【六月の青い鳥】富山市のこだわりが詰まったカフェと雑貨のお店

富山市田中町にあるカフェと雑貨のお店「六月の青い鳥」を紹介します。カフェではオーナー夫婦手作りの軽食とドリンクを提供。オーナーが大好きなものを中心に集めたたくさんの雑貨も人気です。そんな「六月の青い鳥」の、こだわりが詰まった素敵な店内を紹介しますので、皆さんもぜひ行ってみてください。

六月の青い鳥とは?

「六月の青い鳥」は富山市田中町にある、カフェと雑貨があるお店です。真っ白な大きな建物がどこか異国感を感じさせ、わくわくした気持ちで足を踏み入れました。

取材時は雪の降る時期でしたが、あたたかい時期は建物が隠れてしまうほど、緑が生い茂ります。

広々とした店内は入口側に雑貨スペース、その奥にカフェスペースがあります。アンティーク品や雑貨、また空間をデザインすることが大好きなオーナー奈部(なべ)さんの、こだわりが詰まった店内を紹介します。

カフェスペース

手作りでほっとする軽食とドリンク

ピザ風HOTサンド880円(税込)とカフェラテ715円(税込)

カフェメニューは、奈部さんがこれまで集めてきたアンティークの食器で提供されます。お盆は一枚一枚丁寧に掘ってもらったんだそう。お手拭きも六月の青い鳥オリジナルパッケージです。

おすすめの「ピザ風HOTサンド」は、自家製のピザソースにスライスチーズが2枚、玉ねぎ、ピーマン、ウィンナーをはさんだもの。ニッコリ笑顔の焼き目がかわいいので、ちょっと食べるのがもったいない。

ピザ風HOTサンド

カットされた断面をのぞくと、きれいに並んだウィンナーの隙間からチーズがとろりと溶け出して美味しそう!ナイフとフォークが用意されていますが、手に持ってかぶりつくのがおすすめです。ほっと、懐かしさを感じる味でした。

カフェオレボールで入れるたっぷりカフェラテ

「カフェオレボールで入れるたっぷりカフェラテ」には、可愛らしいラテアートが!こちらも飲むのがもったいない。

5年前に六月の青い鳥をオープンするまでは、飲食の経験がなかったオーナー夫婦。ラテアートを勉強しに行ったご主人に教わりながら、奈部さんもラテアートに挑戦してきました。「今は私の方が上手になっちゃって、ふふ。」と奈部さんに対し、ご主人はやや焦り気味。

カフェオレボールはフランス食器の一種で、フランスでは朝食時にパンをカフェオレなどのドリンクに浸す文化があります。提供されるカフェオレボールも素敵ですが、キッチンの棚にずらっと並ぶカフェオレボールの柄も素敵なものばかり!ぜひ見てみてください。

カフェスペース店内

テーブルや椅子も趣のあるアンティークで可愛らしいです。テーブルや椅子の形、テーブルに飾られた作品もそれぞれ違うので、来るたびに違う席に座ってみたくなります。

キッチンに近い丸テーブルの席もおすすめです。他の椅子よりもやや低めでゆったりできますよ。

テラス席

外にはテラス席があります。犬用のリードフックもついているので、大好きなワンちゃんと一緒に過ごすこともできます。あたたかい時期になると、テラス席の上にはシャインマスカットがなるそうです。

テラス席にできるシャインマスカット
提供:六月の青い鳥

雑貨スペース

オーナーの奈部さんは、東京の西荻窪で「Country Quilt Market(カントリーキルトマーケット)」という海外から輸入した生地、手芸用品などを販売するお店を経営していました。32年間たくさんの人に愛されたお店から一部の布を持ってきて、店内で販売しています。

西荻窪のお店で使っていた、装飾されたライトも六月の青い鳥に持ってきました。お店を経営していた時は、年に1回は自分の足で海外へ買い付けに行っていたそうです。今後生地を買い足す予定はなく、店内にある分で「カントリーキルトマーケット」の素敵な生地は最後になります。

柳澤真里さんのポストカード
くらはしれいさんのポストカード

雑貨も大好きな奈部さん。たくさん種類がある中から、「柳澤真里」さんと「くらはしれい」さんのポストカードを紹介してもらいました。どちらもあたたかみのある、素敵なイラストたちです。

柳澤真里さん:https://www.instagram.com/marie.marie9120/
くらはしれいさん:https://www.instagram.com/hakoniwa01/

こだわりを丁寧に詰め込んだ「六月の青い鳥」

オーナーの奈部昌子さん(左)と橋本重紀さん(右)

長く過ごした東京を離れるのは寂しくなかったですかと尋ねたところ、お2人は口を揃えて「全てやりきったから」と。

奈部さんは、「六月の青い鳥」の立地、内装、お店に並べるもの、並べ方にいたるまでも一切手を抜くことなく、オープンまでに5年がかかりました。作品を勝手に並べると怒られるというご主人は、「彼女のすごいところは、自分のこだわりを妥協なくしっかりと形にできるところだ」と話していました。

HARU DOLLSさんのブローチ

「カフェは夫婦2人で運営できる範囲で、のんびりと。いろいろな方とお話できることが楽しく、お客様にも楽しく過ごしてもらえたらうれしい。」と話すお2人の胸には、同じ作家さんの素敵なブローチがありました。

HARU DOLLS:https://www.instagram.com/haru_harudolls/

店名六月の青い鳥
住所富山市田中町5-5-25
公式Instagramhttps://www.instagram.com/rokugatunoaoitori/
営業時間11:30〜17:00
定休日月曜日・日曜日・第4火曜日
予約可能
電話で受付
駐車場あり
問合せ先076-461-7604
決済方法現金のみ
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みのり

みのり

食いしん坊OL/ショップカードコレクター

生まれ育った富山と、富山の美味しい食べ物が大好き。週末は富山県内の飲食店、カフェ、居酒屋をはしご。行きたいお店や食べたいものがありすぎて「胃袋が足りない…!」が口癖。趣味は、記念に行った先のショップカードを集めること。

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