヒーだけにこだわらずに、世界に影響を与えられる様々なことにチャレンジしていきたいです。
  ー Good Enough Coffee Toyama 店主 尾塩周さん

店名Good Enough Coffee Toyama(グッドイナフコーヒートヤマ)
住所富山県富山市藤木2710
公式サイトhttps://gectoyama.com/
お問合せ先TEL: 076-492-0101
営業時間平日 11:00〜16:15
土日・祝日 11:00〜17:15
※試飲提供・テイクアウトは営業終了15分前迄となります。
定休日不定休(現在は火曜木曜)
駐車場・台数駐車場10台(店舗横)
※店内にカフェスペースはありません。
予算(目安)コーヒー豆は100グラムおよそ500円〜1000円ほどで販売

知っていますか?コーヒーの「豆」知識

その1:焙煎の違い

「浅煎り」「深煎り」という言葉を聞いたことがありますよね。
焙煎によって味が違います。みなさんのお好みはどれでしょうか。

出典:キーコーヒー公式ホームページ(https://www.keycoffee.co.jp/

さらに細かく8段階に分けられます。

出典:UCC 公式ホームページ(https://www.ucc.co.jp/index.html

その2:コーヒー豆の挽き方

コーヒー豆は細かく挽くほど、コーヒー成分が抽出されます。その結果、味が濃くなり苦味が強くなります。反対に粗く挽くほど、味は薄くなり苦味が少なくて酸味が出やすくなります。

出典:UCC 公式ホームページ(https://www.ucc.co.jp/index.html

その3:おいしいコーヒーの淹れ方のコツ(ペーパードリップの場合)

コーヒーの淹れ方ひとつで味は全く変わります。
どんな淹れ方をすればおいしく飲めるのか、コーヒーといえばUCCさんの公式サイトで紹介されている一般的なペーパードリップの淹れ方を紹介します。

ペーパードリップの道具一式(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

フィルターの折り方も大事(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

カップなどは事前に温めておきましょう(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

粉は正確に計ることが大事(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

お湯の温度も重要なポイント(沸騰したばかりのお湯はNGですよ!)(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

お湯を注ぐのは慌てずにゆっくり。豆が膨らんでいくのを見るのも楽しいですよ(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

何回かに分けて注ぎます。(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

こんなにも違うんですね。びっくりです。(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

ぜひご自宅でもお試しください(引用:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/howto-drip_01.html

その4:コーヒー豆の保存方法

コーヒーのおいしさを長持ちさせるためにはコーヒー豆の鮮度を保つことが重要です。注意することは以下の4つ。

  • 紫外線から守る
  • 酸素に触れないようにする
  • 高温を避ける
  • 多湿を避ける
開封したコーヒーは、密閉性に優れた保存容器「キャニスター」などで保存することがおすすめです。

美味しいコーヒーで今日をより豊かに。

コーヒー豆を選ぶのって意外と難しいですよね。そんなときは遠慮せず店主に質問しちゃいましょう。
今回ご紹介した店主の皆さんは気さくな人ばかり。ひとりでも多くのコーヒーファンが増えることを心から願っています。
さぁ、お気に入りのコーヒー豆を見つけに出かけましょう。
店の扉を開けると香ばしいコーヒーの香りと店主の笑顔が待っていますよ。コーヒーであなたの人生がより豊かになりますように。

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けん

けん

「見聞きして感じたことを大事にしたい」がモットーです。

富山生まれの富山育ち。長年、メディア関連の仕事に携わり県内各地を飛び回ってきました。 現場に足を運び、人と会って話をするのが大好きです。富山の魅力あふれる場所や素敵な人の情報を発信していきます。

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