【そうめん金龍 】富山が誇る夏の風物詩

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そうめん金龍とは?

そうめん金龍の外観

富山の夏の風物詩「金龍のそうめん」は夏になったら食べたくなる一品。車を運転し大岩山に近づくにつれて心がはずむ。今年の夏もまた金龍のそうめんに会えるんだと。

そうめん金龍の素材と調理へのこだわり

気温が30℃を超える日が続いても、開店前にできる金龍の行列は絶えない。この日も30人を超える行列が店舗脇の日陰に沿ってできている。

このお客さんの熱意にこたえようと、いつも開店時間より少し早めにオープンする。その分、厨房の作業も前倒しになる。

立山の湧水で麺を締める様子

麺は兵庫県淡路島の「楓(かえで)」を使用。熟練の職人がつくる最高級の手延べそうめんだ。表面を油でコーティングした麺は、3年間熟成させて出来上がる。熟成させることで油臭さがなくなり、旨みだけがぎゅっと凝縮されるのだ。

そうめんといえばさっと茹で上がる印象だが金龍のそうめんは違う。表面の油が水にしっかりと馴染むように約5分、長めに茹でている。それでいてふやけることはない。

ゆでた素麺を締める水「立山の湧き水」は季節を問わず12℃前後に保たれている。余熱を止めてコシを際立たせるためツルンとしたのどごしが生まれるのだ。

金龍のそうめん 700円(税込)
金龍のそうめんの黄金色のつゆ

黄金色に輝くつゆは、かつお・こんぶ・しいたけ・あごなどから出汁をとり、甘みがしっかりある砺波醤油で味を整えている。

3日かけてつくるこのつゆは、1日に500杯分しか作れない。なのでつゆが無くなるまでの3時間程度がお店の営業時間となる。

甘味と塩味のバランスがとれたつゆに、柔らかさのなかにもコシのある麺がよくあう。食の感想を一言であらわすなら「やさしい」だ。

金龍そうめんは「食べる」というよりも「体に染み入る」と感じる。この感覚を味わうため毎年この地に来ているのだ。

そうめんだけ食べて帰るのはもったいない!

あずき白玉(ソフトのっけ) 700円(税込)

金龍で食べられるデザート「あずき白玉(ソフトのっけ)700円(税込)」もコアなファンがつく人気の品。もともと従業員がまかないで食べていたおやつだったが、おいしすぎて商品化に。

あずきは自家製、ソフトクリームは最上級のものを使っているため利益度返しの商品とのこと。

上市発の名店がいまや全国区の人気店へ

清らかな水に恵まれた上市で涼やかでありながら力強く、食べる人の心と体を満たしてくれる。
富山を訪れたなら、金龍のそうめんでしめるのが最高のごちそうだ。

店名そうめん金龍
住所富山県中新川郡上市町大岩11
公式サイトhttps://soumen-kinryu.com/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/smn_kinryu/
営業時間11:00~14:00
定休日木曜 (10月~3月は火曜、水曜、木曜休み)
駐車場10台以上
問合せ先076-472-2311
予約可否不可
決済方法現金のみ
座席数102席

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かつお

かつお

いまこの瞬間を楽しむことに集中しようぜ!

富山市在住で県内の美味しいもの、楽しいこと、ドキドキすることを人に伝えるのが大好きです。

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