富山県栽培漁業センターとは?

富山県栽培漁業センターは、氷見市にある海の生き物について学べる施設です。令和5年4月28日にリニューアルオープンし、魚たちとふれあいながら栽培漁業をさらに楽しく知れる場所に生まれ変わりました。
栽培漁業とは、卵から育てた稚魚を海に放流し、大きくなってから漁獲する漁業のことです。富山県では、ヒラメ、クロダイ、アワビ、クルマエビの栽培漁業に取り組んでいます。少し難しく聞こえますが、富山県栽培漁業センターでは、展示や体験を通して子どもでも楽しく学べます。
入館料は無料なので、親子のお出かけにも立ち寄りやすいスポットとして親しまれています。館内では、稚魚の展示を見たり、魚とふれあったりしながら、富山の海を支える取り組みに触れられるところが魅力です。
普段食卓で見る魚や海の生き物がどのように育てられているのかを知ると、富山の海が少し身近に感じられるでしょう。
富山県栽培漁業センターの施設紹介
富山栽培漁業センターには、それぞれ魅力が異なる「交流館」と「ふれあい館」があります。二つのエリアについてくわしく紹介します。
遊びながら栽培漁業を学べる「交流館」


「交流館」は、栽培漁業について楽しく学べる展示エリアです。展示室では、稚魚の生体展示を見たり、ゲームを通してバーチャル栽培漁業体験をしたりしながら、魚を育てて海に放流する流れを知ることができます。
アワビなどの生体展示に加えて、顕微鏡で実際に生きているプランクトンを観察できるコーナーもあります。魚釣りゲームのような感覚で栽培漁業を学べる仕掛けもあり、遊びながら海の生き物や魚を育てる取り組みにふれられるところも楽しいポイントです。
展示室では、短編アニメーション動画も流れています。文字だけで学ぶよりもイメージしやすく、小さな子どもや、魚や海のことに詳しくない方でも気軽に楽しめるでしょう。
水族館のように魚を眺めるだけでなく、海の資源を守るための取り組みにふれられるところが、富山県栽培漁業センターならではの魅力です。
魚との距離が近づく「ふれあい館」

「ふれあい館」は、海の生き物をぐっと身近に感じられるエリアです。タッチ水槽では、ヒラメやクルマエビなどに実際にふれられるため、見ているだけではわからない感触や動きを楽しみながら学べます。
エサやり水槽にはキジハタがいて、エサをあげながら魚の動きを観察できます。水槽の中で魚がどんなふうに泳ぐのか、エサに近づくときにどんな動きをするのか、見比べるだけでも楽しめるでしょう。

屋外には、深さが違う2種類のふれあいプールがあります。クロダイやキジハタなどにふれあえるため、子どもにとって、海の生き物を身近に感じられる貴重な体験になりそうです。
なお、ふれあい体験を楽しむ日は、タオルや着替えを用意しておくと安心です。施設内には足洗い用のシャワーや更衣スペースもありますが、足元が濡れる場合もあるため、歩きやすく滑りにくい靴を選ぶのがおすすめです。
富山県栽培漁業センターで楽しめる3つの見どころ

富山県栽培漁業センターには、魚とのふれあいや展示などで学べる施設があります。富山県栽培漁業センターを楽しむための見どころを紹介します。
1.季節ごとに違う魚の姿やふれあいを楽しめる
富山県栽培漁業センターでは、訪れる時期によって違った発見があります。5月下旬からの種苗生産期間には、大型水槽で育つクロダイ稚魚の様子をガラス越しに観察できます。
また、暖かい時期は屋外のふれあいプールで、魚との距離がぐっと近づく体験を楽しめるのも魅力です。水の中を泳ぐ魚の動きや、近くで見る魚の大きさに、子どもも興味を持ちやすいでしょう。
その季節ならではの魚の姿を見たり、ふれあい体験を楽しんだりしながら、富山の海の生き物を身近に感じてみてください。
2.天候に左右されずに遊べる
富山県栽培漁業センターは、屋内外でさまざまな体験ができるため、天候に左右されにくいおでかけ先としても利用しやすい施設です。
展示を見たり、魚の動きを観察したり、実際にふれあい体験をしたりと、子どもの興味に合わせて過ごし方を選べます。雨の日や暑い日でも、海の生き物について遊びながら学べるのはうれしいポイントです。
天候に合わせて予定を立てやすいので、親子で気軽に楽しめるおでかけ先としてぜひ候補にいれてみてください。
3.小さな子どもは「見る・探す・ふれる」で楽しめる
小さな子どもと訪れる場合は、水槽をのぞいたり、隠れている魚を探したりしながら、親子でわくわくする時間を楽しめます。
魚にふれるのが少し怖い子どもなら、まずは「どこにいるかな」「どんな形かな」と親子で話しながら見て回るのがおすすめです。ヒラメのように平たい魚、クルマエビのように動きが特徴的な生き物など、観察するポイントを見つけると楽しみやすくなります。
慣れてきたら、タッチ水槽やふれあいプールで少しずつ挑戦してみるのもよいでしょう。子どものペースに合わせることで、海の生き物への興味が自然に育ちます。
見る、探す、ふれるという3つの楽しみ方があるため、年齢の違うきょうだいでも一緒に楽しみやすい施設です。
富山県栽培漁業センターと一緒に楽しみたい、おすすめ周辺観光スポット
富山県栽培漁業センターの周辺には魅力的な観光スポットが数多くあります。中でも、観光の途中に立ち寄りたいおすすめスポットを紹介します。
1.ひみ番屋街

「ひみ番屋街」は、氷見の食事やお土産探しを楽しめる氷見漁港場外市場です。氷見漁港直送の魚を使った回転寿司をはじめ、氷見うどん、氷見牛、氷見カレーなど、氷見らしい味覚を楽しめる飲食店が集まっています。
食事だけでなく、地場で獲れた鮮魚や加工食品、食のお土産を探せるところも魅力です。漁師の作業小屋である「番屋」をイメージした建物が並び、潮風を感じながら氷見らしい雰囲気を楽しめます。
家族で昼食をとったり、帰りにお土産を選んだりと、お出かけの最後までゆったり過ごせるスポットです。施設内には足湯もあるため、少し休憩したいときにもぴったりです。
「ひみ番屋街」については、こちらでも紹介しています。
| 住所 | 富山県氷見市北大町25-5 |
| 公式サイト | https://himi-banya.jp/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/himi_banyagai/ |
| 問合せ先 | 0766-72-3400 |
| 営業時間 | 鮮魚・物販:8:30〜18:00 フードコート:8:30〜18:00 飲食施設:11:00〜18:00 回転寿司:10:00〜20:00 ※店舗・エリアにより営業時間が異なる |
| 定休日 | 1月1日(施設メンテナンスによる臨時休業あり) ※鮮魚施設は初競り市に準ずる |
| 駐車場 | あり(無料、バス10台・普通車220台) |
2.氷見市海浜植物園

「氷見市海浜植物園」は、日本各地の海浜植物を中心に展示している植物園です。
館内には、植物にふれるエリアのほか、遊ぶ・学ぶ・木育をテーマにしたエリアがあり、植物を眺めるだけでなく、体を動かしたり、ものづくりや学びにふれたりしながら過ごせます。

子ども連れにうれしいのが、天候を気にせず遊びやすい屋内のエリアです。未就園児など小さな子ども向けのキッズルーム・ラウンジをはじめ、6〜12歳が対象のネット遊具、3〜12歳が対象のふわふわドームなどがあります。
富山県栽培漁業センターとあわせて、親子で学びと遊びを楽しみたい方におすすめのスポットです。
| 住所 | 富山県氷見市柳田3583 |
| 公式サイト | https://www.himi-kaihin.com/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/himikaihin/ |
| 問合せ先 | 0766-91-0100 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(入園は16:30まで) 冬季(11月1日〜2月末日):9:00〜16:30(入園は16:00まで) |
| 定休日 | 火曜(祝日を除く)、祝日の翌日(土日祝を除く)、年末年始(12月29日〜1月3日) ※臨時休館あり |
| 駐車場 | あり(無料、170台) |
3.氷見市漁業文化交流センター

「氷見市漁業文化交流センター」は、入場料無料で氷見の漁業文化を体験しながら学べる施設です。「ひみの海探検館」の愛称でも親しまれています。
4面大型スクリーンのVRシアターでは「天然のいけす富山湾」や「氷見の漁師体験」などの迫力ある映像を楽しめます。富山県栽培漁業センターで魚を育てる取り組みを知ったあとに、氷見の漁や富山湾への興味をさらに広げられるでしょう。
そのほか、かつて使われていた漁船や漁具、漁師の知恵や工夫が感じられる資料も展示されています。館内には「ひみ岸壁市場」もあり、氷見漁港で水揚げされた朝獲れの魚を使った食事も楽しめます。
| 住所 | 富山県氷見市中央町7-1 |
| 公式サイト | https://himigyogyou.com/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/himigyogyoubunka/ |
| 問合せ先 | 0766-74-8018 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 定休日 | 水曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌平日及び年末年始 |
| 駐車場 | あり |
4.九殿浜遊歩道
富山県栽培漁業センターでは、館内だけでなく海辺の景色を楽しめるところも魅力です。施設内道路を進んだ先には、富山湾の景色を一望できる「九殿浜遊歩道」があります。
展示やふれあい体験を楽しんだあとに海の景色を眺めると、学んだ内容と目の前の富山湾がつながるように感じられるでしょう。また、九殿浜遊歩道は、道が狭く坂道になっているため、小さな子ども連れで向かう場合は歩きやすい靴がおすすめです。
富山県栽培漁業センターで海の生き物を身近に感じよう
今回は、富山県栽培漁業センターの見どころについて紹介しました。
魚を育てて海へ放流する栽培漁業は、普段の暮らしではなかなか意識する機会が少ないかもしれません。富山県栽培漁業センターでは、展示や体験を通して、富山の海を支える取り組みを親子で楽しく知ることができます。
稚魚を観察したり、魚とふれあったり、富山湾の景色を眺めたりと、過ごし方はいろいろ。魚に触るのが少し苦手な子どもでも、水槽をのぞいたり隠れている生き物を探したりしながら楽しめるでしょう。
氷見方面の観光と組み合わせながら、富山の海をもっと身近に感じる1日を親子で過ごしてみてはいかがでしょうか?
| 住所 | 富山県氷見市姿15-1 |
| 公式サイト | https://www.pref.toyama.jp/1691/kensei/kenseiunei/kensei/soshiki/16/1691.html |
| 問合せ先 | 0766-79-1521(農林水産部栽培漁業センター) |
| 営業時間 | 9:30〜16:30 |
| 料金 | 無料 |
| 定休日 | 5月〜10月:火曜 11月〜4月:土日祝、年末年始(12/29〜1/3) ※臨時休館あり |
| 駐車場 | あり(無料) |