富山・黒部ダム1泊2日観光モデルコース|絶景・乗り物・星空を満喫

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黒部エリアの魅力とは?

黒部市は、深く険しい黒部峡谷のダイナミックな景観と、そこから流れ出す清らかな水に育まれた豊かな暮らしが共存する街です。

なかでも黒部ダム周辺を含む立山黒部エリアは、春の巨大な雪の壁「雪の大谷」や、夏から秋にかけて行われる黒部ダムの観光放水、そして山全体が綺麗に色づく紅葉など、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

山を下った先には、美肌の湯として名高い「宇奈月温泉」や、街中のいたるところで湧き出る名水があり、自然のエネルギーが人々の癒しや食文化へと繋がっていることを実感できます。

「壮大な自然に触れたい」「ゆったりとした温泉情緒を楽しみたい」そんな方にこそ訪れてほしいのが、黒部エリアです。

一生に一度は見たい絶景!黒部ダムを1泊2日で楽しむ旅

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/housui.html

富山県が世界に誇る「立山黒部アルペンルート」は、標高3,000m級の山々を貫く世界有数の山岳観光ルートです。中でも、巨大なアーチから水が吹き出す「黒部ダム」の光景は、訪れる人の心を一瞬で奪うほどの迫力があります。

「一度は行ってみたいけれど、移動が大変そう」「日帰りだと慌ただしくなりそう」など、なかなか観光の計画を立てられずにいる方も多いのではないでしょうか。立山黒部の魅力を存分に味わうなら、山の上で一夜を過ごす1泊2日の観光が一番のおすすめです。

宿泊した方だけが出会える、静まりかえった山上の空気や、手が届きそうなほど近くに輝く星空は、一生の宝物になるでしょう。黒部を存分に楽しめる観光モデルコースを紹介します。

【1日目】

引用:https://www.alpen-route.com/timetable/

AM9:00 立山駅スタート

1泊2日のはじめは、立山駅から標高2,450mの室堂を目指しましょう。立山駅から室堂までは、乗り換え時間を含めておおよそ1時間30分ほどで到着します。

立山駅から美女平へ(立山ケーブルカーで約7分)
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美女平から室堂へ(立山高原バスで約50分)

AM10:30 室堂(標高2,450m)到着

室堂は、標高2,450mあるエリアです。まずは、室堂ターミナル内にあるコインロッカーへ大きな荷物を預けて、身軽になりましょう。

アルペンルート内でもっとも標高の高い場所にある室堂ターミナルは、レストランや展望テラス、お土産ショップなどが充実した施設です。

みくりが池、エンマ台などを散策

引用:https://www.alpen-route.com/mikurigaike/

荷物を預けて準備が整ったら、室堂平の散策に出かけましょう。

室堂から歩いて20分ほどの場所にあるのは、北アルプスでもっとも美しいとされる「みくりが池」です。5月中旬頃から始まる雪解けの時期には、白い雪と青い水が混ざり合う姿が神秘的で「みくりが池ブルー」とも呼ばれています。

また、雪解けで湖面が現れる時期に、みくりが池温泉のすぐ下にある階段から見下ろすと水面に大きなハート型が写ります。貴重な光景をぜひ写真におさめてみてはいかがでしょうか。

引用:https://www.alpen-route.com/model_course/course03/

みくりが池から5分ほど歩くと、活発な火山活動を間近に感じられる「エンマ台(地獄谷展望台)」にたどり着きます。エンマ台からは、白い煙が勢いよく立ち上り、硫黄の匂いが漂う荒涼とした地獄谷を一望できます。

穏やかなみくりが池とは対照的な独特の景観は、地球の大きなエネルギーを感じさせてくれるでしょう。

つぎは、室堂から立山トンネル電気バス(旧トロリーバス)に乗って大観峰へ向かいます。乗り物の窓からは四季折々の絶景が広がるので、移動中はぜひ景色を眺めてみてください。

室堂から大観峰へ(立山トンネル電気バスで約10分)
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大観峰から黒部平へ(立山ロープウェイで約7分)
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黒部平から黒部湖へ(黒部ケーブルカーで約5分)

黒部湖から15分ほど歩くと、ついに巨大な黒部ダムの姿が目の前に現れます。

PM13:00 黒部ダム到着・ランチ

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/mirutanoshimu09.html

乗り物を乗り継ぎ、たくさん歩いたあとは、そろそろお腹が減ってきたのではないでしょうか。

黒部ダムに到着したら、まずは黒部ダムレストハウスで名物の「黒部ダムカレー」をぜひ味わってみてください。エメラルドグリーンの湖水をイメージしたルーが特徴的で、黒部観光の思い出に残る一皿です。

昭和40年代からの歴史を持つ「アーチダムカレー」や、子どももおいしく食べられる「甘口ダムカレー」も人気のメニューです。

レストラン内では、黒部ダムでしか手に入らないオリジナルグッズも販売されているため、お腹いっぱいになったあとはぜひチェックしてみてください。

場所黒部ダム
住所富山県中新川郡立山町芦峅寺
アクセス〈富山から〉「立山駅」からケーブルカー等を乗り継ぎ約3時間半、「黒部湖駅」で下車
〈長野から〉「扇沢駅」から電気バスに乗車し16分、「黒部ダム駅」で下車
公式サイトhttps://www.kurobe-dam.com/
問合せ先0261-22-0804
営業時間例年4月中旬~11月30日まで
2026年は4月15日(水)~11月30日(月)
※関電トンネル電気バス 黒部ダム行運行時間による※レストハウス、レストラン、ふぉっとダムほかそれぞれ営業期間・時間が異なるためこちらをご確認ください
定休日放水期間以外
駐車場あり(無料230台、有料350台)

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/mirutanoshimu04.html

食後は、ダムの迫力を体感できる観覧スポットを巡りましょう。

黒部ダムは、戦後の電力不足を解消するために険しい自然の中に建設された巨大なダムです。多くの困難を乗り越えて完成した歴史があるため「世紀の大事業」とも呼ばれ、歴史の重みを感じられるスポットでもあります。

まず階段を登った先にある「ダム展望台」からは、立山連峰とダムの全体像を一望できます。小さな子ども連れや車椅子の方には、スロープで移動できる「放水観覧ステージ」がおすすめです。

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/mirutanoshimu07.html

放水を間近で見たい方には「新展望広場・レインボーテラス」がおすすめです。毎秒10トン以上の水が噴き出す光景は、足元まで響く振動とともに圧倒的な力強さを感じさせてくれます。

黒部ダムを真上から見下ろしたい方は「ダムえん堤」を歩き、186mという日本一の高さを感じてみてください。黒部ダムの放水期間は、6月26日〜10月15日です。見られる時刻は時期によって異なります。

期間見られる時刻
6/26〜7/316:00〜17:30
8/1〜9/106:30〜17:00
9/11〜10/157:00〜16:30

黒部ダムについては、こちらでも紹介しています👇

黒部ダムを満喫したあとは、夕方のチェックインに向けて再び乗り物を乗り継いで室堂へと戻りましょう。

黒部ダムから黒部湖へ徒歩約15分
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黒部湖から黒部平へ(黒部ケーブルカーで約5分)
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黒部平から大観峰へ(立山ロープウェイで約7分)
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大観峰から室堂へ(立山トンネル電気バスで約10分)
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室堂から弥陀ヶ原へ  (立山高原バスで約20分)

PM16:30 「弥陀ヶ原ホテル」にチェックイン

引用:https://midagahara.alpen-route.co.jp/about/view/clouds.php

黒部ダムを満喫したあとは、標高1,930mの高原に建つリゾートホテル「弥陀ヶ原ホテル」へ向かいましょう。例年4月中旬から11月上旬までの雪のないグリーンシーズンに営業しており、大自然に囲まれた特別な宿泊体験を楽しめます。

標高の高い弥陀ヶ原ホテルでは常に雲海を見下ろせるため、運が良ければ目の前に広がる幻想的な雲海を撮影できます。気象条件が揃った時にだけ現れますが、弥陀ヶ原は出現率が50%を超える月が多いのだそう。

特に6月頃は雲海が現れやすい貴重な時期なので、宿泊する際はカメラを持って訪れてみてはいかがでしょうか。

引用:https://midagahara.alpen-route.co.jp/restaurant/dainichi.php

「レストラン 大日」では、富山湾でとれた鮮魚や山海の幸を盛り込んだ会席料理を味わえます。

また大浴場では、夕暮れ時には雲海に沈む夕陽、夜には満天の星空、朝には神々しく輝く大日連峰を眺められ、ゆったりと疲れを癒すことができます。

場所弥陀ヶ原ホテル
住所富山県中新川郡立山町芦峅寺弥陀ヶ原
アクセス立山高原バス 弥陀ヶ原停留所より徒歩2分
公式サイトhttps://midagahara.alpen-route.co.jp/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/midagaharahotel1930/
問合せ先076-442-2222
営業日例年4月中旬から11月上旬まで2026年は4月15日(水)~11月10日(火)
定休日上記日程以外閉館
駐車場なし

【2日目】AM 10:00 弥陀ヶ原ホテルの周辺を散策

2日目の朝は、弥陀ヶ原ホテルの周辺に広がる湿原をゆっくりと散策しましょう。

トレッキング初心者の方には、ホテルを発着地とする所要時間約40分の「内回りコース」がおすすめです。北側にそびえる大日連山を望みながら、湿原に敷かれた木道を歩いていきます。

初夏にはチングルマやゼンテイカなどの高山植物が咲き、珍しい高山蝶やトンボに出会えることもあります。

視界が開けた先にある「ガキの田広場」では、湿地に点在する「ガキの田」と呼ばれる池塘が独特の景観を作っているのが特徴です。右手には標高2,501mの大日岳がそびえ、雄大な山のエネルギーを感じられるでしょう。

清々しい空気の中で体を動かせば、黒部観光2日目も健やかにスタートできるでしょう。

弥陀ヶ原から美女平へ(立山高原バスで約30分)
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美女平から立山駅へ(立山ケーブルカーで約7分)

PM11:30 LOCOMOTION COFFEE AND BEDでランチ

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立山駅では、駅のすぐ近くにある「LOCOMOTION COFFEE AND BED」で絶品のランチを味わいましょう。テラス席は大きな軒の下にあるため、雨の日でも安心して利用できるところが魅力です。

海外からの観光客も多いため、メニューが英語表記になっているのが特徴です。おすすめは、ボリューム満点の「唐揚げプレート」や懐かしい味わいの「ナポリタン」。小鉢とスープ、ドリンクがセットになったスパイスカレーランチも、観光後半のエネルギーチャージにぴったりでしょう。

建物の2階には、ドミトリーや個室の宿泊施設に加え、立山観光案内所も併設されています。

「LOCOMOTION COFFEE AND BED」については、こちらでも紹介しています👇

場所LOCOMOTION COFFEE AND BED(ロコモーション コーヒー アンド ベッド)
住所立山町芦峅寺字ブナ坂42
アクセス立山駅より徒歩1分
公式サイトhttps://www.lococab.com/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/locomotion_cab
問合せ先076-456-4680
営業時間平日:9:00~16:00休日:8:00~16:00
定休日水曜、冬季12〜3月
駐車場敷地内 カフェ専用駐車場2台「千寿ケ原駐車場」利用可能

PM13:30 立山駅到着・お土産タイム

引用:https://www.raicyonosato.jp/raicyonosato.html

お腹が満たされたあとは立山駅構内や周辺のショップで、自分へのご褒美や友人への贈り物にお土産を選んでみてはいかがでしょうか。

駅の売店には、立山限定の地酒や、サクッとした食感が人気の銘菓「雷鳥の里」などが並んでいます。

立山駅から富山駅まで(電車で約1時間20分)

PM17:00 富山駅の「白えび亭」で、富山湾の宝石を味わう

引用:https://www.shiroebiya.co.jp/guidance/toyama.html

富山駅に到着したら、観光の締めくくりにふさわしい「白えび亭」を訪れましょう。

看板メニューの「白えび天丼」や、白えびを約90匹も使用した「白えび刺身丼」は、まさに富山ならではの味覚です。一口食べると、白えびの上品な甘みが口の中いっぱいに広がり、幸せな気持ちに包まれます。

丼に使用されているお米は、富山県産コシヒカリ100%です。もちもちとしたお米と新鮮な白えびの相性は抜群で、最後の一粒までおいしくいただけます。全ての丼メニューには白えびダシのお吸い物が付いてくるのもうれしいポイントです。

1泊2日の観光を振り返りながら、最高のグルメで幕を閉じましょう。

場所白えび亭
住所富山県富山市明輪町1-220JR富山駅1F きときと市場とやマルシェ内
アクセス富山駅構内
公式サイトhttps://www.shiroebiya.co.jp/guidance/toyama.html
問合せ先076-433-0355
営業時間平日:11:00~14:00、16:00~20:00土日祝:11:00~20:00
定休日年中無休
駐車場なし

初めての黒部ダムでの服装と持ち物

黒部ダムは1日の中での気温差も激しい場所なので、事前の準備をしっかり整えて出発しましょう。富山の山岳地帯を安全に楽しむためのポイントを、服装と持ち物に分けて紹介します。

おすすめの服装

標高1,500mから2,450mの場所を移動するため、服装は動きやすい薄手の服を重ね着するのが基本です。歩くと汗をかくこともあるので、肌着は吸水性と速乾性に優れた素材を選ぶと快適に過ごせます。

季節を問わず、気候や天候に合わせて細かく調節できるスタイルを心がけましょう。

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/fukusou.html

春や秋に訪れる際は、日中の日差しが暖かくても、朝晩の冷え込みへの対策が欠かせません。保温性の高い上着を用意し、冷たい風から体を守ることが大切です。

4月や11月は気温が氷点下になる日もあるため、厚手の防寒着や手袋、カイロなども準備しておきましょう。

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/fukusou.html

夏場は、通気性の良いシャツと動きやすいズボンの組み合わせがおすすめです。また、夏場で特に注意したいのが、黒部ダム駅のトンネル内で電気バスの乗車を待つ時間です。トンネル内は夏でも10度前後と非常に寒いため、必ず厚手の上着を持参してください。

足元は、季節を問わず歩きやすいスニーカーを選びましょう。ダム周辺や室堂平は歩く場所が多いため、履き慣れた靴で行くのが一番です。

持っていきたい持ち物

引用:https://www.kurobe-dam.com/kankou/fukusou.html

晴れた日は紫外線が非常に強くなることから、日焼け止めや帽子を忘れずに用意しましょう。夏場は特に、熱中症対策としてツバの大きい帽子を選ぶのがおすすめです。空気が乾燥しているため、リップクリームも持っておくと役立ちます。

山の天気は非常に変わりやすく、青空が見えていても急に雨が降り出すことも珍しくありません。携帯用のレインコートをカバンに入れておけば、急な天候悪化の際も慌てずに対応できます。

万全の準備を整えて、黒部ダムの雄大な自然を心ゆくまで満喫しましょう。

1泊2日の黒部観光で、心に残るひとときを

富山県を代表する観光地である黒部ダムを巡る1泊2日の観光は、驚きと感動の連続です。

立山アルペンルートの大自然や、弥陀ヶ原ホテルで眺めた星空、迫力満点の黒部ダムは、日々の疲れを優しく癒やしてくれます。1泊2日のゆとりあるスケジュールなら、山の表情を余すことなく堪能できるでしょう。

黒部のおいしい空気と豊かな食文化に触れ、日常から離れた特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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トイエバ編集部

トイエバ編集部

様々な富山の情報をお届けするトイエバ編集部です!

地域情報メディア、toiebaでは「グルメ」「住宅」「防災」「ペット」「観光」をテーマに、富山を知り尽くした地元のライターや防災に関する専門家、ただただペットを溺愛する飼い主など、多様なライターが集まるtoiebaが楽しくにぎやかに、そしてためになる情報をお伝えしていきます。

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