富山市総曲輪に7月13日にオープンした「what’s?」、読み方は「ワッツ」。韓国風かき氷「ピンス」をテイクアウトできるお店だ。
まずはwhat’s?の場所をしっかりと説明しよう
富山市中心部にあるグランドプラザを背にし、本願寺富山別院へと続く細い路地の起点で北方向を向く。そして、路地の角右手にあるショーグンバーガーさんの店舗横から長屋風の建物の奥へと進む。
「本当にこの道でいいんだろうか」と若干の不安を覚えつつ、恐る恐る先に進んでいくと、視界の右手に現れる白い壁のお店。それが、今回紹介するテイクアウトのスイーツ専門店「what’s?」だ。
グランドプラザというシンボルスポットの真横付近に位置しながらも、狭い路地の奥にひっそりとたたずむ店舗。大通りから一つ角を曲がっただけで、アニメで描かれる非日常の異世界へと迷い込んでしまったような気分になる。少々分かりにくい場所ではあるが、そんな冒険心をくすぐられる立地も、「what’s?」の魅力のひとつと言えよう。
what’s?の店内はおしゃれなモノトーン
そして低い入口をくぐって「what’s?」の店内に入ると、一転して白を基調とした近未来風の無機質な空間が広がる。ほんのわずかな時間で過去と未来を行き来してきたような不思議な感覚。思わず「what’s?(何?)」とつぶやいてしまうのだ。
かき氷とピンスは何が違うのか!
「what’s?」の未来への入り口を抜けると、待っていたのは韓国風かき氷のピンス。日本のかき氷は細かく削った氷の上にシロップがかかっていて、シャリシャリした食感だが、ピンスは一味違う。日本と同様、削った氷に色々なものをトッピングするが、見た目が大きく異なる。氷はまるでパウダースノーのようにふわふわとしていて、そこにフルーツやアイスクリームなどがたっぷりと盛られる。
what’s?のピンスは全部で7種類
「what’s?」で食べられる韓国風かき氷「ピンス」は、フルーツ系4種類、クッキー系が3種類のあわせて7種類。
フルーツ系ピンスの特長は旬のフルーツがどっさりとのせられること。表面が果実で覆われているので食べ進めないとフワフワな氷は見えてこない。 フルーツは注文を受けてからカットするので、みずみずしさを十分に味わえる。練乳やフルーツをペースト状にしたソースも、フワフワの氷と相性がいい。
ピンスを口に運ぶ。
ここで再び、「what’s?(何?)」
なんだ、この味は!
口の中に長くとどめておきたい気持ちと、早くのどごしを味わいたい気持ちが交錯する。
フルーツのメインは白桃やメロン、マンゴ―だが、秋に登場するというシャインマスカットも待ち遠しく、「what’s?」の楽しみは尽きない。
what’s?は夜アイスの店「アイスタベタイ」の姉妹店
「what’s?」は北陸初の夜アイスの専門店「アイスタベタイ(富山市下堀)」のオーナーたちによる二店舗目。富山の若者にも都会で人気のスイーツを味わってもらおうと開店した。今はピンスのみのラインナップだが、秋になるとピンスを一旦終了し、サツマイモを使った別のスイーツに切り替える見込み。夏と冬では別の楽しみ方ができる。
ピンスは店内でいただくこともできるがスペースが限られているためテイクアウトすることをオススメする。
オープン後しばらくは11:00~18:00の営業、いずれは夜の営業も始める予定で、スイーツとお酒を融合させた新メニューを試作中。「富山市総曲輪に店を出したからには、この地域を盛り上げられる存在になりたい」と意気込むオーナー。「what’s?」が描く未来図は、富山の家族連れや若者、女性に支持されるお店だ。
サプライズがいっぱいのお店「what’s?」
お店へのアプローチで、店内の雰囲気に、ピンスを選ぶとき、そして味わって。そのたびに驚嘆の雄たけびをあげてしまうお店。さあ、あなたも「what’s?」と叫んでみませんか!
店名 | what’s?(ワッツ) |
住所 | 富山市総曲輪3-3-21 |
公式サイト | https://www.instagram.com/whats_toyama/ |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 近くにコインパーキング有り |
予算目安 | 700円~1,200円 |
決済方法 | 各種クレジットカード、電子決済可 |