防災

フェーズフリーとは?備えない防災グッズをご紹介

地震大国である日本に住む以上、いざというときのための防災グッズは必ず用意しておきたいもの。しかし、防災グッズと言っても非日常すぎて何を用意すれば良いかわからない、置き場所がなくて用意しきれないなど悩みがつきまとう方は多いでしょう。そこで注目されているのがフェーズフリー防災グッズです。フェーズフリー防災グッズがどのようなものなのか、備えるのではなく普段使用したいおすすめの防災グッズを5つ紹介します。

フェーズフリーとは

防災グッズの準備は誰しもが気になるものではないでしょうか。近年はフェーズフリー防災グッズが注目されています。しかし、フェーズフリーという言葉を聞いたことがない、という方もいるのではないでしょうか。フェーズフリーとはどのようなものなのか、概念や注目されるようになった背景を紹介していきます。

フェーズフリーの概念

フェーズフリーとは、“いつも”と”もしも”をフリーにするもので、いざというときにどこにあるかわからなかったり、使い方がわからなかったりして活用できない事態を防ぐことができます。非常時に普段から使っているモノやサービスを役立てることができれば、誰でも防災グッズをいつの間にか備えられるようになるものです。

フェーズフリーの背景

災害が起きた時のために備えなくてはいけないものの、実際に備えるのは難しいのが現実です。日本は世界でも有数の災害大国であり地震や台風などの危機がくり返し発生し、その都度被害が起きています。

このような被害を減少させるためには社会的に高い防災意識が必要となります。しかし、何を備えれば良いかわからない、防災への準備は難しいなど悩みは多く、結局防災準備ができずに被害が繰り返されてしまうのです。このような悩みを解消するために生まれたのが、フェーズフリーの概念です。

フェーズフリー商品の特徴

フェーズフリーとは、もしものときに備えることはもちろん、普段の生活のクオリティをも向上させるという考え方です。フェーズフリーを語るうえで欠かせないのが、どのような状況でも利用できる常活性と普段の生活の中での心地良さを高いレベルで実現する日常性です。日常の価値と非常時の価値のどちらもを同時に高めるのが、フェーズフリーの特徴と言えます。

普段使いができる!フェーズフリーな防災グッズ5選

フェーズフリーの最大の魅力は普段使いできる点です。防災グッズとしてしまうと、どこにしまったのかわからなくなってしまったり、使用せずにカビが生えてしまったりと、いざというときに使えないケースが少なくありません。

また、フェーズフリーという言葉に聞き馴染みがなく、何を取り入れれば良いかわからない方も多いでしょう。普段使いできるフェーズフリーの防災グッズを5つ紹介していきます。

履き口が蓄光!ガラスや釘から足を守る「防活スリッパ」

引用:https://www.okumura-int.co.jp/torikumi/boukatsu2

意外に防災グッズから除外されてしまいがちなスリッパこそ、普段の生活に取り入れてフェーズフリーで用意しておくべきです。

防活スリッパはレザーのような風合いで高級感のある雰囲気の普段から快適に履けるスリッパでありつつ、履き口が蓄光だったり、左右どちらでも履ける2WAYだったりと、焦っているときでも確実に履き忘れがないような設計になっています。さらに安全靴の耐踏み抜き性基準に合格したインソールが、移動時に散乱しているガラスや釘からも足を守ってくれます。

【製品特徴】優れた吸湿性・消臭性:普段履いていてもムレ・ニオイが気にならない!

履き口が蓄光暗闇でも探しやすいから夜の災害時にもすぐに見つけられる
左右どちらでもOK急いで避難するときでも気にせずOK
安全性安全靴の耐踏み抜き性基準に合格したインソールが散乱物から足を保護
かかとが2WAYかかとまで履けるから散乱した危険物の親友を防ぐ
滑り止め加工全面が滑り止めになっていて災害時
詳細:https://www.okumura-int.co.jp/torikumi/boukatsu2

普段使うだけで自動充電!「いつでもランプ tsuita」

引用:https://tsuita.jp/series1/

いつでもランプtsuitaは通常の電球として使用している間に本体に蓄電し、停電時に自動で点灯するLED電球です。ソケットから取り外して手持ちでも電気がつけられるうえ、付属のスイッチ付きフックを使えば長時間手持ちでも疲れにくく、フックを吊るしてランタンとしても使えます。

夜間の地震で停電が発生すると、辺りが暗くなり身の安全の確保が難しくなってしまいます。そのため、命を守る対応としても明かりの準備が重要です。tsuitaは天井などにも設置できる停電時自動点灯ライトであるため普段使いできるのはもちろん、広範囲を照らせるため停電対策用品としても優れています。

サイズ直径60mm×117mm
重量100g
明るさ通常時の明るさ:AC660lm/停電時の明るさ:DC200lm
価格3,960円(税込)
詳細:https://tsuita.jp/

普段はクッション、非常時は寝袋「クッション型多機能寝袋」

引用:https://amzn.asia/d/0gxjcydS

寝袋は寒さをしのいで眠るために必須です。SONAENO クッション型多機能寝袋は、どこにしまったのかがわからなくなることがないクッション型のため、普段は室内に設置できます。サイズは45cm×45cmと一般的なクッションと変わらないため、市販のクッションカバーを掛けてデザインを変えられるのも普段使いするための嬉しいポイントです。

枕付きであったり、大きなフードで寝顔を隠せたりと寝袋としての機能も充実しています。さらに、貴重品を入れるためのポケットが内側に付いているため、就寝中の盗難対策にもおすすめです。

サイズ使用時=160cm×200cm(フード含む)、収納時=45cm×45cm
重量約1,280g
素材ポリエステル
価格10,230円(税込)
詳細:https://www.muratakagu.co.jp/products/detail.php?product_id=209320

玄関の椅子がリュックに早変わり!「座れる玄関防災バッグ」

引用:https://www.cogit.co.jp/goods/10421/

座れる玄関防災バッグは、​​機能性とインテリア性の両方を兼ね備えた防災バッグです。24Lの大容量で、約3日分の防災用品を収納可能!さらに全面撥水仕様のうえに底部分約10cmは防水仕様となっているため、大事な中身を水からも守れます。

普段は玄関イスとして使える便利なアイテムです。クッション性に優れているので、普段の座り心地も抜群です。背面の肩ベルトを取り出せばリュックに早変わりし、入れている防災グッズをサッと背負って避難できます。

チェア仕様耐荷重約100kgでありながら、インテリアに馴染むおしゃれなデザイン
防水仕様バッグ底から約10cmはテントに使用されるターポリン生地
はっ水生地全面はっ水生地で雨天でも中身が濡れにくい
持ち手付き緊急時にすぐに持ち出せるカバー付きで手が痛くなりにくい持ち手
リュック使用背面に収納された長さ調節可能肩ベルトを取り出し、リュックにできる
大容量2Lペットボトル6本収納可能、必要な防災グッズを1つに収納できる
容量24L
耐荷重100kg(座面部分/着座時)、12kg(持ち手・ベルト部分)
価格13,200円(税込)
詳細:https://www.cogit.co.jp/goods/10421/

アウトドアにも使えるラジオ付き充電機「スターリング」

引用:https://daianshin.com/SHOP/0045.html

スターリングはタフなボディに納得の機能を備えた、コンパクトで持ち運びも軽快にできるラジオ付き充電機です。防滴仕様のためアウトドアにも適しており、災害時はもちろんキャンプなどのレジャーにも便利です。

防滴仕様内部に水が入り込まない設計で、屋外での使用も安心
LEDライト高光度白色LEDライトを装備
ダイナモハンドル軽い力でハンドルを回すだけで簡単に充電可能
携帯充電一部機種を除き、付属の接続ケーブルで携帯電話の充電が可能
サイズ幅105mm×奥行50mm×高さ100mm
重量390g
価格4,379円(税込)
詳細:https://daianshin.com/SHOP/0045.html

フェーズフリー防災グッズで備えない豊かな暮らしを

いざというときに準備不足が発覚したり、どこにあるかわからず活用できなかったりする防災グッズ。災害時用の特別なものという感覚があるとどうしても使いにくく不便を感じてしまう可能性があります。

そこでフェーズフリー防災グッズを日々の暮らしに取り入れることで普段から使い慣れ、いざというときに持ち出しやすくなります。災害時はもちろん普段も使いやすいフェーズフリー防災グッズで、豊かな暮らしをゲットしましょう。

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トイエバ編集部

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