中国四川麺飯店 一燈どんな店?

富山駅北口からほど近い、牛島町アーバンプレイスの地下1階。ここに店を構えるのが、四川料理の名店「中国四川麺飯店 一燈(いっとう)」だ。
ランチからディナーまで、香り高い四川料理を求める人でにぎわうこの店で、今、ひときわ熱い視線を集めている一杯がある。
愛されて復活した 一燈の麻婆らーめん

その品は「麻婆らーめん(単品・1200円)」。実はこのメニュー、一度はレギュラーメニューから姿を消していた。理由は、メニュー数が増えすぎたこと。
しかし、提供をやめた途端、常連客から「また食べたい」「復活してほしい」という声が相次いだという。そんな熱烈なラブコールに応え、先月ついに復活を果たした“ファン待望”の一杯だ。

丼が運ばれてきた瞬間、まず目を引くのは、麺が見えないほどたっぷりとかけられた麻婆豆腐。 表面から立ちのぼる湯気とともに、山椒の香りがふわりと鼻をくすぐる。
レンゲですくって、まずは麻婆豆腐をひと口。舌に触れた瞬間、ピリッとした刺激のあとに、コクのある旨みが広がる。辛さはしっかりと感じるが、ただ刺激的なだけではなく、味に奥行きがあるのが印象的だ。

麻婆豆腐を堪能したあとは、いよいよ麺と絡めていただく。 とろみのある麻婆餡が麺にしっかりと絡み、すすった瞬間に辛さと旨みが一体となって押し寄せる。
麺そのものの存在感も負けておらず、麻婆豆腐の強さを受け止めながら、最後まで飽きさせないバランスだ。
食べ進めるうちに、体の内側からじんわりと温まり、額にはうっすらと汗がにじむ。それでも不思議と箸が止まらないのは、辛さの中にきちんと「おいしさ」があるからだろう。
刺激だけを追い求めた一杯ではなく、四川料理店ならではの技術と経験が詰まった、完成度の高い麻婆らーめんだ。

この一杯の魅力は、使われている香辛料への徹底したこだわりにある。 一燈では、四川省から直接仕入れた数種類の唐辛子や山椒を使用。
ご主人によると、唐辛子は種類によって辛さの質が異なり、山椒も入れるタイミングひとつで香りやしびれの出方が変わるという。辛さを「足す」のではなく、「組み立てる」感覚に近い。


麻婆らーめんに使われている唐辛子のひとつが「燈籠椒(とうろうしょう)」。鷹の爪に比べて、スッと抜けるような軽やかな辛さが特徴だ。
そこに合わせるのが、中国四川省・漢源で生産される最高級の中国山椒。華やかな香りと、じんわりと広がるしびれが、麻婆豆腐全体の味を引き締めている。
四川の香りを極めた一品をホットに食べられるお店

寒さが本格化するこの季節。もし「おいしくて、しっかり温まる一杯」を探しているなら、一燈の麻婆らーめんは間違いなく候補に入れたい。
ファンの声によって復活した理由を、ひと口で実感できるはずだ。この一杯があれば、厳しい冬も“アツく”乗り切れそうである。
| 店名 | 中国四川麺飯店 一燈(いっとう) |
| 住所 | 富山市牛島町18-7 アーバンプレイスB1F |
| 公式サイト | https://shisen-itto.main.jp/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/shisen_itto/ |
| 営業時間 | <月~金> ランチ 11:30〜14:00 (LO13:30) ディナー 17:30~23:00 (LO22:00) <土曜・祝日> ランチ 11:30〜14:00 (LO13:30) ディナー 17:30~23:00 (LO22:00) ※予約営業のみ |
| 定休日 | 日曜 |
| 駐車場 | 「アーバンプレイス」地下駐車場 を利用可 |
| 問合せ先 | 076-441-7905 |
| 予約可否 | 可 |
| 決済方法 | 現金 (クレジットカードは夜のみ使用可) |
| 座席数 | 34席 |