氷見漁港場外市場 ひみ番屋街とは

「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は、漁師が海岸沿いに構えていた作業場兼宿泊施設「番屋」をイメージして造られた観光施設です。
氷見漁港直送の新鮮な魚介を使った回転寿しや氷見うどん、氷見牛といった富山ならではのグルメを楽しめるほか、富山湾で獲れる魚介やスイーツなど、観光がてらのショッピングにもぴったりです。
「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」でしか買えない氷見みやげや、鮮度を活かした加工食品も豊富に揃っており、計30店舗以上が一堂に集まっています。さらに、天然温泉の温浴施設や無料の足湯、富山湾を一望できる展望広場や展望台もあります。
「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は、食事からお土産、癒しまでそろった、氷見を代表する観光スポットです。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街の魅力

「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は、東西南北・魚のレストラン・農産品直売所の6つの番屋に分かれています。
東の番屋
東の番屋は、飲食店が並ぶ「東の番屋①」と、鮮魚メインの「東の番屋②」に分かれています。
東の番屋①(飲食) | 1. 箔一 氷見店 2. 番屋氷見うどん 3. 洋食屋HALO ハロー 4. 麺屋 いく蔵 5. 手作りジェラート& フレッシュジュース ヴィヴァーチェ 6. ピアファイブ |
東の番屋②(鮮魚) | 1. ばんや鮮魚直売所 2. ひみ水産 3. いっぷく処 山っ子 4. 浜焼き屋台かぶすや 5. 魚廣 |
東の番屋①(飲食)

東の番屋①には、6つの飲食店が集まり、多彩なご当地料理を味わえるところが魅力です。
「箔一 氷見店」では、150種以上の日本酒を堪能できるほか、金沢箔、高岡銅器、九谷焼など北陸の伝統工芸で作られた食器やアクセサリーも販売しています。
「ヴィヴァーチェ」は、氷見のやまぶどうや稲積梅など地元の新鮮な食材を使って作られる、手作りジェラート&フレッシュジュースが人気のお店です。
ファストフード店「ピアファイブ」は、クレープ、ソフトクリームといった甘いものから、ポテト、からあげなどの軽食まで、手軽に食事したいときにぴったりです。メニューには、具だくさんの氷見牛コロッケもあります。
1971年創業の老舗洋食屋「洋食屋HALO(ハロー)」では、数量限定のひみバーガーや氷見牛が入った贅沢カレーを楽しめます。
また、「麺屋いく蔵」では無添加・無化調・自家製麺にこだわった氷見ラーメンを提供しています。ナポリタンスタジアム2021(カゴメ主催)でグランプリを獲得した、ナポリタン風の「氷見イワシ香るナポらー麺」もおすすめです。
さらに、富山名物の氷見うどんを専門に扱う「番屋氷見うどん」では、定番からかき揚げうどん、肉うどんまで豊富なメニューが揃い、コシのある食感を楽しめます。
東の番屋②(鮮魚)

鮮魚エリアの東の番屋②では、氷見の海の幸をその場で味えるところが魅力。アツアツのたい焼きを食べられる「いっぷく処 山っ子」もあり、バラエティ豊かなエリアです。
「浜焼き屋台かぶすや」では、氷見ならではの新鮮な魚介類を炭火焼きで楽しめます。ちょい飲みにも最適のかぶすやは、平日10:00〜16:00、土日祝は9:00〜17:00まで営業しています。
四季折々の旬の魚や獲れたて鮮魚を購入できる「ばんや鮮魚直売所」や「ひみ水産」では、その日の朝に獲れた新鮮な海産物が豊富に並んでいます。氷見ならではの寒ブリやホタルイカは、お土産としてもおすすめです。
新鮮な魚介を寿司、煮魚、焼き魚として持ち帰れる「魚廣」もぜひ立ち寄っていただきたいお店です。
西の番屋
西の番屋は、目的に合わせて楽しめる3つのエリアに分かれています。
西の番屋①(飲食) | 1. 極 Ban Gyu 2. 昔亭 3. きときと亭三喜 |
西の番屋②(みやげ) | 1. ひみの江 2. 三権商店 ひみ番屋街店 3. ひみぷりん 4. ひみの江 |
西の番屋③(干物) | 1. 江政 2. おみやげ まるわ 3. マルヤ鱈場水産 4. 堀与 5. こすけ |
西の番屋①(飲食)

氷見でとれた新鮮な海の幸や山の幸を味わえるのが「きときと亭 三喜」です。ランチのおまかせ定食、限定5食の氷見御膳や新鮮な魚がたっぷりの海鮮丼まで盛りだくさん。夜には予約必須の季節の会席料理がそろいます。
また、お肉好きにおすすめの「極 Ban Gyu」は、とやま牛や氷見牛を使った氷見屋番街ならではの創作丼ぶりを食べられます。広々としたキッズスペースもあるため、子ども連れも安心です。
「昔亭」は、ますの寿司や肉巻きおにぎりなどで有名な、富山名物を味わえる直売店です。ますの寿司はおにぎりもあるため、お土産としてはもちろん、自分用としても気軽に食べられます。
西の番屋②(みやげ)

西の番屋②には、氷見観光のお土産選びにぴったりなお店がそろっています。
手作りプリン専門店「ひみぷりん」では、見た目も可愛らしい自然な甘みを大切にしたプリンを提供しています。
「ひみの江」や「三権商店 ひみ番屋街店」では、氷見や富山ならではのお土産を扱っています。
西の番屋③(干物)

氷見漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を使って、丁寧に加工した干物や海産物が豊富にそろうエリアです。自分用にはもちろん、家族や友人への贈り物にも喜ばれるでしょう。
「マルヤ鱈場水産」では干物や煮干、昆布〆や塩辛など、昔ながらの味わいを楽しめます。また、氷見漁港で水揚げされたものを自社加工して提供する「江政」もおすすめです。
ほかにも、大正元年創業の老舗である「掘与」、氷見産の干物を中心に扱う「こすけ」、オリジナル商品も販売されている「おみやげ まるわ」まで、幅広いラインナップが魅力のエリアです。
南の番屋(物販)

南の番屋(物販) | 1. つりや 2. 汐のかほり海煎堂 3. 順風屋 4. まるごと氷見1号館 |
「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」南の番屋では、富山ならではの特産品を購入できます。
「つりや」は、海の保存食が燻製やオイル漬け、アンチョビなど珍しいかたちで販売されているお店です。「順風屋」では、ます寿司・さば寿司・かに寿司の実演販売など、活気あふれる中で富山名物を購入できるでしょう。
白えび十割煎餅が人気の「汐のかほり海煎堂」では、白えび本来の風味を大切に、独自の製法で一枚ずつ弱火でじっくりと煎餅を素焼きしています。個包装のため、自分用やお土産にも最適です。
南の番屋では、ほかにもキャラクターグッズなどを販売している「まるごと氷見1号館」があります。
北の番屋(回転寿司)

北の番屋にある「氷見前寿し」では、氷見漁港で水揚げされたばかりの鮮魚を回転寿司で楽しめます。
富山名物の白えびのほか、のど黒、カワハギなど新鮮で豪華なネタが揃っています。白身三種盛り合わせや、青海三種盛り合わせなど、お皿からはみ出すほどの大ぶりな寿司は食べ応え抜群です。
とれたての魚をにぎりたてで味わえる、本場ならではの贅沢なひとときが待っています。
みのりの番屋(野菜)

「みのりの番屋」は、地元農家がこだわって育てた朝採れ野菜や、季節の切り花を販売している直売所です。
特に人気の草餅は絶品で、200個が午前中で完売するのだそう。安心・安全にこだわった加工品も並んでおり、お土産にも日常の食卓にもぴったりです。
訪れた際には、季節ごとのおすすめ商品もぜひチェックしてみましょう。
番屋亭 (魚のレストラン)

氷見の新鮮な魚料理を味わえるレストランです。
中でも、氷見産コシヒカリに、魚介の出汁が濃厚な「大漁汁(味噌汁)」、獲れたて7種の魚介類とたっぷりいくらをのせた「ひみきときと丼」が大人気です。氷見を丸ごと味わえます。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街にあるおすすめスポット
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街には、番屋以外にも魅力的なスポットがあります。中でもおすすめのスポットを紹介します。
富山湾を望む「展望広場」

氷見漁港場外市場 ひみ番屋街の展望広場からは、富山湾越しにそびえ立つ立山連峰を一望できます。澄んだ空気の日には、まるで海に浮かんでいるかのような絶景が広がり、訪れる人を魅了します。
1967年に富山県の天然記念物に指定された「唐島」と立山連峰のコラボレーションは、思わず息を呑むほどの美しさです。
天然温泉の「足湯」

氷見漁港場外市場 ひみ番屋街には、気軽に立ち寄れる源泉かけ流し天然温泉の「足湯」もあります。富山湾や立山連峰を眺めながらゆったりと足を温めれば、旅の疲れが癒されるでしょう。
営業時間は8:30〜17:30までのため、観光の休憩スポットとしてもぴったりです。
源泉かけ流し「氷見温泉郷 総湯」

本格的に温泉を楽しみたい方には、氷見漁港場外市場 ひみ番屋街に併設された「氷見温泉郷 総湯」がおすすめです。
営業時間は10:00〜23:00(最終入館22:00)で、土日祝には朝7:00から朝風呂にも入れます。泉質はナトリウム塩化物強塩温泉で、血行促進や痛みの緩和などの効果が期待できるといわれています。
露天風呂や炭酸風呂、サウナ、寝湯、ジェット風呂までそろっており、休憩に最適の存分に楽しめる温泉施設です。
富山を存分に感じられる、「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」
「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は、氷見で獲れる海の幸や山の幸を堪能できる飲食店や鮮魚店、特産品を扱うお土産店がそろった観光スポットです。
それぞれの番屋で食べ歩きや買い物を楽しめるほか、展望広場や温泉といった癒しスポットもあり、グルメ・ショッピング・観光を一度に満喫できます。
富山の魅力を丸ごと体験できる「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」で、観光の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
場所 | 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街 |
住所 | 富山県氷見市北大町25-5 |
アクセス | 〈車〉 「氷見IC」より約8分 〈電車〉 「JR氷見駅」より タクシーで約5分 加越能バスで約12分 徒歩で約20分 |
公式サイト | https://himi-banya.jp/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/himi_banyagai/ |
問合せ先 | 0766-72-3400 |
営業時間 | 鮮魚・物販:8:30~18:00 フードコート:8:30~18:00 飲食施設:11:00~18:00 回転寿司:10:00~20:00 ※店舗・エリアにより営業時間が異なります。くわしくは公式サイトをご確認ください。 |
定休日 | 1月1日( 施設メンテナンスによる臨時休業あり) ※鮮魚施設は初競り市に準ずる |
駐車場 | あり(無料、バス10台・普通車220台) |
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