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富山(砺波)チューリップフェアの開催時期や見どころを解説

富山県にある砺波チューリップ公園では、毎年4月中旬から5月上旬に「となみチューリップフェア」が開催されます。本記事では、砺波のチューリップの歴史や「となみチューリップフェア」の見どころ、砺波チューリップ公園へのアクセスなどを紹介します。富山県への旅行を検討している方はもちろん、県内在住の方もぜひチェックしてみてください。

富山とチューリップの歴史

富山はチューリップが有名、と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、なぜでしょうか。まずは、富山とチューリップの歴史をみていきましょう。

時は大正7年(1918年)。東砺波郡庄下村(現在の砺波市)の水野 豊造(ぶんぞう)氏によって、富山県で初めてチューリップの栽培が始められたと言われています。

チューリップを育てるきっかけになったのは、当時の稲作事情でした。東砺波郡庄下村には水稲単作地帯で規模の小さな農家が多く、冬は積雪のある寒冷地帯だったため、冬季間の就労機会がなく、水田を有効に活用して農業所得を得られる作物を求めていました。さまざまな作物を試作するなか、チューリップの球根を植え付け、砺波で初めてチューリップの花を咲かせました。咲いたチューリップを切花として販売したところ、当時の日本ではまだ珍しかったことから高値で売れました。

その後、球根も販売したところ、種苗商が高く買い取ったことを機に、本格的なチューリップ球根の栽培に取り組み始めたのです。わずか10球から始まったチューリップ栽培は、その後、裏作として富山県全域に波及し、今や、富山県はチューリップの球根出荷量日本一の産地として発展しました。

富山のチューリップの見頃

チューリップ公園内の一画(toieba編集部撮影)

続いて、チューリップの見頃ですが、富山県でのチューリップの見頃は4月下旬から5月上旬です。富山の県花でもあるチューリップは、富山のシンボルとして愛されています。砺波には、チューリップを見に全国から多くの観光客が訪れ、富山の春の風物詩となっています。

砺波チューリップ公園に行こう

毎年多くの観光客が訪れます(toieba編集部撮影)

砺波チューリップ公園は、富山県砺波市にある、7ヘクタールの広さを誇る公園です。毎年春には「となみチューリップフェア」、夏には「サマーフェスティバル」が開催されます。

園内には日本最大級の五連水車やチューリップ四季彩館、美術館、郷土資料館、旧中嶋家などがあります。チューリップ四季彩館では、ユリ咲きや八重咲きなどさまざまな花型のチューリップを楽しむことができます。また、「ロイヤルコレクション」として、2022年度に皇室献上されたチューリップ品種も見れます。

チューリップだけではなく、広大な園内にある遊びの広場にはふわふわドームがあり、そこで子どもたちが遊ぶことができ、休日には家族連れで賑わいます。

『となみチューリップフェア』とは

となみチューリップフェアは、4月中旬から5月上旬に砺波チューリップ公園にて開催される国内最大級のチューリップフェアです。会場には300品種、300万本のチューリップが咲き誇り、色鮮やかなチューリップの美しい光景を楽しむことができます。毎年テーマやデコレーションが変わるため見飽きることなく、毎年違った楽しみを味わえます。

チューリップのモニュメントがかわいらしいですね(toieba編集部撮影)

特にチューリップで描かれた迫力ある地上絵や、高さ13mから公園を見渡せるチューリップタワー、池に浮かぶ珍しい水上花壇、ロマンティックな雪の大谷をイメージした高さ4mの花の大谷などは鮮やかで見ごたえがあります。

『となみチューリップフェア』の見どころ

ここからは、となみチューリップフェアの見どころを紹介します。

歓迎ディスプレイ

引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

メインゲートでお客様を迎える歓迎ディスプレイは、フェアのテーマを表現した写真スポットとなっています。この写真スポットでは来場記念として思い出に残る写真を撮ることができます。

チューリップタワー

引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

チューリップタワーはチューリップ公園のシンボルタワーとなっています。展望スペースは13mの高さがあり、大花壇の地上絵など園内を見渡せます。写真を撮るならタワーにのぼることをおすすめします。

パノラマテラス

※画像は、パノラマテラスからの眺望 引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

パノラマテラスはその名の通り、大花壇の地上絵や円形花壇、チューリップタワーなど全体を見渡すことができるスポットです。晴れた日には立山連峰も見ることができ、これぞ富山、という景色が見れるでしょう。

大花壇の地上絵

環水平アークと呼ばれる直線型の虹とチューリップ地上絵(toieba編集部撮影)

大花壇の地上絵は、チューリップフェアで最も注目されるのは花壇です。15品種21万本のチューリップで毎年違った地上絵が描かれます。地上絵は、チューリップタワーやパノラマテラス、チューリップスカイウォークから見ることができ、鮮やかな芸術を楽しめます。

円形花壇

引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

円形花壇は、中央の大きなチューリップモニュメントの周りを囲むようにカラフルなチューリップが咲いている花壇です。12品種3万7千本が植わっており、人気の花壇で若い人の写真スポットとしても人気を集めています。この円形花壇もチューリップタワーやパノラマテラスなどから眺められますよ。

花の大谷

引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

花の大谷は、チューリップを身近で体感できる回廊です。富山県を代表する観光地である立山黒部「雪の大谷」をチューリップでイメージした、高さ4mの回廊です。会期前半は雪の壁をイメージした白いチューリップを楽しむことができます。会期後半は、冬から春の変わり目を表す白いチューリップと色とりどりの明るいチューリップで春らしさを表現しています。

水車苑

引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

水車苑では日本最大級の五連揚水水車とチューリップの景色が楽しめます。水車の周りを色とりどりのチューリップが咲き誇り、五連水車とチューリップのどこか懐かしい雰囲気は歴史と自然を感じられるでしょう。

彩りガーデン

引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

彩りガーデンでは富山県内で生産されているチューリップなど300品種3万本が紹介されています。通路を歩きながら、チューリップを間近で楽しむことができるので、色や形などお気に入りのチューリップを見つけてみてください。気に入った品種をお土産で購入するのもおすすめです。

水上花壇

信用:https://fair.tulipfair.or.jp/

水上花壇では、砺波発祥のチューリップの水耕栽培の様子が見れます。チューリップタワーから眺めるとハートや花形など、池に浮かぶチューリップを楽しむことができ、水面に浮かぶチューリップという珍しい光景を見ることができます。

ほかにも園内ではスタンプラリーも開催されているため、大人も子どもも楽しめるイベントになっています。また、民謡や太鼓祭り、吹奏楽コンサートなどのイベントが開催されたり、地域の方々などの多数の出店が出るため、チューリップフェアは大変な賑わいとなります。

開催期間(予定)

2024月4月23日(火)~5月5日(日) 
午前9時00分~午後5時30分(最終入園:午後5時)

入場料金

大人(高校生以上)一般1,500円
団体(20名様以上)・前売り1,400円
小人(小・中学生)一般200円
団体(20名様以上)・前売り200円
小学生未満無料
引用:https://fair.tulipfair.or.jp/

割引について

※5月5日のこどもの日は中学生以下無料となります。
※障がい者手帳提示者及び付き添いの方1名は入場無料となります。

購入方法(事前購入可)

2024となみチューリップフェアのチケットは令和6年3月1日(金)午前10時から発売開始予定です。全国のコンビニエンスストア、Web等で購入できます。

アクセス

【自動車の場合】

東京:練馬I.C ▶︎ 関越・上信越・北陸自動車道(約6時間) ▶︎ 高岡砺波スマートI.C ▶︎ 一般道(約7分) ▶︎ 砺波チューリップ公園

大阪:吹田I.C ▶︎ 名神・北陸自動車道(約4時間) ▶︎ 砺波I.C ▶︎ 一般道(約5分) ▶︎ 砺波チューリップ公園

名古屋:名古屋I.C ▶︎ 名神・東海北陸・北陸自動車道(約3時間) ▶︎ 砺波I.C ▶︎ 一般道(約5分) ▶︎ 砺波チューリップ公園

【鉄道の場合】

東京:東京駅 ▶︎ 北陸新幹線(約2時間30分) ▶︎ 新高岡駅 ▶︎ JR城端線(約20分) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

大阪:大阪駅 ▶︎ サンダーバード(約3時間20分) ▶︎ 金沢駅 ▶︎ 北陸新幹線(約14分) ▶︎ 新高岡駅 ▶︎ JR城端線(約20分) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

名古屋:名古屋駅 ▶︎ 特急しらさぎ(約3時間20分) ▶︎ 金沢駅 ▶︎ 北陸新幹線(約14分) ▶︎ 新高岡駅 ▶︎ JR城端線(約20分) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

【飛行機の場合】
東京:羽田空港 ▶︎ 飛行機(約1時間) ▶︎ 富山きときと空港 ▶︎ 連絡バス(約20分/片道410円) ▶︎ 富山駅 ▶︎ 北陸新幹線・JR城端線(約50分)またはあいの風とやま鉄道・JR城端線(1時間20分) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)
または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

札幌:新千歳空港 ▶︎ 飛行機(約1時間30分) ▶︎ 富山きときと空港 ▶︎ バス(約20分/片道410円) ▶︎ 富山駅 ▶︎ 北陸新幹線・JR城端線(約50分)またはあいの風とやま鉄道・JR城端線(1時間20分) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)
または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

【高速バスの場合】
東京:新宿駅南口・池袋駅東口他 ▶︎ 高速バス(約7時間) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

大阪:阪急三番街バスターミナル他 ▶︎ 高速バス(約5時間) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

名古屋:名鉄バスセンター他 ▶︎ 高速バス(約3時間10分) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

金沢:金沢駅 ▶︎ 高速バス(約40分) ▶︎ 砺波駅 ▶︎ 徒歩(約15分)または無料シャトルバス(約5分)▶︎ 砺波チューリップ公園

富山に鮮やかなチューリップを見に行こう

様々なチューリップにも出会えます(toieba編集部撮影)

富山県砺波市にある砺波チューリップ公園で開催される「となみチューリップフェア」には毎年全国からたくさんの人が訪れます。300品種、300万本のチューリップが咲き誇り、色鮮やかなチューリップの美しい風景を楽しめます。

4月〜5月に富山に来られる場合は、ぜひチューリップを見に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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トイエバ編集部

トイエバ編集部

様々な富山の情報をお届けするトイエバ編集部です!

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