富山の和食おすすめ5選
富山市内のおすすめ和食屋さん5店を紹介します。富山ならではの食材を活かしたお店から富山市内では珍しい食材を取り扱ったお店まで、一口に和食屋さんといっても食材選びから調理法までさまざまです。
同様に、お店が持つコンセプトもさまざま。伝統と技が詰まった本格和食を提供するお店から思わず「ただいま」と言いたくなるようなどこか懐かしい雰囲気を持つお店まで、目的や使うシーンに合わせて、お店選びの参考にしてみてください。
ぷち割烹佐蔵
引用:https://www.instagram.com/kappo_sakura/
ぷち割烹 佐蔵(さくら)は、富山市婦中町長沢にある日本料理のお店です。割烹というと「高級そうで入りにくい」というイメージもありますが、ぷち割烹 佐蔵では、気軽に美味しい日本食を楽しんで欲しいという想いからお手頃な価格で高級な日本料理が味わえます。価格帯は、ランチが1,200円~1,500円、ディナーはコースが5,000円~です。
おすすめは、コスパ抜群の日替わりランチ。その名の通り日によってメニューが変わりますが、構成はメインまたは丼ものと小鉢が2品ほど、漬物、みそ汁などです。ボリューム満点ながら手間暇をかけて上品に仕上げられたお料理がいただけます。日替わり定食は公式Instagramで公開されているので、メニューを事前に確認したい場合はInstagramのフォローをおすすめします。
また日曜・祝祭日の限定メニューですが、1度は食べてみたい海鮮丼と牛ステーキ丼もおすすめです。海鮮丼は、旬の鮮魚が10種類ほど盛り付けられた彩り豊かな丼ぶりです。牛ステーキ丼は、柔らかい牛ステーキとローストビーフの2種類が楽しめる贅沢な仕様の丼ぶりで、お肉の下には炒め野菜も入っています。丼ぶりのほか、サラダや小鉢、みそ汁などがついて、価格はいずれも1,500円です。
地域のみなさんにとって「第二の食卓になれるように」と、良心的な価格設定だけでなく、親しみのあるアットホームなお店作りに取り組んでいるぷち割烹 佐蔵で心まで温まる美味しい和食をどうぞ。
店名 | ぷち割烹 佐蔵 |
住所 | 富山県富山市婦中町長沢4613-1 |
公式サイト(公式Instagram) | https://www.instagram.com/kappo_sakura/ |
営業時間 | ランチ11:30~14:00(L.O.13:30) ディナー17:00~23:00(L.O.22:00) ※日曜日は11:30~20:00 |
定休日 | 月曜日 |
駐車場 | 有り |
問合せ先 | 076-469-1020 |
予約可否 | ランチ不可 ディナー完全予約制 |
予算目安 | ランチ1,200円~1,500円 ディナー5,000円~10,000円 |
決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(PayPay) |
糀の定食屋 あさ乃
引用:https://www.instagram.com/asano_820/
古き良き日本の風景を感じる富山市八尾町西町にひっそりと佇む、日曜日しか営業していない幻のお店「糀の定食屋あさ乃」。自家製みそ、しょうゆ糀、塩糀、甘酒などを使った優しいお味の定食がいただける和食屋さんです。
なぜ「幻のお店」かというと、とにかく人気で予約がすぐに埋まってしまうのです。月に3日だけの営業でありながら、あさ乃の糀定食を求めるお客さんは後を絶ちません。だからこそ、食べてみたい欲が高まるというものです!予約は電話、ショートメール、またはInstagramのDMからできますので、日程が決まり次第連絡してみてください。あさ乃の定食を食べに行くことをメインに富山旅行の計画を立てるのも楽しそうですね。
定食は、メイン、副菜、小鉢、デザート、ドリンク付きで、お腹も心も満たされる糀づくしのメニューが味わえます。旬の食材をメインにさまざまな食材を使用して作られる色とりどりのおかずがお盆一杯に並び、食べる前から気分が上がること間違いなしです。
あさ乃の定食は2ヵ月ごとにメニューが変わります。過去提供されていたメインメニューは、里芋の糀ハンバーグ、鮭の甘酒みそ焼き、豚ロースのみそ漬けなど。いずれも糀の特性を活かし、食材のポテンシャルを最大限に活かしたお料理がいただけます。メニューはInstagramで紹介されますので気になる方はフォローをおすすめします。
和の香りが漂う落ち着いた雰囲気の店内でゆったりとくつろぎながら、美味しい和食を堪能しましょう。
店名 | 糀の定食屋あさ乃 |
住所 | 富山市八尾西町2357-1 |
公式サイト(公式Instagram) | https://www.instagram.com/asano_820/ |
営業時間 | 11:30~15:00(L.O.14:00) |
定休日 | 第1日曜日、月曜日~土曜日 ※第5日曜日のある月は第2、4、5日曜日営業 |
駐車場 | 有り(2台) |
問合せ先 | 090-1313-5296 ※ショートメール可 |
予約可否 | 可 ※予約優先 |
予算目安 | 1,500円~ |
決済方法 | 現金、QRコード決済(PayPay) |
割烹小川
富山湾の恵みで味わう本格和食を提供している「割烹小川」は、富山市新富町にある日本料理店です。JR富山駅から徒歩7分ほど、富山地方鉄道富山市内線新富町電停からは徒歩3分ほどとアクセスも良い好立地で観光客にも、お酒とともに食事を楽しみたいという地元の方にもおすすめしたいお店です。
大阪の和食の名店で修行後、富山で一番忙しいと言われる割烹料理店で長年勤務をした店主が、1999年に割烹小川をオープン。富山の四季折々の旬の食材と磨き抜かれた技でつくりあげる会席料理は、見た目にも美しい盛り付けと奥深い味わいを堪能できます。
本格的な和食を気軽に楽しみたいという方はランチタイムがおすすめです。春と冬の季節限定ランチは、春はホタルイカと白海老、冬は名物のぶりしゃぶ、カニと、料理長が厳選した旬の海の幸を贅沢に使用しています。富山ならではの四季折々の食材を思う存分いただけます。
富山の海の幸をいろんな調理法で食したい方には、竹と梅の2種類から選べる「お刺身ランチ」をどうぞ。富山湾の新鮮な海の幸をお造りや焼き物でいただけます。このほか、お酒好きの方にはたまらないランチ限定メニューの「珍味3種地酒飲み比べセット」や氷見うどん、重物ランチなどが用意されています。ランチは予約が必要なため、利用したい場合は連絡を忘れないようにしてください。
ディナータイムは、一品料理のほか予約制で会席料理などがいただけます。富山の地酒、焼酎、ワインなど多種のお酒が揃えられているので、料理に合わせていろいろなお酒を楽しみたい方はディナーもおすすめです。メニューには載っていませんが、割烹小川では事前に相談すると子ども用のメニューを用意してくれます。会席料理はなんだか敷居が高そうで、小さいお子さんがいると「なかなか足を運びづらいな」と感じる方もいるかもしれませんが、老若男女問わず安心して本格和食を楽しめます。
富山湾で水揚げされる新鮮な海の幸や地元の食材を用いた和食会席料理をいただきながら、大切な人と贅沢でおいしい時間をお過ごしください。
店名 | 割烹小川 |
住所 | 富山県富山市新富町2-4-7 |
公式サイト(公式Instagram) | https://kappouogawa.com/ |
営業時間 | ランチ11:30〜14:00(L.O.13:30)※要予約 ディナー17:00〜22:00(L.O.21:30) |
定休日 | 日曜日・祝日 |
駐車場 | あり |
問合せ先 | 076-439-1988 |
予約可否 | 可 |
予算目安 | ランチ2,000円~ディナー(会席)8,000円~ |
決済方法 | 各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ) |
きせつ料理 なるみ
引用:https://www.kisetsuryouri-narumi.com/
富山市太郎丸本町にある「きせつ料理 なるみ」は「和食をもっと身近に、もっと気軽に」という願いをこめてオープンした日本料理店です。富山の海の幸、山の幸など地元のこだわり食材を中心とした美味しい和食が味わえると人気のお店です、
なるみはとくかく素材にこだわって料理を提供しています。魚介は、氷見漁港や新湊漁港から天然で鮮度の良いものを仕入れ、野菜は、富山県産を中心にその時期の旬な野菜を使用しています。新鮮で色鮮やかな食材を使用した自慢の料理は、季節の移ろいを口でも目でも感じられるでしょう。お米は立山町の契約農家から仕入れた有機米(コシヒカリ)を土鍋で炊いて提供しており、おかずとの相性もばっちりです!
また、和食の基本で命ともいえる出汁をはじめ調味料にもこだわっているなるみでは、お刺身用に、県内産の2種類の醤油とたまり醤油、昆布と鰹節を合わせたなるみオリジナルの土佐醤油を使用しています。
ランチのおすすめは、平日限定の「鳴海膳~なるみぜん~」。前菜5品、主菜はその日のメニューから1種類を選べます。これだけの品数で2,200円とかなりお得ですが、オプションでドリンクやお刺身が付けられます。両方つけた場合は2,920円と少し贅沢な金額に感じますが、3,000円未満でこだわり食材の本格和食を味わえると思えば、納得の金額です。さらに、こちらもプラス料金が発生しますが、白ごはんをじゃこごはん(+150円)、ミニ生ホタテ貝柱丼(+550円)、ミニ海鮮丼(+700円)に変更もできます。
ほかにもたくさんのランチメニューがありますが、鳴海膳は数量限定のため「どうしても食べたい!」という場合には、前日までにお店に予約しておきましょう。
ディナーのおすすめは、自家製豆腐を使ったヘルシーメニューをはじめ、海の幸、山の幸をふんだんに使用したコース料理や単品メニューなど、思わず目移りしてしまう魅力的な和食メニューがいっぱいです。お食事に合うドリンクメニューも豊富に揃っているので、普段使いからお祝い事、宴会、観光まで、いろんなシーンで本格和食を味わいに気軽にお店へ足を運んでみてください。
店名 | きせつ料理 なるみ |
住所 | 富山県富山市太郎丸本町4-3-2 風月花ビル1F |
公式サイト(公式Instagram) | https://www.kisetsuryouri-narumi.com/ |
営業時間 | ランチ11:30~14:00(L.O.13:30) ディナー18:00~22:00(L.O.21:00) |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | 有り |
問合せ先 | 076-491-6999 |
予約可否 | 可 |
予算目安 | ランチ1,000円~ ディナー5,000円~ |
決済方法 | 各種クレジットカード(ディナーのみ)、QRコード決済(PayPay) |
うな雪
富山駅から徒歩圏内の富山市千歳町にお店を構える鰻料理専門店「うな雪」は、富山市内では珍しい本格的な鰻が味わえるお店です。店内はまるでカフェのような内装で「本当に鰻屋さんかな?」と思ってしまうほどおしゃれな空間が広がっています。鰻の専門店と聞くと、身構えてしまう人もいるかもしれませんが、お茶をしに行くような気軽な気持ちですんなりと入店できそうです。
そんなおしゃれな空間からは、香ばしく焼かれた鰻とタレのかおりが漂ってきて「やはりここは鰻屋で間違いない!」と確信すると同時に美味しそうなかおりに思わずお腹がすいてくるでしょう。富山や大阪で和食の料理人として経験を積んできた店主が「国産うなぎの美味しさを味わってほしい」という想いから、地元富山で鰻料理専門店としてオープンさせたのがうな雪です。こだわりは、日本各地から取り寄せた生きた国産鰻のみを使用すること。そうすることで、ふっくらと柔らかな極上のうなぎを味わえます。
また、こだわりは素材選びだけではありません。鰻重と蒲焼きは地焼き後一度蒸してからタレをつけて焼く関東焼き、ひつまぶしと白焼きは、地焼き後そのままタレをつけて焼きのみをする関西焼きで仕上げます。食べ方に応じて、鰻本来の美味しさを実感してほしいと、調理法も一切手を抜かず料理を提供しています。芳醇で甘みのあるオリジナルのタレは継ぎ足しながら育てていくスタイルです。
ランチ、ディナーともに良心的な価格で本格的な鰻料理を味わえますが、平日限定で提供されている「うな雪ランチ」は、鰻丼、出汁巻き卵、お新香、汁物がついて2,200円とかなりお得です。7月、8月はうな雪ランチの提供がお休みになるので、食べたい方はその他の月にお店を訪れるようにしてください。予約もできるので、確実に食べたい場合はお店に連絡しておきましょう。
また、富山市内ではあまり提供されていない「ひつまぶし」もおすすめです!富山県産のコシヒカリにふっくらと焼き上げた肉厚の鰻をのせた贅沢な一品。ひつまぶしといえば、1杯目はそのまま、2杯目はわさびをのせて、3杯目は出汁をかけてなど、味の変化を楽しめるのが魅力ですよね。
このほか、鰻専料理専門ならではの「うざく」や「鰻巻き」など単品メニューも揃っています。うなぎは、日本だけでなく世界各国でも食されているのですが、鰻の蒲焼きは日本独自の調理法と言われています。日本人にとっては馴染みのある和食の一つですが、世界的には珍しい料理であるため、海外から富山に観光に来た方にも喜ばれそうですね。
富山駅から徒歩10分圏内の好立地で本格鰻料理が味わえるうな雪。普段使いだけでなく、観光のお食事でもぜひ訪れてみてください。
店名 | 鰻料理専門店 うな雪 |
住所 | 富山市千歳町1丁目6-20 河口ビル1F |
公式サイト(公式Instagram) | https://www.unayuki.jp/ |
営業時間 | ランチ11:30〜14:00(L.O.13:30) ディナー17:00〜20:00(L.O.19:30) |
定休日 | 第1、第3水曜日・日曜日 |
駐車場 | 有り |
問合せ先 | 050-8888-0790 |
予約可否 | 可 |
予算目安 | ランチ2,000円~ディナー4,000円~ |
決済方法 | 各種クレジットカード |
富山の絶品和食を味わって
富山市内で味わえる絶品和食料理のお店を5店紹介しました。和食は「各地域で収穫・栽培された独自の食材本来の味を活かす」という調理法が特徴の一つです。海の幸や山の幸など食材の宝庫ともいえる富山県で食を楽しむには、和食が一番かもしれません。
和食は、日本人にとって家庭料理にも出てくる馴染みのある食事ですが、いざ外で和食を食べようと思うと、お店によっては入りづらそうだなと感じることがあります。
今回ご紹介したお店はいずれも「和食をもっと気軽に楽しんでほしい」「和食の美味しさを伝えたい」という想いを持ったお店ばかりです。
家庭的な定食屋さんから本格的な日本料理店まで、お店の形態はさまざまですが、思い切って一歩踏み出してみると、新たな和食の魅力を再発見するきっかけになるかもしれません。観光や記念日といった特別なシーンだけでなく、日常的にも美味しい和食を味わいに出かけてみてはいかがでしょうか。