「大岩館」でさっぱり!名物そうめんを堪能

年々暑さが厳しくなる富山の夏。日中でも屋外で、愛犬とのびのび過ごしたくありませんか?
愛犬のルイちゃんを連れてやってきたのは富山県・上市町大岩。標高がやや高く、平地よりも10度ほど涼しいと言われるエリアです。
今回は、ルイちゃんと一緒に大岩の名物グルメを味わいながら、涼を感じる場所を巡ってきました!暑い夏に訪れたい、愛犬と楽しむ大岩のひんやりスポットをご紹介します。

大岩山日石寺の本堂正面から階段を降りたところにある「大岩館」。大岩で最も古い歴史を持つ料理旅館で、現在の建物は大正9年に建てられた木造3階建てです。それ以前から営業していましたが、一度火事に遭い、現在の建物となりました。
大岩名物といえば、70年以上愛され続ける「大岩そうめん」。現在、日石寺の門前でそうめんを提供しているのは3店舗のみで、「大岩館」はその中でも一番古くから営業しています。

店舗前に並ぶテーブル席やベンチは、犬連れで食事や甘味を楽しめる席。大岩周辺の散策と合わせて、愛犬と一緒に立ち寄るのにピッタリです。

店舗の裏には「大岩館」の専用駐車場があります。このほか、大岩山日石寺の駐車場を利用することも可能なため、駐車スペースは比較的多くあります。
ただし、お盆など夏のピーク時には、午前11時を過ぎる頃には駐車スペースがなくなるほど多くの人が訪れることも。混雑する時期は、早めの時間に訪れるのがおすすめです。
季節を感じられるメニュー

「大岩館」では、名物のそうめんをはじめ、岩魚の塩焼きや山菜、白玉だんご、くずきりなど食事から甘味まで幅広く楽しめます。春には地元で採れた新鮮な山菜も味わえるなど、季節ならではの味を楽しめるのも魅力。

そして今回のお目当てのひとつが、期間限定の「すだちそうめん」。
大岩エリアですだちそうめんを味わえるのは「大岩館」だけです。普通のそうめんとの違いも気になるところ。今回は2種類を食べ比べてみました!
夏の風物詩「大岩そうめん」

美しい・・・!
「大岩そうめん」は、糸を並べたようなキレイな盛り付けが特徴です。
金色に透き通ったつゆに、ふわりと浮かぶ絹のようなそうめん。そうめんのつゆも店舗によって絶妙に味わいが違いますが、「大岩館」のつゆは少し甘めでコクを感じます。

綺麗な形を崩すことにやや後ろめたさを感じながらもいただきます。「大岩館」のそうめんは、3年寝かせた「古(ひね)」の手延べ麺を使用しています。
少し甘めのつゆともしっかり絡み、強いコシを楽しめるので、ひとくちの印象が強烈です。暑い中でもどんどん食べ進められるようなツルンと軽い喉越しですが、食べ応えは十分。何度食べてもやみつきになります。

店舗横で盛り付けしていく様子を見せていただきました。(通常時は窓が閉まっています)
スピーディ且つ、丁寧に、まるでお布団のようにふんわりと折りたたまれていくそうめん。お箸を使って次から次へと盛り付けられていきますが、これはなかなか難しそうですね・・・。

店舗にはお土産用のそうめんも販売されています。兵庫県播州の手延べそうめんを3年寝かせたもので、滑らかな食感が特徴です。自分好みの味につゆを整えて、あの盛り付けに挑戦してみるのも楽しそうですね。
爽やかさが癖になる「すだちそうめん」

スライスしたすだちを器いっぱいに乗せた、見た目も爽やかな夏季限定メニュー。「大岩館」のみで食べられる、すだちそうめんです。
その数、なんとすだち3個分・・・!!
すだちを贅沢に使った、まさにバテそうなほど暑い日に食べたくなる一品です!

くぅ!酸っぱーい!!思わずギュッと目をつぶるほどの爽快感です。
その一方で、そうめんのつゆがやさしく包んでくれる・・・このバランス!つゆのやわらかなコクと、すだちの目が覚めるようなキレの良さ。これはクセになること間違いありません!

この日の器に乗ったすだちは、日石寺で採れた少し若いもの。天然の露地物はお盆の時期あたりから収穫され、料理に使われます。お盆前までに提供されているのは、四国のすだちです。
そうめんをすすると、すだちの爽やかな香りが一気に広がり、暑い日にぴったりのさっぱりとした味わいを楽しめます。

夏の暑さを感じながらいただく冷たいそうめんも、大岩ならではの味わいです。「暑い中で食べると、より一層おいしさを楽しめるんですよ」と「大岩館」のスタッフさん。キンキンに冷えた室内で食べるのではなく、暑い日にすする冷たいそうめんの美味しさは別格です。
愛犬と行く日石寺の「ひんやりスポット」

境内を犬と散歩できる大岩山日石寺にも、涼を感じる場所はたくさんあります。境内の中にある「藤水」はとやまの名水百選に選ばれた、昔から「目の病気に効く」という言い伝えがある霊水。ミネラル豊富な湧き水は、やわらかくて飲みやすく、全国から汲みに来るファンがいるんだとか。
想像以上に冷たいのでお散歩途中の水分補給にピッタリ!ボトルやカップで汲んでいただきます。

境内にある水みくじもオススメ。富山県内でも2か所でしか体験できないという、珍しいおみくじです。 小さく丸められた白紙を一つ選んで御神水に浸し、じわっと浮かびあがった文字で運勢を占います。

健康は「日々のがまんも大事。」勝負は「負ける、引き分けに持ち込め。」とのこと。良い結果のおみくじは持ち帰り、そうでなければみくじ掛けに結びますが・・・私は軽く水を絞って結びました。日々精進します。

勢いよく水が落ちる六本滝も是非立ち寄りたいスポットです。激しい水の音は迫力があり、風が心地よく通り抜けます。水が大好きなルイちゃんがどうしても入りたいと訴えるので、足元だけ少し水につけて涼みました。
子供たちが水遊びしていることも多い、人気のひんやりスポットです。
天然のひんやりスポット「千巌渓」

六本滝から数分ほど歩けばたどり着ける「千巌渓」。一歩足を踏み入れると周囲の雰囲気が一変し、美しい渓谷が広がります。日差しが遮られ、水しぶきと緑に囲まれた空間は真夏でもひんやり。すぐそばの日石寺と比べても気温が5度ほど低いといわれています。

洞窟のような穴の向こうに勢いよく落ちる大きな滝がありました。隣の人の声が聞こえなくなるほどの水の音と風で、ノースリーブだともはや寒さすら覚えてしまいます。ルイちゃんも気に入った様子。このままこの場所で寝ようとしていました・・・

千巌渓への道は舗装されていますが、大きな岩や階段は苔に覆われていて滑ると大変危険。柵の無い場所も多いので、犬連れの際には足元に十分注意してください。
大岩エリアの“涼しさ”が熱い!

平地の暑さをすっかり忘れるほど、私もルイちゃんも快適に楽しめました。冷たいそうめんを味わい、自然のひんやりとした空気に癒される。大岩エリアは、食事も自然も富山の歴史も楽しめる、想像以上に見どころの充実した場所です。
「夏の日中は暑くて、なかなか愛犬とお出かけできない」と感じている方にもぴったり。涼を感じながら、富山で夏のお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
| 店名 | 大岩館 |
| 住所 | 富山県中新川郡上市町大岩31 |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/ooiwakan/ |
| 営業時間 | 10:00~15:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | 有 20台 |
| 問合せ先 | 076-472-2307 |
| 予約可否 | 可能 |
| 決済方法 | 現金、paypay |
| 座席数 | 90席 |