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夏の富山観光といえば!おすすめの避暑スポット・グルメ8選

富山の夏だからこそ行ってみてほしいおすすめの富山観光スポット・グルメ8選を紹介します。円安で海外旅行に行くハードルが高い昨今、国内旅行を楽しみたい方は例年より多いのではないでしょうか。富山は避暑スポットでもあるので、暑さを回避しながら観光を楽しんでみてください。

夏の富山の特徴は?

富山は、山の斜面にあたった風が山を越えて暖かく乾いた風になって下りてくることで付近の気温が上がるフェーン現象が起こりやすい地域です。そのため、夏の時期は気温が高くなる傾向にあります。しかし、富山は海に面して山に囲まれていることもあり、レジャーが盛りだくさんで、夏を楽しむのに十分なほどに見どころがたくさんあります。
富山名物の水だんごやそうめんなど夏にぴったりのグルメや避暑スポットもたくさん!富山は大人の楽しみも満喫するのにもってこいな夏の旅行スポットなのです。

暑い夏の観光におすすめな避暑スポット6選

暑くても夏はアクティブになりたい方は少なくないはず。富山に行くならぜひ行ってみてほしい!暑い夏の観光におすすめな富山の避暑スポットを6つ紹介します。

涼しげな観光放水が見物!「黒部ダム」

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/mirutanoshimu11.html

黒部ダムは国内最大級のスケールと迫力のダムです。えん堤の高さは186mで日本一を誇り、長さ492mと左右のウイングが特徴です。圧巻の観光放水で流れ出る水量は毎秒10t以上にもなり、運が良ければ虹が見られます。(実施期間:6月26日~10月15日)

観光放水時刻
6/26~7/316:00 ~ 17:30
8/1~9/106:30 ~ 17:00
9/11~10/157:00 ~ 16:30

※天候などにより放水を中止する場合があります

黒部ダムは見るポイントによって見え方が全く異なります!自分がどのような黒部ダムが見たいのか、どんな写真が撮りたいのかによってスポットを決めてみるのが良いでしょう。その中でもおすすめの絶景スポットを5つ紹介します。

ダム展望台

黒部ダム駅から220段の階段を登ると到着する標高1,508mのダム展望台です。ダム展望台からは立山連峰をはじめ、北アルプスの大パノラマが楽しめます。観光放水とともに、ダム湖の雄大さを楽しめる絶景ポイントです。

放水観覧ステージ

黒部ダムレストハウス前から放水観覧ステージまでバリアフリー通路になっているので、車椅子の方でもアクセスしやすいポイントです。

新展望広場・レインボーテラス

新展望広場・レインボーテラスは、大迫力の観光放水を最も近い場所で観れるポイントです。毎秒10t以上の放水をほぼ真横から、ダムえん堤を見上げるような角度から楽しめます。

ダムえん堤

観光放水を上から望められるダムえん堤の長さは全長492mです。右岸(黒部ダム駅側)と左岸(黒部湖駅側)で観える景色が異なるので、その違いを楽しめるのもポイント!

ふぉっとダム

「黒部ダムの迫力をそのまま表現したい!」「大迫力の放水と一緒に写真が撮りたい!」という方は、ダムえん堤右岸と新展望広場の2ヶ所に設置されたふぉっとダムがおすすめのスポットです。通常では絶対に撮れない黒部ダムとの迫力あるアングルからのツーショット写真を撮影できる記念写真撮影システムです。

場所黒部ダム
住所富山県中新川郡立山町芦峅寺
アクセス〈富山から〉「立山駅」からケーブルカー等を乗り継ぎ約3時間半、「黒部湖駅」で下車
〈長野から〉「扇沢駅」から電気バスに乗車し16分、「黒部ダム駅」で下車
公式サイトhttps://www.kurobe-dam.com/
問合せ先0261-22-0804
営業時間7:30〜17:00
定休日12月1日〜4月14日

日本一深いV字峡谷で風を浴びよう!「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」

引用:https://www.instagram.com/p/C4ejQsNPrBi/

黒部峡谷鉄道トロッコ電車とは、宇奈月駅から欅平駅までを黒部川沿いに沿って全長20.1kmを片道約1時間20分で結ぶトロッコ電車です。沿線には見どころが多くあり、中でも見逃せないのは北アルプスに深く刻まれた日本有数のV字形の谷の黒部峡谷。

日本三大渓谷・日本の秘境100選のひとつでもある黒部峡谷は、北アルプスのほぼ中央の鷲羽岳に源のある長さ86km、3,000m近い標高差を流れ下る黒部川の上・中流域に、切り立った深いV字峡を形成しています。

冬は深い雪に覆われるため、トロッコ電車が運行するのは毎年4月中旬から11月末。運行期間中は多くの観光客で賑わいます。車中から眺める手つかずの大自然と四季折々の渓谷はまさに絶景!特に峡谷全体が赤や黄色と鮮やかに色づく紅葉の時期はベストシーズンで、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。客車タイプは2種類あるので、旅の目的や気分によって選んでみてください。

普通客車

・窓がないオープンタイプ
・座席は横一列4人掛け
・運賃のみ
・車内を吹き抜ける風を感じながら絶景を楽しめる

リラックス客車

・開閉可能の窓付きタイプ
・座席は転換できるクロスシートで横一列3人掛け
・運賃+530円(税込)
・ゆったり旅を堪能できる
・時刻によってはバリアフリータイプの客車もある

すべて定員制のため、全員座って旅を楽しめます。峡谷は夏でも肌寒い場合があるので、普通客車に乗る際には上着を用意しておくと安心です。

場所黒部峡谷鉄道宇奈月駅
住所富山県黒部市黒部峡谷口11
アクセス〈電車〉富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」より徒歩5分
〈車〉北陸自動車道「黒部IC」より20分
公式サイトhttps://www.kurotetu.co.jp/timetable/
問合せ先0765-62-1011(黒部峡谷鉄道 営業センター)
営業時間8:17〜16:35(時刻表に準ずる)
定休日12月~4月中旬不通(積雪量により変更あり)
駐車場あり
普通車(約350台):1,000円(税込)
バス(約30台)   :2,000円(税込)
バイク       :500円(税込)

憧れの滝行体験ができる「大岩山 日石寺」

引用:https://www.town.kamiichi.toyama.jp/page/2047.html

大岩山 日石寺(にっせきじ)は真言密宗の大本山として知られており、725年に行基菩薩が大岩川の岩に不動明王を刻んだことが起源と伝えられています。凝灰岩の巨岩に半肉彫りで彫り出される高さ3.46mの本尊不動明王像のほか、四体が中部地方の最高傑作として高い評価を受け、国指定重要文化財となっています。

毎年1月の大寒には、境内の六本滝で白衣をまとった信者が滝打ちの業をします。また毎年6月の第2週日曜日には、健康・修行の安全・地域の商売繁盛を願って滝開きが行われます。

また、予約をすれば六本滝で約30分の滝行体験をすることができます。(六本滝の少し下にある十二支の滝で滝行体験をする場合、社務所での申し込みは必要ありません。)
体験の流れとしては、まず本堂のすぐそばの社務所で受付をした後、自分の名前と願い事を護摩木に書き記し、白衣を借ります。白衣に着替えたら、まずは水掛不動を清め、護摩木に書き記したことを祈りながら滝に入ります。6つの龍頭の口から流れ落ちる滝に打たれて六欲煩悩を洗い流しましょう。体験料は白衣や草履料金込みで2,000円です。タオルのレンタルは行っていないため、タオルと必要な方は肌着を用意しておきましょう。

場所大岩山 日石寺
住所富山県中新川郡上市町大岩163
アクセス〈バス〉
町営バス停「大岩」より徒歩3分
〈車〉
北陸自動車道「上市スマートIC」より17分
北陸自動車道 立山IC」より13分
公式サイトhttps://ooiwasan.com/
問合せ先076-472-2301
営業時間9:00〜16:00(滝行体験9:00~15:00)
定休日なし
駐車場あり(100台)

鏡のような池の水面に映る山々が絶景「立山黒部アルペンルート」

引用:https://www.alpen-route.co.jp/

立山黒部アルペンルートとは標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫き富山と長野を結ぶ、総延長37.2km、最大高低差は1,975mの山岳観光ルートです。

立山黒部アルペンルートはほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、富山県側の立山町立山駅から長野県側の大町市扇沢駅まで乗り物を乗り継ぎ、いくつもの絶景ポイントを通って気軽に雲上に広がる立山黒部の雄大な大自然を満喫できます。

立山黒部なつたびでは「見に行こう!みくりが池」というイベントを開催しています。室堂平にあるみくりが池を見に行って、富山県出身の細田守監督・スタジオ地図製作のアニメーション映画「おおかみこどもの雨と雪」とコラボした夏限定のカードをゲットしてみてください。このイベントは7月27日(土)〜8月31日(土)まで開催しています。

場所立山黒部アルペンルート
住所富山県中新川郡立山町
アクセス〈電車〉
富山地方鉄道「電鉄富山」より約1時間
「信濃大町駅」よりアルピコ交通バス・北アルプス交通バス扇沢線より約40分
〈車〉「立山IC」より約35分「富山IC」より約40分
公式サイトhttp://www.alpen-route.com/
問合せ先076-481-1500
営業時間4月15日〜11月30日
定休日12月1日〜4月14日
駐車場立山駅駐車場(無料:900台 臨時駐車場無料:600台)
扇沢駐車場(有料:350台/無料:230台 臨時駐車場:800台)

日本有数の平地の湧水地にあるスギ林で森林浴「杉沢の沢スギ」

引用:https://www.info-toyama.com/attractions/51022

杉沢の沢スギは、国の天然記念物に指定されている神秘的な沢スギの林です。さらには全国名水百選にも選ばれた湧水を中心に群生しており、国内では珍しい平地の湧水地に生育する唯一のスギ林で、マイナスイオンもたっぷり浴びることができます。

かつては45haもあった沢スギの林ですが、今では県の自然環境保全地区に指定されている2.7haのみが残っています。そんな貴重な沢スギの特徴は、成長した木の枝が雪の重みで地表に着地し、そこから根が出て、一株から何本もの幹が伸びる伏条現象です。

隣接した沢スギ自然館内には模型・映像・パネル展示などがあり、いろいろな観点から沢スギを学習できます。さらに自然館の展望台からは沢スギ林や北アルプスの峰々などの絶景が一望できます。

場所杉沢の沢スギ
住所富山県下新川郡入善町吉原950番地
アクセス〈車〉
北陸自動車道「入善スマートIC」より約15分
あいの風とやま鉄道「入善駅」より約8分
公式サイトhttps://www.nyuzen-kanko.jp/miru/264/
問合せ先0765-72-1710(沢スギ自然館)
営業時間9:00~17:00(最終入館:16:30)
定休日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
祝日の翌日冬期休館(12月28日~2月末)
駐車場あり(25台/無料)

日本のベニスと呼ばれる内川の美しい景色を満喫「新湊内川観光船の12橋巡り」

引用:https://www.info-toyama.com/attractions/21166

内川は日本のベニスと呼ばれるほどの風情があり、そこに住む人々の憩いの場であると同時に生活空間でもあります。新港内川観光船12橋巡りでは、以下の12の橋を巡ります。

引用:https://shinminatokankousen.jp/cruise-normal.html

12の橋はそれぞれデザインや形など特徴が違うため、ガイドのお話を聞いて巡りながら違いを探してみるのも面白いでしょう。観光船の所要時間は約50分です。船に揺られながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

場所海王丸パーク
※観光船乗り場、チケット販売所は海王丸パーク内
住所富山県射水市海王町8
アクセス〈電車〉万葉線「海王丸駅」より徒歩10分
〈車〉北陸自動車道「小杉IC」より約20分
公式サイトhttps://shinminatokankousen.jp/cruise-normal.html
問合せ先0766-82-1830
営業時間通常営業
(3月〜11月):9:00〜16:00冬期営業
(12月〜2月):10:00〜15:00(平日は予約のみ)
料金海王丸パーク→海王丸パーク、川の駅新湊→川の駅新湊大人
(中学生以上)1,800円  小人(小学生)900円
海王丸パーク→川の駅新湊、川の駅新湊→海王丸パーク
大人(中学生以上)1,200円  小人(小学生)600円
定休日毎週水曜日(祝日の場合は木曜日)、年末年始
駐車場あり(600台、大型7台/無料)

涼を感じる富山の夏グルメ2選

レジャーを目一杯楽しんでお腹が空いたら、涼を感じられる富山の夏グルメをいただきたいですよね。旬の海産物やフルーツも捨てがたいですが、ここでは夏ならではのグルメを2つ紹介します。

夏はやっぱりそうめん!盛り付けが美しいだんごやの「大岩生そうめん」

引用:https://www.ryokandangoya.com/pg4122497.html

名物の大岩生そうめんは、春夏限定の透き通るような白さと艶、つるりと滑らかな喉越し、もっちりとした噛みごたえが特徴のここでしか味わえない逸品です。打ちたての風味と驚きの食感が楽しめるので、今まで食べてきたそうめんの概念が覆されること間違いなし!

水、特製つゆ、自家製めんすべてにこだわっており、ここでしか買えないお持ち帰り用の生そうめんの販売はご家族へのお土産にもおすすめです。

場所だんごや
住所富山県中新川郡上市町大岩32
アクセス〈電車〉
富山地方鉄道「上市駅」よりバスで約30分
〈車〉
北陸自動車道「滑川IC」より約20分
名神・東海北陸自動車道「立山IC」より約15分
公式サイトhttps://www.ryokandangoya.com/pg4122497.html
問合せ先076-472-2306
営業時間11:00〜15:00
定休日4月下旬~10月は休まず営業
駐車場なし

暑い夏に食べたい富山のソウルフード「水だんご」

引用:https://www.instagram.com/p/C8IpX-WShPA/?hl=ja

富山県黒部市生地地域の家庭で古くから親しまれている水だんご。水だんごとは、米粉と片栗粉と水といったとてもシンプルな材料からできた食べものです。昔から夏になると各家庭で作られており、50年以上の歴史を持っています。その水だんごが地元で有名な老舗菓子舗であった「河田屋」によって商品化されましたが、「河田屋」が廃業する際、かつて材料を仕入れていた「大野商店(現在の藤吉)」に引き継がれました。そんな藤吉の水だんごは、日々パワーアップしながら現在でも多くの人々に愛され続けています。

米粉と片栗粉と水といったシンプルな材料であるにもかかわらず、初めて出会うツルツルもちもちの食感に虜になってしまう人も多いようです。

藤吉でしか味わえない水だんごパフェは、水だんご・ソフトクリーム・青大豆きな粉というシンプルなパフェですが、甘じょっぱいきな粉とソフトクリームが相性抜群で1番人気のメニューです。他にも、みたらし水だんごパフェや4月~9月限定のコーヒーゼリー水だんごパフェなどのメニューがあり、ラインナップが豊富です。ツルツルもちもちとした水だんごの新食感をぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

場所水だんご専門店 藤吉
住所富山県魚津市真成寺町3-7
アクセス〈電車〉「電鉄魚津駅」より徒歩5分
〈車〉金太郎温泉より約12分
公式サイトhttps://mizudango.uozu-tokichi.jp/
問合せ先0765-55-2219
営業時間水・木・金 : 13:00〜17:00
土・日・祝 : 12:00〜16:00
(L.O.閉店15分前)
定休日毎週月曜日・火曜日
駐車場あり(7台)

富山の避暑スポット・グルメで夏を満喫しよう!

富山の避暑スポットとグルメを8つご紹介しました。どれも涼を感じられる富山ならではのスポットなので、夏に富山に行くならぜひ足を運んでみてください。富山は山に囲まれていることもあり気温は暑くなりがちですが、避暑スポットとグルメで暑さを吹き飛ばしましょう!

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トイエバ編集部

トイエバ編集部

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