KANATA WINERY(カナタ ワイナリー)とは?
魚津駅から車で東に約10分。山あいの天神野新(てんじんのしん)にある「KANATA WINERY(カナタ ワイナリー)」。「はるか彼方(カナタ)」に「魚津」の名を、ワインで世界に轟かせることを目指したワイナリーです。

県内最大の栽培面積をほこり、様々な品種のぶどうを楽しめる「西布施(にしふせ)ぶどう」の産地として有名な天神地区。
高齢化などにより栽培存続が危ぶまれるこの地を、ワインづくりで元気にしようと、地元魚津のエネルギー企業「丸八(まるはち)」が2018年から整備を始め、約3haの畑で10品種のワイン用のブドウを栽培しています。

そして、2023年にワインの販売をスタート。栽培からワインの製造・販売までを一貫して行い、現在は年間14000Lほどのワインを作っています。
KANATA WINERYのワインはどれも人気で、愛好家だけでなく多くの人の支持を集めています。
KANATA WINERYのおすすめワイン

KANATA WINERYでは白、赤、ロゼといった12〜13種類のオリジナルワインを販売しています。味のコンセプトは「魚津の魚介に合うワイン」。
なかでも「昆布締め」との相性にこだわっています。「昆布締め」は刺身を昆布で挟み、一晩寝かせて昆布の旨味を魚に染み込ませたもの。富山自慢の郷土料理です。
D.O.V 2024


白ワインの「D.O.V 2024」は、柑橘とハーブの香りが穏やかで後味のキレが良く、白身魚とよく合います。昆布締めとの相性はバッチリです。
Merlot 2023


赤ワインの「Merlot 2023」は、果実の味が強くやわらかな酸味が特徴です。焼き鳥のほか、おでんや牛すじとの相性がよいとの事。是非試してみてください。
ワインは公式オンラインショップをはじめ、県内外の酒店で販売しているほか、市内の飲食店でも味わうことができます。
オンラインショップはこちら
美術館のような洒落たワイナリー


ブドウ園から車で3分ほどの「新川学びの森天神山交流館」の敷地内にある、製造・販売を行うワイナリー。



入口を入ってすぐの長い通路からは、美しく並んだ醸造用のタンクやワイン樽などを眺めることができます。


ワインをアートとして展示し、じっくりと品定めできる部屋もあり、非日常の特別な時間を過ごせます。



通路の先には、天井を飾る木枠のオブジェが印象的なカウンターバーがあります。ここではワインをテイスティングして、気に入った一品を買い求めることができます。
店員さんとおしゃべりしながら、ワインのアドバイスをもらえるのもうれしいポイント。なお、一部ワインのテイスティングは有料となっています。
ワインをもっと身近なものに

KANATA WINERYの責任者、土井祐樹(どい・ひろき)さん。元富山県職員で、果樹研究センターで長く果樹栽培を指導してきたスペシャリストです。
土井さんは休耕地を豊かな農園に再生し、県内有数のワイナリーにした氷見市の「SAYS FARM」の立ち上げにも参加。歴史ある、魚津の果樹文化を守りたいという地元の人たちの情熱に動かされ、現在6人の仲間とワインづくりに励んでいます。

食卓に、あたりまえのようにワインが並ぶ日常を夢見る土井さん。そのワインがどこでどのように作られているのか。ワインが会話の一つとなり「魚津に足を運んでもらうきっかけになればうれしい」と笑顔を見せます。

KANATA WINERYでは月に2回程度、ワインのテイスティングを組み合わせた、ワイナリーの見学会を開いています。
ブドウ畑で栽培の様子を見たり、ソムリエによるワイン講座を聞いたりと内容は様々。また魚津のことを改めて知ることができると人気です。詳しくは公式インスタグラムでご確認ください。

魚津の風土が生んだ魚津ならではのワイン。ワイナリーに足を運んで、唯一の味わいを楽しんでみてください。
店名 | KANATA WINERY(カナタ ワイナリー) |
住所 | 富山県魚津市天神野新字西大野147-1 |
公式サイト | https://kanatawinery.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/kanata_winery_uozu/ |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
営業日 | 金、土、日、祝祭日 ※6月は土日のみの営業 |
駐車場 | 10台程度 |
問合せ先 | 0765-55-2027 |
予約可否 | 有 |