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富山の高級ホテル5選!隠れ家宿〜ミシュラン宿まで紹介

富山の高級ホテルといえばこの5選

大自然に囲まれ、四季折々に異なる風景や旬の食材を楽しめる富山。今回はたくさんある富山高級ホテルの中から特におすすめのホテルを5つを紹介します。全て違う魅力があるので、贅沢な旅行を楽しむ際の参考にしてみてください。自分にぴったりの高級ホテルで日頃の疲れをゆっくり癒してくださいね!

ミシュラン5つ星の宿「黒部峡谷 宇奈月温泉 延楽」

引用:https://enraku.com/

昭和12年(1937)に創業され、85年以上の歴史を誇る「延楽」。創業のきっかけは、当時料理人であった創業者の濱田竹次郎さんがまだ無名の宇奈月温泉を訪れた際、雄大な峡谷の風景に虜になったことなのだそう。宇奈月温泉に現在の延楽を創業してからは料理の腕の良さから瞬く間にお客さんが増え、皇室の方々、文人墨客の方々も訪れたと言われています。

館内の随所には、初代が集めた風雅な美術品や骨董品などのコレクションが飾られています。何度かの改装を重ねた今も、各フロアにさり気なく飾られている黒部の山野草など延楽ならではのおもてなしで、当時の風景が受け継がれている素敵なこだわりを感じます。

2021年7月に館内をリニューアルした同館は個室6室の改修に加えて、石と陶器で作られている2種類の客室露天風呂を新しく設けました。2023年4月には新館対峰閣に陶器の露天風呂付き和洋室2室をリニューアルオープンしています。露天風呂では、峡谷の絶景を眺めながら自分だけの特別空間をゆったりと味わえ、体の芯まで温まりながら心も身体も癒やされることでしょう。

延楽には、大自然に囲まれながら癒される高級ホテルならではの贅沢風呂があります。樹齢400年のヒノキで作られた「華の湯」は、温泉とヒノキの香りが心地良い露天風呂です。額縁に見たてたヒノキの枠の中に美しい峡谷がお湯に映し出され、紅葉シーズンには絵画のような風景が楽しめるので、特に秋がおすすめです。
「琴音の湯」ではヒノキと岩の露天風呂が楽しめます。ヒノキの露天風呂では香りで心と体がリフレッシュされ、お肌に優しい縁石を使用した露天風呂では、水面に映る幻想的な風景に癒されます。雪景色になると水墨画のような風景になるので、こちらは冬がおすすめです。

延楽では、料理人であった初代から今もなお代々受け継がれている贅沢な食事の数々も欠かせません。料理長の繊細な感性とこだわりで、延楽でしか味わえない絶品料理が堪能できます。日本で最も深い湾のひとつである富山湾の中でも、沿岸から急激に深くなる「藍がめ」といわれる海底谷で獲れる魚介類はどれも絶品です。季節に合った「きときと(富山の言葉で新鮮)」な海の幸、山の幸が味わえます。

宇奈月温泉で唯一アロマエステを味わえるのも、高級ホテルである延楽ならではの魅力です。お風呂に入った後は植物や樹木の自然の香りを用いたアロマセラピーサロンで、オリジナルのオールハンドトリートメントをお楽しみください。

店名宇奈月温泉 延楽
住所富山県黒部市宇奈月温泉347-1
公式サイトhttps://enraku.com/
定休日不定休
駐車場あり
問合せ先0765-62-1211 (受付時間  8:00〜21:00)
予約可否
決済方法現金・クレジットカード

泊まれる美術館とも言われる隠れ家的な宿「リバーリトリート雅樂倶」

引用:https://www.garaku.co.jp/

「リバーリトリート雅樂倶」は、2000年5月にオープンした”川のほとり、アートの宿”をコンセプトとしたホテルです。2005年11月には”数奇屋の繊細さとアジアの土臭さ”をコンセプトとした新館ANNEXもオープンしました。リトリート(retreat)とは隠れ家を意味しており、数ある部屋の中でひとつとして同じデザインがなく高級感あふれる客室は、まさに大人の隠れ家。

ホテルの魅力はやはり、斬新な発想を取り入れた唯一無二の芸術的な空間です。美術館のように洗練された本館の美術館と茶室は、建築家である内藤廣さんが設計を手がけています。プレキャストコンクリートを校倉に組んだ壁をめぐらせたり、客室へ向かう宿泊客専用の歩廊を設けるなど、新しい工法や遊び心を巧みに取り入れて、一日中過ごしても飽きない特別な空間を作り上げています。現代アーティストたちによる空間演出も随所に見られ、高級ホテルならではのこだわりは旅の思い出をさらに特別なものにしてくれることでしょう。

神通峡に沿って併設されたアートウォークでは、四季折々で違う顔を見せてくれる富山の豊かな自然と現代作家によるオブジェを鑑賞しながら、ホテルの敷地で気軽に芸術を感じられます。春は満開の桜の下をのんびり散策できるのもおすすめです。

夕食は日本料理とフランス料理から選択でき、どちらも違った高級感を味わえます。日本食レストラン「樂味」では富山で採れた季節を感じられる新鮮な地元食材と、富山の地酒を中心に常時50種以上の日本酒が取り揃えられています。季節や料理、好みに合わせた逸品をスタッフがおすすめしてくれるので自分にぴったりの日本酒が見つかるはず。

フレンチレストラン「Trésonnier(トレゾニエ)」では、四季を感じる旬の食材をふんだんに使った贅沢な料理を楽しめます。”Trésor”は宝物、”Saisonnier”は季節という意味で、季節の最上の食材「Trésonnier(季節の宝)」を大切にしていきたいという思いが込められています。レストランはいずれも昼食は土日祝のみの営業で、利用する際は前日までの予約制です。

大浴場では、モダンなインテリアの内湯や神通峡の絶景と野趣あふれる赤石の露天風呂。宿泊者専用スパでは大きなジャグジーバス、冷水炭酸泉、サウナ、露天風呂があります。ほかにも宿泊者専用の温石ルームや貸切露天風呂もありますよ。高級ホテルでしか味わえない贅沢な空間は、心身ともにゆったりとリラックスできることでしょう。
館内には、アートをはじめとした多彩なジャンルの本が揃うライブラリーや本格的な茶室、パティシエが手掛けるメニューが揃うカフェなどの施設が充実しているので、芸術的な空間を楽しみながら何度でも訪れたくなる高級ホテルです。

店名リバーリトリート雅樂倶
住所富山県富山市春日56-2
公式サイトhttps://www.garaku.co.jp/
定休日不定休
駐車場あり
問合せ先076-467-5550
予約可否
決済方法現金・クレジットカード・電子マネー・QRコード決済

富山市中心街の好立地!「ANAクラウンプラザホテル富山」

引用: https://www.anacrowneplaza-toyama.jp/index.html

富山市の中心、富山城址公園を望む地にそびえ立つ「ANAクラウンプラザホテル富山」。6F〜18Fまでが客室となっており、窓から眺める富山の景色は高級ホテルでしか味わえない絶景そのものです。
6F〜15Fはレギュラーフロアとして、シングルルームから友人や家族と泊まれるお部屋まで200室が用意されています。利便性のいい設備面とシックなデザインのインテリアは、おしゃれかつシンプルで落ち着ける空間となっています。

さらに高級感を味わいたい方は、52室ある16F〜18Fのプレミアフロアがおすすめです。部屋によって立山連峰の山々や富山の街並み、富山城が眺められる部屋もあり、贅沢な景色を堪能できます。家具やインテリアは高級感のあるデザインに統一されているので、優雅な気持ちでリラックスできることでしょう。6Fには車椅子の方も利用しやすいアクセッシブルルームが設けられているなど、どなたでも利用しやすいよう考えて設計されているホテルです。

全客室にあるアメニティや備品、レンタルが充実しているのも魅力です。レンタル備品としてはノートPC(※有料)、加湿器、アイロン、DVDデッキ、充電器などホテルステイをより楽しめるアイテムが揃えられています。

夕食は日本料理や鉄板焼き、洋食のレストランが併設されているので、その日の気分で選べます。1Fのレストランではディナーブッフェ、5Fのテラスではビアガーデンが開催されている時期もありますよ。高級ホテルならではの広々とした館内で食べる食事は、どれも贅沢なひとときを過ごせることでしょう。夜はホテルの最上階にあるスカイバーで、富山市街を眺めながら優雅な時間をお楽しみください。

店名ANAクラウンプラザホテル富山
住所富山県富山市大手町2番3号
公式サイトhttps://www.anacrowneplaza-toyama.jp/
定休日不定休
駐車場あり(有料)
※1泊につき1,500円(到着日15時~出発日11時の間は何度でも出入庫可能)
問合せ先0570-04-1080
予約可否
決済方法現金・クレジットカード・電子マネー

成分の異なる2つの濁り湯が自慢!「鳥越の宿 三楽園」

引用:https://www.sanrakuen.com/

大正13年(1924)に料理旅館として創業した「鳥越の宿 三楽園」。創業100年を迎えた今でも、創業当初からの日本文化を大切に受け継いでいます。
客室は庄川峡に面しており、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々に移り変わる庄川峡の風景を堪能できます。古くから受け継いでいる和を基調とした日本を感じられるデザインは残しつつ、部屋ごとに異なるインテリアデザインや凝った配色は、高級ホテルらしい和モダンで上品な空間になっています。

三楽園は、全国的にも珍しい成分の異なる2つの濁り湯が用意されており、温泉にもこだわっています。ひとつは美肌の湯として名高い「炭酸水素塩泉」。皮膚を柔らかくしてお肌がすべすべになる効果が期待でき、別名「美肌の湯」とも呼ばれています。便秘や冷え性、肩こりにも効果的です。
もうひとつは「炭酸鉄泉」。お湯の成分として鉄分を豊富に含んでいるので、婦人科系や皮膚疾患に効果があると云われています。

三楽園のお食事は富山で採れた新鮮な食材をふんだんに使用した日本料理となっています。お米は低農薬有機米を使用しているのもホテル独自のこだわりです。

日本初の本格的ファンゴ施設も備えられており、自家源泉「鳥越の湯」の温泉成分をぎゅっと濃縮させた温泉泥パックを丁寧に施術してくれます。デトックスや体質改善、温熱や鎮痛の効果が期待できますよ。
また、ファンゴの他にもエステ業界最高峰のライセンスを取得したエステティシャン監修の基で育ったスタッフが提供するエステも利用できるので、プロが提供する美のサービスをご堪能ください。

店名鳥越の宿 三楽園
住所富山県砺波市庄川町金屋839
公式サイトhttps://www.sanrakuen.com/
定休日不定休
駐車場あり
問合せ先076-382-1260
予約可否
決済方法現金・クレジットカード

五箇山のお膝元にひっそり佇む宿「庄川温泉風流味道座敷 ゆめつづり」

引用: https://yumetsuzuri.com/

庄川峡の清流が流れる閑静な場所に佇む「庄川温泉風流味道座敷 ゆめつづり」。玄関を抜けると畳のロビーが一面に広がっており、館内の廊下にはすべて畳が使われています。高級ホテルでありながら、靴を脱いで上がるとまるで自宅に帰ってきたかのような心地よさとほっとする安心感を感じられます。

客室は和室か和洋室を選択でき、どちらも違う高級感を楽しめます。窓からは絵画のような三条⼭の⾵景や、季節ごとに移ろいゆく景⾊をゆっくりと眺められるので、日常から離れて自分だけの特別な時間を過ごせることでしょう。

ゆめつづりでは、元料理人の社長が毎朝市場へ出向いて仕入れをしています。富山でとれる厳選された食材を使い、春はワラビやタラの芽などの山菜や白海老、ホタルイカ。夏は鮎、秋は子持ち鮎やアマダイ、紅ズワイガニ。冬は寒ブリに本ズワイガニなど、季節に合った新鮮な料理が堪能できるのも高級ホテルならでは。お食事処の窓からはきれいな日本庭園を眺められ、自然を感じながら食べる料理は一層おいしく感じられます。

お風呂は大浴場だけでなく大きな貸切家族風呂も利用できるので、周りを気にせず家族だけの特別な空間をゆったりと過ごせます。木の香りがすがすがしいヒノキの露天風呂や地元で採掘された金屋石で作られた自然の趣がある岩風呂に浸かると心と体の疲れがじんわりと解けていくことでしょう。ぜひお気に入りのお風呂を見つけてみてください。

店名庄川温泉風流味道座敷 ゆめつづり
住所富山県砺波市庄川町金屋3531
公式サイトhttps://yumetsuzuri.com/
定休日不定休
駐車場あり
問合せ先076-382-1253
予約可否
決済方法現金・クレジットカード

高級ホテルで優雅な富山ステイを楽しんで

今回は、富山でおすすめの高級ホテルを紹介しました。

富山県は有名な観光スポットはもちろん、絶景を眺めながらの温泉や四季折々の新鮮な食材を使った絶品料理など、富山でしか味わえない魅力がたくさんあります。富山に来た際は、高級ホテルで優雅な富山ステイをお楽しみください。

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トイエバ編集部

トイエバ編集部

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