住宅

家や住宅をリフォームする際の流れや注意点、失敗例【富山市の補助金あり】

ずっと長く家に住んでいると、時間の経過とともに屋内の色々な箇所が傷んだり、使えなくなってしまうことがあります。古いお家に住んでいる方の中には、住宅のリフォームを検討している人もいるのではないでしょうか。
本記事では、リフォームの流れやリノベーションとの違い、失敗例や注意点などについて解説します。また記事の最後では富山市でのリフォーム時に使える補助金についても説明しています。

リフォームとは

リフォームとは、すでにある基礎部分を残して、一部を改築・修繕・増築をすることをいいます。特に水廻りや外壁や屋根など経年劣化しやすい箇所に実施することが多いです。また、新築同様に生まれ変わらせる、フルリフォームもあります。

リノベーションとの違い

リフォームと似た言葉に、リノベーションがあります。まずリフォームとリノベーションは何が違うのでしょうか。違いをひとことで表すと、「戻す」か「高めるか」という点です。まずリフォームは日本語で「戻す」という意味のとおり、元通りに修繕したり修復したりすることを指します。一方でリノベーションは日本語で「高める」の意味を持ち、傷んだり傷ついて古くなったりしている箇所を戻すのではなく、本来よりも良い状態に改修していくことを指します。

リフォームできる住宅の条件

続いてリフォームできる住宅の条件を紹介します。戸建住宅は自由自在にリフォームができると考えがちですが、階層の追加や敷地内に建物を広げるような増改築は、建築基準法をはじめとして今住んでいる地域の都市計画なども入念に調べておくことが重要です。

例えば2階の建物を3階建てにしたい場合は、リフォームできないケースがほとんどです。2階建てと3階建てでは建物そのものの構造や強度などが変わるため、耐震性など安全面で影響が出るというのができない主な理由です。

その他、屋根裏スペースなどを増改築したい場合にも細かく制限がかけられます。以下が屋根裏改修可能な条件です。

・直下の部屋面積1/2未満
・高さ1.4m以下

上記2つの条件を満たせない場合には、屋根裏の増改築はできません。
「屋根裏の増築」ではなく「新規改装の増築」に該当し、必要な固定資産税が増えてしまうからです。その他、間取りのリフォームも細かく条件が制限されているほか、場所によってもリフォームできるか異なります。

都市計画法によって定められた安全規定のひとつに「防火地域・準防火地域」があります。これらの地域では、火災の危険性を抑えるために定められた地域のことを指し、それぞれ建築物を立てる際に防火や耐久性に優れた建材を利用しなければなりません。特に駅前や商業施設近辺などは防火地域に指定されていることが多く、これらの地域はリフォームできないケースも珍しくありません。

リフォームを検討している場合には必ず、自分が住んでいる地域の都市計画法について調べておきましょう。

リフォームの流れ

続いて、リフォームの流れについて簡単に説明します。リフォームを検討している際には、主に下記の6ステップを踏むことになります。

ステップ1.問い合わせ&相談
ステップ2.現場の調査と診断
ステップ3.提案&見積もり
ステップ4.契約&施工
ステップ5.点検&引き渡し
ステップ6.アフターフォロー

各メーカーや業者によっても異なるかもしれませんが、基本的には上記が大まかなリフォームの流れになります。まずはリフォームの問い合わせをし、相談をします。次にスタッフが現地調査や診断をし、リフォームのための改善策の提案と見積もりを提出してくれます。

その後、条件が合えばお支払いをして契約を完了させると、施工が開始されます。施工が終わったら異常がないか点検し、問題がなければ引き渡しが完了します。その後、アフターフォローまでしてくれることがほとんどです。

リフォームの相場

次に、大まかなリフォームの相場について紹介します。リフォームの相場ですが、どの場所をリフォームするかによって相場も異なります。以下が、大まかな相場費用の金額です。

トイレ:20万円〜50万円ほど
キッチン:50万円〜200万円ほど
お風呂&浴室:50万円〜200万円ほど
洗面所:20万円〜50万円ほど

上記の例は大まかな目安になるので、使う材料やリフォームの内容によっては当然ながらもっと高くなることもあります。あくまで参考例として知っておくと良いでしょう。

リフォームの失敗例と注意点

続いて、リフォームの失敗例と注意点について解説します。リフォームの失敗例はいくつもありますが、今回は3つの事例と注意点について紹介していきます。

【事例1】キッチンの間取りを失敗して使いにくくなった

よくある失敗例として、キッチンのシンクを新しくリフォームしたときに、リフォームする前と比べて調理スペースが狭くなり、調理しにくくなってしまったケースです。事前にしっかりと間取りを確認せずにリフォームしてしまったのが主な原因です。キッチンリフォームを検討している場合は、必ずしっかりと間取りを設計するのはもちろんですが、調理をする導線についても何度も考えてオーダーすることが大切です。

【事例2】光の調整を失敗してしまった

2つ目の事例は、リビングに自然の光をたくさん入れて明るくしたいのを目的としたリフォーム時に、大きすぎる窓を選んでしまったことにより日差しが強くなりすぎてしまったパターンです。光が入ってくるのはとても良いのですが、日差しが強すぎても生活しづらいため、事前にしっかりと太陽が差し込む位置や光の強さについても考えておく必要があります。

【事例3】トイレを大きくしすぎてしまった

3つ目の事例として、トイレのリフォーム時に少しでも使いやすいようにするためにと、大きすぎるトイレを導入してしまい、トイレの空間が狭くなってしまったケースです。大きすぎる便器を導入してしまうと、トイレの空間が狭くなってしまうこともあります。そうならないためにも、事前にしっかりとイメージを設計しておくと失敗せずにすみます。

富山市の補助金「まちなかリフォーム補助事業」

最後に、富山市内の一部要件を満たした場合に使える補助金「まちなかリフォーム補助事業」について説明します。富山市内でリフォームを検討している方は必見の内容となっているので、ぜひご覧ください。

概要

まちなかリフォーム補助事業は、富山市の『まちなか』区域内において中古民宅の取得もしくは、世帯員増員を目的とした住宅リフォーム時に、工事費の一部を補助してくれる制度になります。

『まちなか』エリアについては、下記URLをご参照ください。

https://www.city.toyama.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/006/638/machi-area.pdf

補助額

気になる補助金額ですが、住宅リフォームにおける対象工事費の10%を負担してくれます。ただし、補助金額の上限は30万円までなので注意が必要です。

補助事業の要件

補助事業の要件は次の通りです。

・中古住宅の取得または世帯員増加のために行う住宅リフォーム工事
・住宅リフォームにかかる工事費が100万円以上(他の補助事業を利用する場合はその部分の工事費用を除き、100万円以上の工事費となること)
・世帯所得が月額44万5千円以下(所得課税証明書の所得金額計から確認できます。18歳以上の世帯合計で算出し、世帯員増加の場合は増加前の世帯合計から算出)
・建設業の許可を受けている施工者による工事
・補助対象工事部分について未着工
・新耐震基準(昭和56年6月1日以降の基準)への適合
・他の補助金とは原則併用不可

より詳しい詳細は以下の公式ホームページよりご確認ください。

引用:https://www.city.toyama.lg.jp/kurashi/sumai/1010267/1010268/1011326/1006638.html

申請方法

最後に「まちなかリフォーム補助事業」の申請方法について解説します。申請に関して、工事着工前に住宅の所有権登記日または世帯員増加日から1年以内に申請が必要です。認定通知が来たら、工事の着工が可能となります。

また、申請に関して提出が必要な書類は以下の通りです。

・様式第1号 富山市まちなかリフォーム補助事業計画認定申請書 別紙1~3(提出図書一覧表、富山市まちなか補助事業計画、まちなか住宅・居住環境指針適合表)
・見積書(補助対象部分がわかるように記載してあるもの)
・付近見取り図
・建築年月日がわかる書類
・平面図(計画前および計画後の図面とし、対象工事を行う箇所がわかるように記載)
・現況写真
・床面積の求積図表(戸建て住宅の場合のみ)
・住宅の登記簿謄本(認定時に所有権の登記をしていない場合は交付申請時に提出)
・構造耐力上安全であることを示す書類(昭和56年5月31日以前に着工した住宅にリフォームを行う場合)

上記に加え、施工完了後に、住民票の移動後(住民表が県内にある場合はOK)、事業計画認定通知日から通知1年以内に以下の書類を提出する必要があります。

・様式第11号 富山市まちなかリフォーム補助事業補助金交付申請書 別紙4~5(提出図書一覧表、申請内訳書)
・工事請負契約書の写し
・支払いの証明(領収書等の工事に要した費用の支払いが確認できるもの。認定申請時の予定金額から変更がある場合は追加工事契約書等を併せて提出)
・所得課税証明書(18歳以上の世帯員分とし、世帯員増加の場合は増加前の世帯員分を提出)
・市区町村税の納税証明書(概ね1か月以内に取得した最新年度のもの。固定資産税や軽自動車税のみ課税されている場合も提出)
・工事写真(対象工事個所の工事前、途中、工事後のもの)
・住宅の登記簿謄本(認定時に提出済みの場合は提出不要)
・建築基準法による検査済証(建築確認申請の対象の場合等)

提出書類について、詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。

引用:https://www.city.toyama.lg.jp/kurashi/sumai/1010267/1010268/1011326/1006638.html

住宅のリフォームについてしっかり理解しよう

本記事では住宅リフォームの流れや注意点、失敗例について紹介しました。リフォーム費用の相場については、どの部分をリフォームするかによっても異なります。また、リフォーム時にはしっかりと導線を確認したり、間取りを設計してから依頼しないと、後から失敗して後悔してしまう場合もあるので注意が必要です。

また、富山市内の対象地区内でリフォームをする場合には、一部要件を満たせば「まちなかリフォーム補助事業」の補助金も利用できます。本記事をもとにリフォームについて理解し、住宅リフォームの際に活かしてみてくださいね。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
トイエバ編集部

トイエバ編集部

様々な富山の情報をお届けするトイエバ編集部です!

地域情報メディア、toiebaでは「グルメ」「住宅」「防災」「ペット」「観光」をテーマに、富山を知り尽くした地元のライターや防災に関する専門家、ただただペットを溺愛する飼い主など、多様なライターが集まるtoiebaが楽しくにぎやかに、そしてためになる情報をお伝えしていきます。

  1. 富山でアートを楽しむ!おすすめの美術館8選

  2. 富山の日帰り温泉8選・気軽に疲れを癒しに行こう

  3. 【2024年冬最新】富山県のおすすめの銭湯8選!

RELATED ~関連記事~

PAGE TOP