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【珈琲とパンの店 やまむろ】挽きたて珈琲と自家製パンでほっこり富山レトロ喫茶

富山の中心街に佇む喫茶店「やまむろ」とは

珈琲とパンの店「やまむろ」外観
住居兼店舗で1階部分が喫茶店になっています

富山市中心部、総曲輪のオフィス街にひっそりと佇む喫茶店「やまむろ」は創業1980年の老舗喫茶店。
サイフォンが並ぶカウンターからはコーヒーの香ばしい香りが漂い、店内はソファ席などゆったりとくつろげる落ち着いた雰囲気から、40年以上に渡って多くの利用客に愛されています。

おすすめは「ホットサンドセット」

やまむろのおすすめメニュー「ホットサンドセット」
ホットサンドセット(コーヒー付) 780円(税込)

私のおすすめは「ホットサンドセット」です。
マスターの山室憲一さんのお父さんがかつて和菓子・洋菓子店を営んでいたこともあり、やまむろではお店で提供する全てのパンを毎朝丁寧に手作りしているそうです。

ジャガイモの甘さからハムと玉ねぎの香りが口に広がり、どこか懐かしさと優しさを感じるホットサンド。素朴だけど真似しようと思ってもできない優しい味からは、若者やお年寄りまで幅広いお客さんに親しまれている理由がわかります。

やまむろのホットサンド
小麦粉にもこだわり作られたパン、その食感たるやモチモチ&サクサクで思わず笑みがこぼれます。

挽きたてコーヒーでほっと一息

注文を受けてから豆を挽き、サイフォンで丁寧に淹れられるコーヒーはスッキリ、キレのある味わい。手作りのパンとの相性も抜群で、気がついたらコーヒーカップが空になっていました。

やまむろのホットコーヒー
やまむろはカップもおしゃれで昭和レトロを思わせます

カウンターに立つやまむろのマスター山室憲一さん
「サイフォンはお客さんの好みに合わせて味を調整できるのが良い」と、マスターの山室憲一さん

自然体で昭和レトロなやまむろの店内

珈琲とパンの店「やまむろ」の店内
創業時から変わらない店内は飾らない昭和の雰囲気がそのまま残っています。

「お客さんには落ち着いてコーヒーを味わいながら、くつろいでほしい」と話すマスターが作る店内はカウンターやテーブル席、ソファ席など全ての椅子が低めになっていてゆったりと過ごすことができます。

やまむろのカウンター席
マスターと談笑できるカウンターがおすすめ

やまむろの小物やカップが並ぶ食器棚
カップや小物もどこかノスタルジーで実家に帰ってきた気持ちになります

やまむろは平日の朝7時から営業

平日は朝7時から19時と喫茶店としては長いやまむろの営業時間。

やまむろの座席
国道41号線を行き交う車を横目にくつろげる窓際の席

「営業時間なんて昔の喫茶店はみんなそうだったから」と笑いながら話すマスターに聞くと日によっては朝から満席になることもあるそう。

近隣にはホテルや商店街もあることから、幅広い年代のお客さんが訪れるそうで、取材時には店内の31席が若者たちでほぼ満席状態でした。

やまむろのソファー席
ソファ席も広々としているのでゆったりと過ごせます(時間を変えて撮影しました)

優しいマスターと奥さんに触れて

やまむろのマスター 憲一さんと真砂子(まさこ)さん
「二人で撮るのは久しぶりだね」と笑顔で並んでくれた真砂子(まさこ)さんと憲一さん

ほぼ満席の店内で忙しい中、手を動かしながら常に笑顔で受け答えをしてくれた山室さん。

「特に苦労したことはない」と少し照れながらも顔を合わせながら話すお二人。お客さんに喜んでもらいたいという気持ちが自然に伝わり、きっとファンも多いだろうな、と感じました。
そして取材終わり、お土産にロールパンをいただき、お二人の優しさと暖かさにほっと心が癒された1日でした。

みなさんも疲れを癒しに、やまむろを訪れてみてはいかがでしょうか。

店名珈琲とパンの店 やまむろ
住所富山県富山市総曲輪2-1-5
営業時間7:00~19:00(月~土曜)
11:00~16:00(日曜、祝日)
定休日不定休
駐車場3台
(近隣にコインパーキングもあり)
問合せ先076-421-3433
決済方法現金のみ
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クルミさん

クルミさん

私の体の80%は犬、10%はお酒でできています。もうほぼ犬です。

神奈川県生まれ、富山に移住して約30年。今や富山弁をネイティブに操ることができる生粋の富山人。富山の米と酒と犬が生きがいです。趣味は愛犬を吸うことです。

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