蟹のおいしい食べ方・富山でおすすめの名店3選

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【種類別】蟹をきれいに剥くコツとおいしい食べ方

蟹を丸々一杯食べたいけれど「どうやって剥けばいいのだろう」「食べ方がわからない」と、少し身構えてしまう方も多いかもしれません。

実は、蟹はコツさえ掴んでしまえば、力を入れずともスルリと美しい身を取り出せます。初めての方でも失敗しないための「蟹の殻剥き」と食べ方のポイントを種類別に紹介します。

ズワイガニ(高志の紅ガニなど)

©(公社)とやま観光推進機構

富山でも愛されているズワイガニは、殻が薄くて柔らかいため、初心者の方でも挑戦しやすいカニです。

✂捌き方

まず蟹を裏返し、お腹にある三角形の「ふんどし」と呼ばれる部分を指で剥がしましょう。そこから甲羅をパカッと開き、脚を一本ずつ付け根から切り離します。エラの部分は食べられないので、手で取り除いておくと仕上がりが綺麗です。

🥢剥き方・食べ方

脚の身を抜くときは、関節の少し手前をポキッと折るのがコツです。そのままゆっくりと引き抜くと、中の身がスルンと抜けてくるはず。もし身が残ってしまったら、カニバサミで殻の側面に沿って切り込みを入れると、力を入れずに身が取り出せます。ハサミは奥まで入れすぎず、殻の表面を滑らせるように切るのが身を傷つけない秘訣です。

タラバガニ

大ぶりで迫力のあるタラバガニは、トゲがあるため手を傷つけないよう注意して進めましょう。

✂捌き方

まずはキッチンバサミで、脚を一本ずつ根元から切り離すところから始めます。タラバガニはトゲが鋭いので、軍手をはめるか、厚手の布巾で押さえながら作業すると安心です。甲羅を外すときはかなり力が必要なため、まずは脚に集中して楽しむのが良いでしょう。

🥢剥き方・食べ方

殻が非常に硬いタラバガニは、脚の「両サイド」に縦の切り込みを入れるのが一番の近道です。二箇所の切り込みを入れたら、上側の殻を蓋のようにパカッと外してみてください。まるでお店のような立派な身が現れ、贅沢に頬張れるでしょう。

毛蟹

小ぶりな毛蟹は、脚よりも甲羅の中にあるカニみそをメインに楽しむのがおすすめです。

✂捌き方

ズワイガニと同じように「ふんどし」を外してから、甲羅をパカッと開けます。毛蟹の醍醐味であるカニみそがこぼれないよう、甲羅を下にしてゆっくり開けるのがポイントです。脚は短いため、ハサミの先を使って一本ずつ根元から丁寧に切り分けましょう。

🥢剥き方・食べ方

毛蟹の殻は全身にびっしりとトゲがあるのが特徴です。無理に手で割ろうとせず、ハサミで一本の線を入れるように滑らせてください。殻が開いたら、専用の細いスプーン(カニフォーク)で身を丁寧にかき出すようにすると、旨味の詰まった繊細な身を余すことなく楽しめます。

蟹の旨味を最大限に引き出すおすすめの食べ方・調理法

富山の新鮮な蟹を手に入れたら、次はどのような食べ方で味わうかが楽しみの一つでしょう。素材の良さを引き立てる調理法や食べ方を知ることで、蟹の魅力をさらに深く感じられます。地元でも愛されている、蟹の旨味を最大限に引き出すおすすめの食べ方を紹介します。

お刺身

本当に新鮮な蟹に出会えたなら、まずは「お刺身」でいただくのが最高に贅沢な選択でしょう。

殻から取り出したばかりの身は、透き通るようにキラキラと輝き、とろけるような甘みが口いっぱいに広がります。富山湾の冷たい水で引き締まった身は、独特のぷりっとした食感と、後を引く上品な余韻がたまりません。

醤油をほんの少しつけるだけで、蟹そのものが持つポテンシャルの高さをそのまま感じられるはずです。

焼き蟹

香ばしい香りに包まれて、運ばれてきた瞬間から食欲がそそられるのが「焼き蟹」の魅力です。

火を通すことで蟹の水分が程よく飛び、甘みと旨味がギュッと凝縮されます。殻が焼ける香ばしさは、お刺身とはまた違った奥深い味わいを演出してくれるでしょう。

お好みでレモンを軽く絞ったり、濃厚なカニみそを少し絡めて焼いたりするのも、通な食べ方の一つです。ホクホクとした温かい身を頬張る瞬間は、まさに至福のひとときといえます。

蟹しゃぶ・蟹鍋

みんなで一つの鍋を囲み、温かい湯気とともに蟹を楽しむ時間は、旅の思い出をより一層深めてくれます。

出汁にさっと潜らせる「蟹しゃぶ」は、表面にだけ火を通すことで、弾力と瑞々しさを同時に楽しめます。また、季節の野菜と一緒に煮込む「蟹鍋」は、蟹から出る濃厚な出汁が他の具材にも染み渡り、最後の一滴まで絶品です。

締めには、その旨味をたっぷり吸わせた雑炊を作る食べ方が、富山の蟹を楽しみ尽くす最高のフィナーレになるでしょう。

富山でおいしい蟹料理が食べられるお店3選

富山では、新鮮な蟹を一番おいしい食べ方で堪能できるお店が豊富にあります。中でもおすすめのお店を3つ紹介します。

1.富山新湊漁港 かに小屋

引用:https://shinminato-kanigoya.jp/

漁港の熱気を肌で感じながら、豪快にカニを味わいたい方におすすめなのが「富山新湊漁港かに小屋」です。こちらはベニズワイガニの漁期である9月から翌年5月までの期間限定で営業しており、朝に水揚げされたばかりの新鮮なカニがずらりと並びます。

新湊漁港で獲れたての「高志の紅ガニ」を丸ごと一杯堪能できるプラン、茹でたての紅ガニが60分間食べ放題のプラン、紅ガニと富山湾の新鮮な魚介の鍋が味わえるプランがあります。全国的にも珍しい昼セリを見学でき、市場ならではの活気ある雰囲気を間近で体感できるところが魅力です。

それぞれ予約できる人数や時間が決まっているため、ぜひ事前に公式サイトをチェックしてみてください。

住所富山県射水市八幡町1-1100
公式サイトhttps://shinminato-kanigoya.jp/
営業時間11:30〜15:00
定休日設定除外日
水・日曜、祝祭日、その他休市日
※その他、施設の都合で休む場合あり
駐車場約10台
問合せ先0766-84-8051 
予約可否
前日15:00まで(当日の予約は電話のみ)

2.割烹かわぐち

引用:https://kappou-kawaguchi.com/

自分好みの食べ方でカニ料理をゆっくり楽しみたい方には「割烹かわぐち」がぴったりです。主人がみずから新湊漁港へ足を運び、厳しい目利きで直接競り落とした確かな品質のカニを堪能できます。

おすすめは、新湊で水揚げされたベニズワイガニです。脱皮直後の「水蟹」と呼ばれるカニは、茹でガニだけでなくお刺身でもいただけます。また、厳しい基準をクリアしたタグ付きのカニは、お刺身、茹で、焼き、さらには天ぷらまで、好みに合わせて調理してくれるのが大きな魅力です。

「半分はお刺身、もう半分は焼きで」といった贅沢なリクエストにも応えてくれるので、自分だけの楽しみ方が見つかるでしょう。

11月から3月には、紅ズワイ蟹の刺身や姿焼き、ズワイ釜茹で、カニ鍋、そして締めを飾るカニ雑炊など、さまざまな食べ方の全8品が揃う豪華なコースも登場します。

住所富山県射水市中央町19-31
公式サイトhttps://kappou-kawaguchi.com/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/kappoukawaguchi/
営業時間11:30〜14:00(LO)
17:30〜21:00(LO)
定休日月曜(祝日の場合は翌日)
駐車場あり(無料、20台)
問合せ先0766-84-1331
予約可否

3.富山湾食堂 マルート店

引用:https://www.instagram.com/p/C1BVecMJOXN/?img_index=1

観光の合間で気軽にカニを味わいたいなら、富山駅近くの「鮮魚魚廣 富山湾食堂マルート店」へ足を運んでみてください。

駅ビルの中という便利な場所にありながら、店内には大きな生簀や水槽があり、本日イチオシの旬な魚たちが元気に泳いでいます。注文が入ってから網で魚をすくい、新鮮なまま調理されるのが特徴です。

ぜひ食べていただきたいのが、数量限定で提供されているベニズワイガニ丼。どんぶりからはみ出すほどたっぷりと盛り付けられたカニの身に、キラキラと輝くいくらが乗った姿は、まさに贅沢な食べ方そのものです。

いろいろな味を少しずつ楽しみたい方には、ベニズワイガニ、白えび、本日の地魚のミニ丼を3種類セットで味わえる「3食丼」もおすすめです。食事だけでなく富山の地酒も充実しているので、富山旅の締めくくりに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

住所富山県富山市明輪町1-231 MAROOT1F
公式サイトhttps://uohiro-maroot.jp/toyamawan
公式Instagramhttps://www.instagram.com/uohiro_maroot/
営業時間11:00〜22:00(LO21:00)
定休日年中無休(MAROOTの定休日に準ずる)
駐車場なし
問合せ先076-482-4788
予約可否

富山に来たら一度は食べたい「高志の紅ガニ」

©(公社)とやま観光推進機構

富山では、冬から春になると「高志(こし)の紅(あか)ガニ」といった紅ズワイガニが獲れます。かつて富山が「高志の国」と呼ばれていた歴史に由来しており、まさに郷土の誇りが込められた特別な呼び名です。

高志の紅ガニが育つのは、太陽の光が届かない水深800m以上の冷たい深海です。厳しい環境の中で10年近い歳月をかけて成長することから、蟹の身には驚くほど豊かな甘みが蓄えられています。

茹でる前から鮮やかな赤色であることから「富山湾の朝陽」とも呼ばれており、今では白えび、ホタルイカ、寒ブリと同じように富山を代表する海の幸として愛されています。地元では、茹でたての熱々を頬張るのはもちろん、旨みが凝縮された出汁を楽しむ鍋など、バリエーション豊かな食べ方で親しまれています。

漁の解禁は9月1日からで、翌年の5月頃までと長い期間楽しめるのも魅力です。特に寒さが増して身がギュッと引き締まる11月から12月頃は、まさに最高の食べ頃。厳しい基準をクリアした良質な蟹には「極上」のタグが付けられ、その確かな味わいは富山旅を贅沢に彩ってくれるでしょう。

富山の蟹を、最高の食べ方で味わい尽くそう

富山の深い海が育んだ蟹は、その一杯に漁師の誇りと、土地の豊かな恵みが詰まっています。 剥き方のコツやおいしい食べ方を少し知っておくだけで、新鮮な蟹を食べる時間は、もっと豊かで楽しいものに変わるはずです。

市場の活気の中で頬張るもよし、割烹で静かにその旨味に浸るもよし。 あなたらしい食べ方で、富山が誇る極上の蟹を心ゆくまで味わってみてください。

おひとり様はもちろん、大切な人とテーブルを囲んで無心に蟹を楽しむ時間は、富山旅の贅沢な思い出になるでしょう。 自分が一番好きな蟹の食べ方を、ぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。

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トイエバ編集部

トイエバ編集部

様々な富山の情報をお届けするトイエバ編集部です!

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