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海王丸パークの見どころとおすすめポイントを紹介!

県内外から年間およそ100万人が訪れる県内屈指の観光スポット海王丸パーク。
富山県西部射水市、新湊地域にある海辺に整備された公園です。海王丸パークは何といっても、帆船「海王丸」が海に展示されているのが一番の見どころ。その他、アスレチック施設やカフェなどオススメスポットがあります。また幸せのパワースポット「恋人の聖地」に選定されカップルはもちろん家族や友人とも楽しめる見どころ盛りだくさんのおでかけスポットです。
今回は海王丸パークの見どころとおすすめポイントをご紹介します。

海王丸パークとは

みなとオアシスに登録されている海王丸パークは、富山県射水市新湊地区のベイエリアに造られた景観が美しい公園です。一番の見どころは帆船海王丸をメインに、富山湾、海越しに見える雄大な立山連峰、日本海側最大級の斜張橋である新湊大橋を望むことができる絶好のロケーションです。晴れた日にお出かけするのがオススメです。

季節ごとに地元団体等と連携したイベントや花火大会などを開催し、賑わいをみせています。また旅客船が停泊できるバースがあり、練習帆船「2代目海王丸」や、クルーズ船も寄港しています。普段見ることのできない大きな船を間近で体感することができるので見れたらラッキーです。TKGこと私は祖母を連れて見に行った事があるのですがすごく感動してくれたのでおばあちゃん孝行したい方は祖母とおでかけもオススメです。

ロシアからの貨物船も寄港することが多く、TKGが学生の頃アルバイトしていたお店によくロシアの方が買い物に来ていました。新湊地区は昔からグローバルな地域だったんだなと今になって感じました。(笑)

海王丸の概要と船内の見どころポイント

「海の貴婦人」と称される「海王丸」は、商船学校の練習船として造られました。「日本の海の王者たれ」という日本の海運に寄せる期待が込められた海王丸は、1930年(昭和5年)2月14日に進水。59年間で106万海里(地球約50周)を航海し約11,000人もの船乗りを育てました。

1989年(平成元年)に練習船としてその役目を終えました。その後1992年(平成4年)に海王丸パークで当時の姿を残したまま公開されることになりました。

海王丸の見どころは優雅な姿を見るだけではなく船内も見学することができます。
船内の見どころポイントをご紹介していきます。

見どころポイント①舵輪(だりん)

引用:http://www.kaiwomaru.jp/

船の舵をとるハンドル、舵輪。帆走中は帆の状態を見ながら操船するため船の最後尾に舵が置かれています。大きなハンドルなので大客船の船長になった気分になれるオススメスポットです。記念撮影もできるのも見どころポイントです。

見どころポイント②船長公室

引用:http://www.kaiwomaru.jp/

海王丸で最も豪華な部屋です。船長の仕事部屋でもありますが寄港地で来客があった際の面談室としても使用されていました。こんな豪華な部屋に案内されると歓迎されているんだなと嬉しくなりますよね。

見どころポイント③前部航海船橋

引用:http://www.kaiwomaru.jp/

沿岸航海や入出港する場合などエンジンで走る際に船を操縦する場所です。前部航海船橋には、レーダー、エンジンテレグラフ、国際VHFなどの航海計器類が備え付けられています。

船マニアにはたまらない見どころ満載の空間です。

この他にも船内の見どころは盛りだくさん。ぜひ足を運んで船上でさわやかな潮風を感じてみてはいかがでしょうか。

乗船時間9:30~17:00(乗船受付16:30まで)※季節によって変動あり
定休日水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、船体整備期間(年2回)
料金大人(高校生以上)400円子供(小・中学生)200円
詳しくは海王丸パーク公式サイト(http://www.kaiwomaru.jp/koukai/)をご確認ください

海王丸パークといえば「総帆展帆」

総帆展帆と満船飾を施される「海王丸」【編集部撮影】

普段は帆がたたまれていますが4月~10月まで年間約10回、29枚ある帆を広げる「総帆展帆(そうはんてんぱん)」が行われます。

事前に訓練を受けた県内外から集まったボランティアが海王丸の帆を張ります。青空と広い海に威勢のいい声が響き渡り真っ白な帆を広げる様子は見ごたえがあります。

この写真を撮影した日は、総帆展帆と国旗や国際信号旗を連ねて掲揚する満船飾(まんせんしょく)が同時に実施されました。旗のカラフルな色がより一層空に映えて鮮やかです。

とても綺麗で写真に収めたくなるのでオススメのイベントです。

2024年の総帆展帆の日程はこちらからご確認下さい。
http://www.kaiwomaru.jp/newsinfo/tenpaan/

恋人の聖地、海王丸パーク

海王丸パークのシンボル「帆船海王丸」が2月14 日のバレンタインデーに進水したことから、「恋人の聖地」に選定されてます。そのためパーク内にはカップルのための仕掛けがたくさん!カップルのラブ度を高めるオススメのポイントがあるのでご紹介します。

オススメポイント①恋人の聖地モニュメント

引用:http://www.kaiwomaru.jp/

恋人の聖地に選定されたことを記念したモニュメント。カメラを設置できる台があるのでラブラブな写真が撮れるオススメスポットです。背景には海王丸、新湊大橋があるので映えること間違いなし。2人だけの大切な思い出がつくれそうですね。

オススメポイント②幸せの鐘、タイムベル

引用:http://www.kaiwomaru.jp/

海王丸の船上にあるタイムベル。59年間の長い間、海王丸の安全な航海を支えてきたことからタイムベルには不思議なパワーがあるとされてきました。そのため海王丸のタイムベルを鳴らすと、「幸せを呼ぶ」と乗船したお客さんの間で話題になりました。また海王丸の誕生日が、愛の誓いの日と言われる「バレンタインデー」であることから、鐘を鳴らすカップルも多いようです。2人の共同作業で鐘を鳴らすのもオススメです。

幸せのパワースポットとして色んな企画を用意している海王丸パーク。ご紹介した他にも

船内放送を使ってサプライズメッセージや船上結婚式を行う事ができます。

また恋人の聖地を記念したグッズも販売しています。

大切な人とデートに訪れてみてはいかがでしょうか?

海王丸パークおすすめポイント

引用:http://www.kaiwomaru.jp/

海王丸パークマップ

海王丸パークは海王丸を中心に大きな公園になっていて見どころ盛りだくさん。

景色を見ながら散歩するだけでも充分楽しいのですが、それだけではもったいないのでTKGが選ぶオススメスポットをご紹介します。

おすすめポイント①:ドキドキ!スリリングなネットアスレチック

波のハンモック

海王丸パークマップの⑤番⑥番。海王丸パークのアスレチックといえばこれです!ふれあい広場の巨大ネット遊具「波のハンモック」がオススメ!富山湾に押し寄せる波をイメージした全長60mのなみなみスロープが3つ並びその間にハンモックが張られているワクワクドキドキが止まらないネット遊具です。

波のスロープに登ると意外と高さがあり大人でも少し怖いなと感じるドキドキがあります。

子供たちは軽快に走り回ります。

ハンモックでは飛び乗ったり、揺らしたり、寝っ転がったりと全身を使い遊んでいました。
ネットも高さがあるところに張られているのでスリル満点です。子供たちは波の坂を下ってタッタッタッタッタと小刻みに走るスピードとリズミカルになる足元を楽しんでいました。

壁には魚のモチーフもあります。

ハンモックの下もトンネルのように歩けるので走ったりかくれんぼしたりと、色んな遊び方ができるので子供とおでかけするのにピッタリなオススメのスポットです。

アスレチック広場は芝生になっているのでレジャーシートを広げてピクニックを楽しむご家族もよく見かけます。

体幹が弱ったTKGはネットを登ると足がプルプルします。

同じ広場にはもう一つネット遊具があります。我が子はてっぺんまでスルスルと登りボス山のサル状態に。(笑)遊具のてっぺんから「おかーさーん来てー」と高確率で言われるのでネットを登りやすい履物で来ることをオススメします。

おすすめポイント②:子供が大喜び。フラワーラビリンス!

海王丸を眺めながら迷路に挑戦!

イベント広場へ向かう途中、プランター300個で作られた花の迷路があります。

普段こんなに大きな迷路を見ることがないので子供たちは大喜び。誰が一番にゴールに着けるか競ったり花をみたり大人も子供も楽しめます。難易度はそんなに高くないですが何度も挑戦をして迷路で遊んでいました。花の迷路は花を植え替えながら4月~11月中旬くらいまで続けるそうです。

おすすめポイント③:富山湾の大海原を一望!

標高13.2mの高台につくられた展望台。息を切らせながら長い階段を登り、やっとの思いで頂上までたどり着くと見事なオーシャンビューが目の前に広がります。富山湾の潮風とどこまでも続く広い海を感じられる見晴らしが最高の見どころスポット!海王丸の次にオススメの景色です。

富山湾、立山連峰、新湊大橋、海王丸が一望できるのはここだけだと思います。また立山連峰や日本海を行き来する貿易船を眺められる望遠鏡も整備されています。

ベイエリアの高台なので日によっては強風が吹いて展望台が閉鎖される事があるのでお出かけの際は海王丸パークホームページを確認していくことをオススメします。

おすすめポイント④:子供も大人も大興奮!クルーズ観光!

観光船の乗り場

海王丸パークから出航する「新湊観光船」の乗り場があります。
メインのコースは、約50分の「内川遊覧&12の橋巡り」。

海王丸パークを出発し、「日本のベニス」と称されるノスタルジックな風情たっぷりの内川の街や、個性あふれるデザインの12の橋をゆっくりと遊覧することができ見どころ満載です。海王丸から出発して沖へでると人懐っこいカモメが船に近寄ってきます。エサを投げると空中で見事にキャッチしてくれるその姿に大興奮すること間違いなし!

水辺からみる新湊はまた新鮮。地上とはちがった目線でぜひ楽しんで下さい。

名称新湊観光船
住所富山県射水市海王町2
電話0766-82-1830
運行時間通常営業   3月~11月  9:00~16:00
冬期営業 12月~  2月10:00~15:00(平日は予約のみ)
定休日水曜(祝日の場合は翌日)年末年始は運休
定員48名
料金大人(中学生以上)1,800円
小人(小学生)     900円
ホームページhttps://shinminatokankousen.jp/

遊び疲れたらほっと一息つき、カフェタイム♪

海王丸パークのカフェといえば「KAIWOMARU CREW CAFE」

KAIWOMARU CREW CAFEは、海王丸パーク内のいちばん海よりの場所にあります。

さまざまな帆船の模型や海洋に関する資料を展示している日本海交流センターに併設されています。木目とレンガの風合いが温もりを演出する店内は、ニューヨークのブルックリンの街角にあるカフェをイメージしています。海風がさわやかなパークで過ごした後は、ゆったりと落ち着く空間で、おしゃれなカフェタイム!天気がよければ青空に映える優美な海王丸を見ながら食事をすることができる見どころスポットでもあります。

引用:https://www.instagram.com/kaiwomaru.crewcafe/

海王丸ブルーレモネード<フロート>700円<ドリンクのみ>500円

青色が鮮やかなレモネード。さわやかなレモンの香りと甘~いソフトの相性抜群!

暑い日に食べると爽やかになること間違いなし。美しい色合いのレモネードと海王丸を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

名称KAIWOMARU CREW CAFE
場所海王丸パーク、日本海交流センター内
営業時間9:00~16:00
営業日土曜、日曜、祝日
電話0766-50-8188
ホームページhttps://jeckc.com/kaiwomaru-crewcafe/index.html

海王丸パークのランチといえば貴婦人館

海王丸パーク駐車場近くにお土産処「貴婦人館」があります。新湊地区で有名な我楽堂系列のお店だけあってパワフルな店員さんがおでむかえしてくれます。

1階は、海王丸グッズやお土産品等、玉手箱のような個性豊かなアイテムが見どころの楽しいお店です。

2階は、富山湾と海王丸を眺めながら食事が楽しめるお店。美しい風景を眺めながらの珈琲は格別です。

引用:https://www.imizu-kanko.jp/

白エビかき揚げうどん・そば 800円

新湊の名物白エビのかき揚げと甘めのお出汁にしみしみになっておいしいです。

ソフトクリーム 400円

カップかコーンを選べてどちらにもスプーンをつけてもらえるので我が子たちも上手に食べる事ができました。いっぱい遊んでソフトクリームでひんやり気持ちいい。

名称貴婦人館
場所海王丸パーク内
営業時間1F 10:00~17:00
2F 月~金10:00~15:00(LO14:30) 
   土日祝 10:00~16:00(LO15:30)
定休日水曜
電話0766-82-1233

広い駐車場に〇〇〇〇の自動販売機

海王丸パークの駐車場はとっても広く普通車が600台も停めることができます。お友達を誘って大人数で来ても余裕をもって停める事ができますね。

なのでツーリング日和にはかっこいいバイクに乗ったバイカー達や自慢のレトロカーを綺麗に並べている人たちをよく目にします。集まった乗り物を見て子供たちも大喜び。

県外から来たバイカーいわく、ある自販機を目的に訪れているそうでそれがこちら。

焼きイモの自動販売機。甘くてしっとりしていておいしいそうです。

「いつきても売り切れだから今日は買えてラッキー」とバイカーの人は言っていました。

あったかい焼きイモと冷たい焼きいもの二種類あるので出会えた方はぜひお試しください。

見どころがいっぱい!海王丸パーク

海の貴婦人海王丸、雄々しい立山連峰、雄大な新湊大橋の大パノラマが一望できる海王丸パーク。散歩してもよし、アスレチックで遊んでもよし、と見どころ盛りだくさん。

子供から大人までみんなが楽しめる魅力的な公園だと思います。

また海王丸は日没から22時まで毎日ライトアップしています。夜の海に浮かぶ幻想的な景色を楽しむことができます。

引用:海王丸パークホームページ

家族や友人、カップルでお出かけしてみてはいかがでしょうか?

名称海王丸パーク
住所富山県射水市海王町8
開園時間随時入場可
問い合わせ公益財団法人 伏木富山港・海王丸財団
0766-82-5181
公式サイトhttp://www.kaiwomaru.jp/
アクセス【電車】万葉線海王丸駅から徒歩約10分
【バス】富山駅から「富山ぶりかにバス」で約45分
「海王丸パーク」で下車新高岡駅から「いみずか~にばす」で約35分
「海王丸パーク」で下車
【車】北陸自動車道「小杉」ICから車で約20分
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TKG

TKG

三度の飯より飯が好き。

二人の男の子を育てるどすこいかあちゃん。まだまだ腹八分目の未熟者ですが美味しくて楽しい情報をお届けします。

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