東京の人気タイ料理店が地方初出店で超話題

タイ料理専門店「カオマンガイ188号」が2026年6月3日にオープンしました。
東京で12店舗を展開する有限会社たるたるジャパンが運営する店舗で、地方初出店として選ばれたのが富山県です。
社長が上市出身という富山への縁もあり、この地で本場のタイ料理を楽しめるようになりました。

ところで、店名を聞いてどうにも気になるのが「188号」。
「188店舗目かな?」と思いきや、その由来は「ソイ」と呼ばれる通り名にあります。タイ語で「ソイ」とは大通りから枝分かれする小道や脇道のこと。
現地では飲食店の店名に「ソイ7」や「ソイ12」など、通り名をつけることが多いそうです。
「カオマンガイ188号」も県道188号(東猪谷富山線)沿いに店舗があることから名づけられました。
タイらしさと、この地域らしさを同時に感じられる素敵な店名です。

平日ランチタイムの利用が特に多いそうですが、取材の日は夜にもかかわらず、外には順番を待つお客さんの姿もありました。
駐車場は敷地内に21台分、店舗横に第二駐車場3台、第三駐車場5台が完備されています。
混雑時には臨時駐車場を案内してもらえますが、できるだけ乗り合わせしましょう。
ディナーは予約可能ですが、予約組数に限りがあります。またランチは予約を受け付けていないため、時間に余裕をもって訪れるのがオススメです。

テラス席はランチ・ディナータイム共にワンちゃん同伴が可能です。愛犬のルイと雨を連れて、今回は夜ならではのお店の雰囲気を楽しんできました。
毎日食べたい本格タイ料理

「カオマンガイ188号」のメニューは本格的でありながら、タイで日常的に親しまれている料理が並びます。
驚いたのは、そのメニュー数の多さ。
焼き肉やソーセージなどのグリル料理をはじめ、スパイシーなサラダ、揚げ物、みんなでシェアして楽しむスープ、ごはんもの、麺類、デザートまで、ざっと数えただけでも60種類以上のメニューがそろっています。


※2026年6月取材時
ディナータイムは単品のみの注文ですが、平日のランチタイムは単品に+600円(税込)でグリーンカレー&タイのおかず食べ放題のビュッフェを開催しています。
日本ではあまり見かけない料理も多く、「今日はこれを試してみよう」と新しい味に出会えるのも魅力の一つ。
何度訪れても新しい発見があります。
押さえておきたい看板メニュー「カオマンガイ」

「カオマンガイ188号」に来たからには、まず押さえておきたいカオマンガイ。タイのチキンライスといわれる料理で、現地の屋台などで食べられるタイのソウルフードです。
日本のケチャップで食べるチキンライスとは違い、茹でた鶏肉が乗り、さっぱりとしたソースでいただきます。

ジャスミンライスの上にドンっと乗った鶏肉はしっとりと柔らかく、ほんのりと薄味がついています。鶏肉をじっくりとスープで炊き、その旨みが溶け込んだスープでジャスミンライスを炊き上げるので、料理に一体感がでてまとまりがあります。
シンプルながら奥深い味わいが特徴です。

生姜やタイの味噌、レモン果汁などをベースにした特製のカオマンガイソース。鶏肉とごはんにたっぷりとかけ、ソースを絡めながらいただきます。
さっぱりとした味わいの中にもコクがあり、一口食べるとどんどん箸が進みます。お好みでパクチーや唐辛子を加えれば、エスニックな香りや、ピリッとした辛さが加わり、味変も楽しめますよ!
富山の食材?!プークンパッポンカリー

今回初めて出会ったのが、「プークンパッポンカリー」です。
「パッポンカリー」は、バンコクの老舗店「ソンブーン」が考案し、世界中から親しまれているタイの名物料理。タイでは、カニを使った「プーパッポンカリー」と、エビを使った「クンパッポンカリー」が定番ですが・・・
「せっかくならエビもカニも両方食べたい!」という発想で生まれたのが「プークンパッポンカリー」です。
その”欲張り”なアイディア、私も大賛成です!

プークンパッポンカリーに使われているカニは、なんと富山湾で水揚げされたもの!
魚津で水揚げされた紅ズワイガニの爪を使用しています。
カレーの風味に負けないカニの旨み、しっかりとした食感、存在感はさすがの一言。
タイ料理の中で、富山の海の幸に出会えるという意外な組み合わせに、新鮮な驚きがありました!

カニとエビのほかに、セロリやピーマン、パプリカなど野菜もたっぷり入っています。
カレーと聞くと煮込み料理のイメージですが、パッポンカリーは炒め料理。
具材をカレーソースで炒め合わせ、最後に玉子でとじるのが特徴です。
カレーだけどカレーじゃない、日本ではなかなか出会えない一品です。
一口目はまろやかですが、食べ進めるごとにスパイスの風味が広がり、じんわり身体が温まっていくような感覚になりました。

プークンパッポンカリーと一緒にいただいたジャスミンライス。タイ米特有のパラパラとしたイメージとは異なり、日本のお米に近いふっくらとした食感です。
カオマンガイ188号ではジャスミンライスの使用量が多いため、常に炊きたてに近い状態で提供できているのもおいしさの一つ。
水分をほどよく含んだ、ふっくらとした食感が楽しめます。
さらに、日本に輸入されている数種類のタイ米の中から、一番美味しいと感じた品種を厳選して使用しているそうです。
新感覚!揚げバナナのスイーツ

唐揚げではありません。デザートです。
熟していない青いバナナを甘い衣にくぐらせて揚げる「クルアイトート」。
タイの屋台でさっと頼んでカジュアルにつまむ、ストリートフードとして人気なお菓子です。

熟したバナナを使い、冷たいアイスを添えるスタイルは、カオマンガイ188号のオリジナル。
温かい揚げバナナと冷たいアイスのコントラストが絶妙で、揚げ物とは思えないほど軽やかな味わいです。
東京の店舗でも創業当時から愛され続けているメニューで食後にピッタリ。ぜひ食事の締めに味わってほしい一品です。
旅行しているような気分の店内

カオマンガイ188号の店内は色合いがカラフルでおしゃれな空間。料理を待っている間に周りを見渡すだけで異国感を楽しめます。
椅子やテーブルといった家具も席ごとに違ったデザインで楽しめ、現地の雰囲気を取り入れつつ、より洗練された印象です。

壁に描かれた装飾は、タイ版ミシュランといわれている、美味しいお店の目印となるマークをオマージュしたもの。
タイでは地元の人はもちろん、観光客もこのマークを目印にお店を選ぶことが多いそうです。
店内は現地の文化に触れられる工夫があちこちに散りばめられていて、まるでタイを旅行しているような気分になります!

日が暮れると、店内の明かりがテラスを照らし、昼間と違った雰囲気で楽しめるオープンテラス。
南国らしい植物に囲まれた空間で、落ち着いて愛犬と食事が楽しめます。
本格だけど親しみやすいタイ料理

東京の新店舗立ち上げにも何度も携わってきた大木さん。
現在はマネージャーとして店舗を支えていますが、以前は厨房で鍋を振っていたこともあるそうです。
初めての地方進出で富山に来ましたが、富山のお客さんの反応の良さを実感しているとのこと。
料理についてはもちろん、タイの食文化にも詳しく、お話を伺いながらタイ料理の魅力をたくさん教えていただきました。

タイ料理というと少しハードルが高いイメージがありましたが、実際に食べてみると親しみやすく、新しい美味しさとの出会いを楽しめます!
愛犬と一緒に過ごせるテラス席もあり、ランチでもディナーでも楽しめるカオマンガイ188号。
富山にいながら、ちょっとしたタイ旅行気分を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。
| 店名 | カオマンガイ188号 |
| 住所 | 富山県富山市上袋60-3 |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/khaomangai188/ |
| 営業時間 | ランチ11:00~15:00 ディナー17:00~22:00 |
| 定休日 | 水曜日 第1、第3木曜日 |
| 駐車場 | 29台 |
| 予約可否 | ランチタイム不可、ディナータイム可 |
| 決済方法 | 現金、paypay,、クレジットカード |
| 座席数 | 52席(カウンター6席、店内テーブル38席、テラス8席) |