旅先で地酒を買うのも酒通にとっては旅行の醍醐味!日本酒はオンライン購入もできますが、地域のお酒をその場で購入して地元の特産と嗜んだり、お土産や旅の思い出に浸る際のお供にしたりすれば、より旅行が楽しめるはずです。
さらに、酒蔵も普段すぐに行けるような場所ではないので、お酒好きにはたまらない旅のコンテンツになること間違いなし。いくつかの酒蔵に足を運ぶと、同じ日本酒なのにこんなにも違うのか!と新しい発見があるかもしれません。普段は聞けないような話が聞けるチャンスもあるかもしれないので、ぜひ見学をおすすめします。
この記事では、そんなお酒が好きな方々のために、富山で日本酒が買える酒蔵を6つ紹介していきます。
富山は日本酒も美味しい。酒通が選ぶ富山の日本酒
立山山麓をはじめ、自然に囲まれる富山は、水が美味しくお米の産地としても有名です。そんな美味しい水やお米を原材料とする富山の日本酒が美味しくない訳が無い!富山というとお魚のイメージが強いかもしれませんが、日本酒もとっても美味しいんです。
富山のおすすめ日本酒・酒蔵6選
富山で日本酒を買いたい!という方のために、富山の酒通が選ぶ富山のおすすめの日本酒を6つご紹介していきます。
勝駒
勝駒は、名酒ひしめく富山でも、カリスマ的な存在。「勝駒」の名前の由来は、日露戦争が終わった翌年の明治39年(1906年)に出征から帰った初代蔵主が、故郷の高岡市に造り酒屋を開業し、日露戦争の勝利を記念して「勝駒」と名付けたそうです。
清都酒造場は、わずか5人で信念を持ってこつこつと酒造りをしています。そのため、年に少量しか製造できない希少な日本酒です。
日本酒の醸造および販売をしている企業ではありますが、こちらの蔵で直接勝駒を購入することはできません。購入を希望の方は、勝駒公式サイトに掲載の、問い合わせ用の電話番号にて近くの正規取扱店を紹介してもらえます。
「勝駒」は、簡潔にとてもシンプルなお酒で、種類も大吟醸・純米吟醸・純米酒・本醸造・普通酒と5種類のみです。 どれも控えめな香りに米の旨味がのって凛としており、上質な味わいを楽しめます。
<お店の詳細はこちら>
- 店名:有限会社清都酒造場
- URL:kachikoma.com
- 予約・お問い合わせ:0766-22-0557
- 住所:富山県高岡市京町12番12号
- 交通手段:ー
- 営業時間:9:30〜16:00 土日・祝日を除く
- 駐車場:ー
<正規取扱店舗>
大和高岡サテライトショップ(富山県高岡市御旅屋町101御旅屋セリオ内)
0766-27-1111
なかやす酒販(富山県高岡市清水町3-5-58)
0766-25-9000
ふたつか酒店(富山県高岡市東下関2-8)
0766-22-2168
山田酒店(富山県高岡市波岡116)
0766-23-4116
末広酒食品店(富山県高岡市末広町1017-8)
0766-21-1355
あらせ酒販(富山県富山市八木山61番)
076-468-1113
石川酒店(富山県富山市北新町1-2-20)
076-432-5728
石坂善商店(富山県富山市中央通り3-4-3)
076-425-3265
酒商 田尻本店(富山県富山市東岩瀬町102)
076-437-9674
リカーポケットみずはた(富山県富山市湊入船町12-18)
076-441-0377
リカーショップよしだ(富山県富山市稲荷元町2-11-1アピア内)
076-445-3118
エスポアおおさき(富山県魚津市釈迦堂1-16-11)
0765-22-1809
林
林酒造場は、蔵の背面に迫る雄大な北アルプスと、ヒスイ海岸として有名な日本海を目前に望む土地にある、約400年を経て受け継がれる酒造りです。
「黒部峡」各銘柄は、林酒造場の直売所にてお買い求めいただけます。ただし、「林」は生産量が限られるため林酒造場での販売はなく、正規取扱店のみの取扱いとなります。正規取扱店については、林酒造場にお電話にてお問い合わせください。
「林」は、杜氏の林秀樹による、夢の日本酒を追求して醸す新鋭のブランドで、約400年の歴史を持つ富山県最古の酒蔵である林酒造場の新しい顔。すべて純米系で、選び抜いた適正栽培産地の酒米を100%使う限定酒です。
<お店の詳細はこちら>
- 店名:林酒造場
- URL:https://www.hayashisyuzo.com/
- 予約・お問い合わせ:0765-82-0384
- 住所:富山県下新川郡朝日町境1608
- 交通手段:ー
- 営業時間:9:00~17:00
土・日・祝定休日(その他:お盆・年末年始は休業)
- 駐車場:ー
満寿泉
実は枡田酒造店の生い立ちは北海道旭川から始まります。明治38年より、北海道旭川での経験を活かして岩瀬町でもお酒を造りはじめました。
当時「岩泉」という銘柄でだったものを、昭和のはじめに「満寿泉」という名前をつけて、別ブランドとして展開をして販売したところ、縁起物としてヒット。現在ではその満寿泉が蔵の主力ブランドとして扱われています。
満寿泉は米の甘みと旨味をしっかりと残しているため、優しくて膨らみがあり飲みやすい味です。フルーティで軽やかな味わいの吟醸は冷酒で、そしてふくよかな味わいの純米は常温やぬる燗で楽しむことができます。日本酒を初めて飲む方でも美味しく味わえるでしょう。
<お店の詳細はこちら>
- 店名:桝田酒造店
- URL:http://www.masuizumi.co.jp/
- 予約・お問い合わせ:076-437-9916
- 住所:富山県富山市東岩瀬町269
- 交通手段:ー
- 営業時間:8:30〜17:00(土日定休日)
- 駐車場:無
<正規取扱店舗>
石川酒店(富山市北新町1-2-20)
076-432-5728
石坂善商店(富山市中央通3-4-3)
076-425-3265
犬島酒店(富山市西中野本町5-14)
076-421-3494
岩瀬カナル会館(富山市岩瀬天神町48)
076-438-8446
酒商 田尻本店(富山市東岩瀬町102)
076-437-9674
酒の田辺(富山市丸の内1-6-23)
076-432-5195
地場もん屋総本店(富山市総曲輪3-3-16ウイズビル1F)
076-495-5900
有限会社城麗(富山市丸の内3-2-2)
076-421-5144
杉村酒店(富山市岩瀬松原町9)
076-437-9905
大和富山店(富山市総曲輪3-8-6)
076-424-1111
有限会社てらしま(富山市緑町1-4-1)
076-424-5359
富山県いきいき物産株式会社(富山市新富町1-2-3CiCビル5F)
076-444-7137
布一酒店(富山市新富町2-4-5)
076-432-4712
林酒店(富山市古志町4-55)
076-437-9613
有限会社フジサワ(富山市稲荷町4-6-16)
076-432-5664
古川原酒店(富山市蓮町401)
076-437-6080
ぺぺ すぎもとや(富山市向川原町2-21)
076-421-4441
まいどはや(富山市秋ケ島30)
076-495-3101
水口酒店(富山市水橋町二ッ屋86)
076-478-0438
山本酒店(富山市犬島7-12-5)
076-438-2550
吉乃井酒店(富山市八尾町井田5712)
076-455-2348
リカーズ アピア店(富山市稲荷町2-11-1)
076-445-3118
リカーポケットみずはた(富山市港入船町12-18)
076-441-3450
有限会社あらせ酒販(富山市八木山61)
076-468-1113
IWA5
シャンパンで有名な「ドン・ペリニヨン」の醸造最高責任者でもあったリシャール・ジョフロワ氏が引退後、富山県立山町に設立した「株式会社白岩」で手掛けられた日本酒「IWA5」。
日本の心を映すSAKE「IWA5」は、単一の仕込みから生まれた酒ではなく、複数の原酒をアッサンブラージュされている点で、一般的な日本酒と異なります。アッサンブラージュとはワインやシャンパーニュの世界で用いられる言葉で、異なる原酒を細心の注意をもって組み合わせるブレンド作業を指します。
滑らかで落ち着いた味わいの中に白桃っぽいアロマのような爽快感のある、ワインやシャンパーニュのような風味が感じられます。
オンラインストアより、ご購入いただけます。
<お店の詳細はこちら>
- 店名:株式会社白岩
- URL:https://iwa-sake.jp/ja/
- 予約・お問い合わせ:076-405-9185
- 住所:富山県中新川郡立山町白岩178
羽根屋
引用:https://fumigiku.co.jp/company/
富美菊酒造は、富山市で100年を超える歴史を刻む酒造です。すべてのお酒を大吟醸と同じ手間暇をかけて醸すという理想を持っており、一滴一滴、丁寧に醸されています。
羽根屋という名称は古くからの屋号で、このブランドには「翼が飛翔するが如く、呑む人の心が浮き立つような日本酒として存在したい」という願いが込められています。
世界最大規模のワイン・酒のコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」のSAKE部門で、2年連続ゴールドメダルを受賞し、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」でも連続受賞している世界的にも愛されている逸品です。
<お店の詳細はこちら>
- 店名:富美菊酒造
- URL:https://fumigiku.co.jp/
- 予約・お問い合わせ:076-441-9594
- 住所:富山県富山市百塚134-3
- 営業時間:9:00〜17:00 土日・祝日を除く
玉旭BLACK
米どころ富山市の南西部、八尾町にある玉旭酒造。一本一本真心を込めた手造りの品を直接お客様にお渡ししたい、という想いで製造されています。
玉旭という名前の由来は「玉=おおらか」なものの象徴で、誰からも愛される酒蔵でありたいという意味と、「旭=酒と時間を共にするお料理やおわらの踊り手」を意味し、お祭りの曳山を“照らす“ような飲み物であってほしいという願いが込められています。
純米吟醸は、豪放で奥行きある味わいに、 クッキリとした酸味がキリリと輪郭を描き、鮮やかな立体感と喉を通った後の多幸感をお楽しみいただけます。
<お店の詳細はこちら>
- 店名:玉旭酒造有限会社
- URL:https://tamaasahi.jp/
- 予約・お問い合わせ:076-455-1331
- 住所:富山県富山市八尾町東町2111
- 営業時間:9:00〜19:00
日曜定休日
お土産や旅の思い出に富山の日本酒を
日本酒はオンラインショップや取り扱いのある酒屋でも購入できますが、直接酒蔵に足を運ぶとより日本酒の銘柄のことが理解できるでしょう。(酒蔵によっては見学不可のため事前に公式ウェブサイトまたはお電話にてご確認ください)
富山は水も米も上質なので、そんな地域の日本酒は美味しいこと間違いなし!酒蔵に行けば作り手の方に直接日本酒の選び方が聞けるチャンスもあるかもしれません。
美味しい日本酒をお供に、旅の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。