富山の穴場観光スポット8選
富山には、知る人ぞ知る穴場観光スポットが多くあります。中でも地元民おすすめの穴場観光スポットを厳選して紹介します。
1.新湊観光船

「新湊観光船」は、射水市の海王丸パークから出航し、富山新港と市街地を結ぶ全長約3,420メートルの運河である内川をゆったり進むクルーズです。
航路の見どころは、内川に架かる12の橋です。350年以上の歴史を持つ橋や、光を受けて色合いが変わるステンドグラスの橋など、さまざまな魅力があります。
内川遊覧と12の橋巡りを組み合わせたコースでは、約50分かけて町並みと橋の個性をじっくり楽しめます。川沿いには古くからの民家が並んでおり、穏やかな風景を眺めていると「日本のベニス」と呼ばれる理由が自然と感じられるでしょう。
乗船時には、中間地点である「川の駅新湊」の館内もおすすめです。食事やカフェ、お土産選びまで楽しめるため、クルーズの時間がより充実します。新湊観光船は、歩く観光とは違う視点で新湊を知りたい方におすすめの穴場観光スポットです。
「新湊観光船」については、こちらでも紹介しています。
| 場所 | 新湊観光船 |
| 住所 | 富山県射水市海王町2 |
| アクセス | 【海王丸パークへのアクセス】 ・万葉線「海王丸駅」より徒歩10分 ・富山地鉄ぶりかにバス「海王丸パーク」下車後すぐ ・北陸自動車道「小杉IC」より車で約20分 【川の駅 新湊へのアクセス】 ・射水市コミュニティバス「かぐら橋口」下車後徒歩1分 ・万葉線「新町口駅」下車後徒歩8分 ・富山地鉄ぶりかにバス「川の駅新湊」下車後すぐ ・北陸自動車道「小杉IC」より車で約20分 |
| 公式サイト | https://shinminatokankousen.jp/ |
| 問合せ先 | 0766-82-1830 |
| 営業時間 | 通常営業:3月〜11月/9:00〜16:00 冬期営業:12月〜2月/10:00〜15:00(平日は予約のみ) |
| 定休日 | 水曜 (祝日の場合は木曜) ※年末年始も運休 |
| 駐車場 | あり(無料、600台・大型7台) |
2.大岩山日石寺
「大岩山日石寺」は、今から約1,300年前に始まったと伝わるお寺です。全国を巡っていた僧侶・行基が北陸の地で不動明王の霊気を感じ、岩に彫ったことが起源とされています。
本堂に安置された不動明王の石仏は、日本最高傑作と称される存在です。巨大な岩肌に刻まれた迫力満点の姿は、自然と足を止めて見入ってしまうでしょう。境内では、滝行や写仏、八十八ヶ所巡礼といった修行体験も開催されています。
中でも人気なのが、自然の水を使った「滝行」です。6本の滝で修行ができる寺は日本でも珍しく、人間の六根である眼・耳・鼻・舌・身・意を清め、煩悩を洗い落としてくれる意味が込められています。
山に囲まれた静かな空間で、心が整う感覚を味わいたい方に最適な穴場観光スポットです。
「大岩山日石寺」についてはこちらでも紹介しています。
| 場所 | 大岩山日石寺 |
| 住所 | 富山県中新川郡上市町大岩163 |
| アクセス | 〈車〉 「上市駅」より約10分 「立山IC」より約15分 |
| 公式サイト | https://ooiwasan.com |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/ooiwasan_nissekiji |
| 問合せ先 | 076-472-2301 |
| 営業時間 | 拝観時間 9:00〜16:00 滝行体験 9:00〜15:00 |
| 定休日 | 無休 ※滝行体験は悪天候の場合、中止の可能性あり |
| 駐車場 | あり(無料、敷地内に3か所あり・100台以上) |
3.まんだら遊苑
「まんだら遊苑」は、立山信仰の世界観を歩いて体感できる珍しい穴場観光スポットです。山岳風景だけでなく、地獄や極楽、神々の世界まで描かれた「立山曼荼羅」をモチーフに、あの世の世界を巡るような空間が広がっています。
苑内には、曼荼羅の世界をなぞるように道が続きます。暗く静かな回廊で表現された地獄のエリアから、光に包まれる極楽の空間へと、少しずつ雰囲気が切り替わっていく構成が印象的です。音や香りなどを取り入れた演出で、見るだけでなく五感を使って楽しめるでしょう。
立山の歴史や信仰をテーマにしながらも、難しさを感じさせない工夫が随所に見られます。ゲーム感覚で進められる仕掛けが多く、子ども連れでも気軽に立ち寄りやすい穴場スポットです。
「まんだら遊苑」については、以下の記事でも紹介しています。
| 場所 | まんだら遊苑 |
| 住所 | 富山県中新川郡芦峅寺93-1 |
| アクセス | 〈車〉 「富山IC」より35分 「立山IC」より30分 「立山駅」より30分 〈電車〉 富山地方鉄道立山線「千垣駅」下車後徒歩約30分 富山地方鉄道立山線「千垣駅」下車後町営バス乗車、「雄山神社前」下車すぐ |
| 公式サイト | https://tatehaku.jp |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/tateyama_museum_of_toyama |
| 問合せ先 | 076-481-1216 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 定休日 | 冬季休業あり(12/1〜3/31) 臨時休館日は「イベントカレンダー」をご覧ください |
| 駐車場 | あり(無料) |
4.氷見昭和館

「氷見昭和館」は、昭和の暮らしや街並みを再現したレトロな穴場観光スポットです。建物に足を踏み入れた瞬間、まるで昭和にタイムスリップしたかのような感覚に包まれます。
1階の展示コーナーには、駄菓子屋やたばこ屋、おもちゃ屋が並び、当時の日常がそのまま切り取られています。どこか懐かしい空気が漂い、世代を問わず楽しめる空間です。2階では昭和の街並みを再現したエリアに加え、チャームボールやインベーダー、パックマンなどのゲームも楽しめます。
分館として併設されている「氷見平成館」も見逃せません。ガラケーや宝くじなど、平成を象徴する品々が並び、時代の移り変わりを感じられます。奥には約2,000個のマグカップが展示されており、これらは約30年かけて集められたコレクションなのだそう。
氷見の観光地の中でも落ち着いて楽しめる、知る人ぞ知る穴場スポットです。
| 場所 | 氷見昭和館 |
| 住所 | 富山県氷見市柳田526-1 |
| アクセス | 〈車〉 「氷見IC」より15分 「氷見北IC」より15分 「高岡北IC」より15分 「ひみ番屋街」より10分 〈バス〉 加能越バス「柳田南」下車後すぐ |
| 公式サイト | https://himishouwakan.jimdofree.com/ |
| 問合せ先 | 0766-91-4000 |
| 営業時間 | 土日祝:10:00〜17:00 平日:12:00〜15:00 臨時休業あり |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | あり(無料、32台) ※平成館と合同 |
5.東山円筒分水槽

円筒分水槽とは、農業用水を公平に分けるために造られた円筒形の利水施設です。「東山円筒分水槽」では、東山地区の天神野用水、青柳用水、東山用水の3つへ、同じ割合で水が分配されています。

円形の構造から静かに流れ出す水の様子は美しく、実用施設でありながら観光スポットとしても注目を集めています。2020年4月には国の登録有形文化財に登録され、価値の高さが改めて認められました。完成から50年以上が経過した今も、地域への安定した用水供給を支え続けています。
富山県内に円筒分水槽は5か所あり、魚津市には2か所が残されています。自然と技術が調和した姿に、静かな力強さを感じられる穴場観光スポットです。
| 場所 | 東山円筒分水槽 |
| 住所 | 富山県魚津市東山 |
| アクセス | 〈車〉 「魚津駅」より約12分 |
| 公式サイト | https://uozu-kanko.jp/library/entoubunsuisou/ |
| 問合せ先 | 0765-22-2244 (魚津駅観光案内所) |
| 営業時間 | 24時間 |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | あり(無料、約5台) |
6.宮島峡

「宮島峡」は、滝と渓谷が織りなす自然美に包まれた癒しの穴場観光スポットです。主に三つの滝があり、中でも一の滝と二の滝は、川幅いっぱいに水が流れ落ちる姿が印象的です。
宮島峡は、勢いよく美しい滝が流れ落ちる様子から「小さなナイアガラ」と呼ばれており、多くの観光客を惹きつけています。滝の周辺には12体のビーナス像が点在し、独特の世界観をつくり出しています。
周辺には天然温泉もあるため、自然を感じながら体を休める時間が過ごせるところも魅力です。散策とあわせて訪れると、旅の疲れがやさしくほどけていくでしょう。
なお、鼓ヶ滝から論田方面へ向かう道路は現在工事のため通行止めとなっています。訪問前に交通情報を確認しておくと安心です。
| 場所 | 宮島峡 |
| 住所 | 富山県小矢部市名ヶ滝 |
| アクセス | 〈車〉 「石動駅」より約20分 「福岡IC」より約15分 |
| 公式サイト | https://oyabe.info/837/ |
| 問合せ先 | 0766-30-2266(小矢部市観光協会) |
| 営業時間 | 24時間 |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | あり(無料) 一の滝付近:普通車11台、大型車2台、身がい者用駐車スペース1台分 二の滝付近:普通車3台 竜宮淵付近:普通車7台、大型車2台、身がい者用1台 |
7.道の駅たいら「五箇山和紙の里」

「五箇山和紙の里」は、五箇山の玄関口として親しまれている穴場観光スポットです。館内では、五箇山ならではの特産品が並び、富山ならではの文化や魅力に触れられます。

敷地内にある「和紙体験館」では、五箇山和紙の手すき体験が楽しめます。はがき漉き体験は約20〜30分で参加でき、完成品はそのまま郵送できます。旅の思い出を形に残せる体験として人気です。また、「和紙工芸館」では、和紙の歴史を学びながら全国の有名和紙が見られます。
ほかにも、五箇山の特産品やお土産を販売している「五箇山特産 朝あけ」や、ご当地グルメを味わえる食事処「五箇山の味 ふるさと」もあり、旅のひと休みにもぴったりです。
五箇山の文化と味を一度に楽しめる、穴場の道の駅です。
| 場所 | 道の駅たいら「五箇山和紙の里」 |
| 住所 | 富山県南砺市東中江215 |
| アクセス | 〈車〉 「福光IC」より35分 「五箇山IC」より25分 |
| 公式サイト | https://gokayama-washinosato.com/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/gokayama_washinosato/ |
| 問合せ先 | 0763-66-2223 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 (紙漉き体験は10:00〜15:00 ※要予約) |
| 定休日 | 年末年始 |
| 駐車場 | あり(無料、50台) |
8.富山市民族民芸村

「富山市民族民芸村」は、富山の暮らしや文化をゆっくり味わえる落ち着いた雰囲気の穴場観光スポットです。敷地内には7つの博物館と2つの関連施設が点在し、散策しながら自然と郷土文化に触れられる造りになっています。
「考古資料館」では遺跡から出土した資料が展示されているほか、「民俗資料館」では昔の生活用具や仕事道具が並び、当時の人々の暮らしぶりを身近に感じられるでしょう。「売薬資料館」では、全国に名を知られる富山売薬の歴史が丁寧に紹介されています。
そのほか、「民芸館」や「民芸合掌館」「陶芸館」「篁牛人記念美術館」も、昔の人々の暮らしぶりや文化を肌で感じられます。
2つのエリアでは、絵付け体験ができるところも特徴です。「陶芸館」では湯呑みや大皿、「とやま土人形工房」では土人形や土鈴、貯金箱などをベースに自由な発想で作品作りを楽しめます。自分好みに作品を作り上げる時間は、富山旅の思い出を形に残すひとときになるでしょう。
観光地の喧騒から少し離れ、富山の文化を丁寧に知りたい方に寄り添ってくれる穴場観光スポットです。
「とやま土人形工房」については、こちらでも紹介しています。
| 場所 | 富山市民族民芸村 |
| 住所 | 富山県富山市安養坊1118-1 |
| アクセス | 〈車〉 「富山IC」「富山西IC」より約20分 |
| 公式サイト | https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/minzokumingei/index.html |
| 問合せ先 | 076-433-8270(富山市民俗民芸村 管理センター) |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 (入館は16:30まで) |
| 定休日 | 年末年始(12月28日〜1月4日) ※臨時休館あり、詳細は公式サイト確認 |
| 駐車場 | あり(無料、東側・西側・民芸合掌館南側の計3か所) |
穴場観光スポットで出会う、富山の魅力
富山には、心を落ち着かせてくれる穴場観光スポットが点在しています。水の流れとともに続く町並みや、長い歴史の中で守られてきた信仰や文化は、派手さはなくとも深く印象に残る存在です。
今回紹介した穴場スポットは、足早に巡る旅よりも、景色や空気を感じながら過ごす時間に向いています。予定を詰め込みすぎず、気になる場所を選んで立ち寄るだけでも、富山の表情は大きく変わって見えるでしょう。
富山観光で少し静かな時間を求めたくなった際は、穴場スポットを満喫してみてはいかがでしょうか。































