Baruビッケとマルジュとは?

南富山駅前の踏切から南方向へ350m、富山市大町に新しくできたお店「BARU ビッケとマルジュ」。母と息子の2人で営み、昼間はスープカレーの専門店、夜は一転してお酒とおばんざいが楽しめるバルになるお店です。
ランチタイムはスープカレーのお店

メインメニューは「マルジュ野菜スープカレー」
店のオススメは「マルジュ野菜スープカレー」。 このメニューの主人公は丸いお皿のスープカレーですが、その存在感が薄れてしまうほど周りの副菜の量がすごい。これがビッケとマルジュのスープカレー最大の特徴です。

少し透明度の高いスープはスパイシーな刺激よりも口に馴染む優しさが上回ります。ベースには和風だしが使われていて、口に入れるとどこか懐かしく感じるやさしい後味が残ります。スープの詳しい材料は企業秘密ですが、カツオや昆布が入っているのが感じられます。
そしてゴロっと大きめにカットされた野菜とスープとの相性も抜群。スープのしみ込み具合で野菜がもつ甘みが変化するのを楽しめます。和風だしのスープなのでもちろんご飯ともよく合います。


メインのスープカレーの脇をガッチリ固める副菜たちも個性豊かで、揚げ物の野菜には店長の祖父が無農薬で作ったネギが使われています。漬物3種類は、カレーでいえば福神漬けと同じで、食感の変化と口直しの役割を果たします。

夜はお酒と手料理が食べられるバルになる

ビッケとマルジュは夜にはバルになり、お酒と母の裕美さんが手がける一品料理が楽しめます。飲食店で働いていた経験をいかして作る牛筋煮は裕美さんの自信作です。

親子の思いが合致した副菜たっぷりのスープカレー

ここで感じるのはこのメニューの独自性。スープカレーという「カレー料理の発展形」のなかに、副菜として昔ながらの料理が並びます。この副菜の調理を担当する母の裕美さんに理由を聞いてみると・・・

親子でお店を開くことが決まったとき、最初に考えたのは「お店の雰囲気をどうするか」でした。
このとき息子・流星さんの理想は「誕生日や記念日など特別な食事の場に選んでもらえるお店」。一方母・裕美さんは「毎日でも気軽にきてもらえる日常使いのお店」でした。思い描いていたお店のイメージには違いがありましたが、ふたりの理想を両立できる提供メニューが「副菜がたっぷり楽しめる豪華なスープカレー」だったのです。
スープがメインのカレーにすることで食材となる野菜を堪能してもらえ、副菜やデザートを変えることで、飽きずに楽しめるお店になるからです。

親子のやさしさを感じる「Baru ビッケとマルジュ」
親子で力を合わせて営むビッケとマルジュ。メニュー構成、味、そしてスープカレーに込める思いなど、全てから2人のやさしさを感じることができるお店です。
店名 | Baru ビッケとマルジュ |
住所 | 富山市大町241-3 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/vikketomaruju/ |
営業時間 | 11:00~15:00 バル 18:00~22:00(金・土・日・祝日前は変更) |
定休日 | 木曜 |
駐車場 | 5台 |
問合せ先 | 050‐8883‐6058 |
予約可否 | 可 |
決済方法 | 現金、PayPay |
席数 | テーブル7席(2席が6人掛け、5席が4人掛け)カウンター4席 |