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【とやまジビエ試食会レポート】富山県内シェフのジビエ料理を堪能

「とやまジビエ試食会」で試食した富山のジビエ料理を紹介します。富山県内で捕獲されるイノシシやクマなどの野生鳥獣の食肉「とやまジビエ」を広く知ってもらうため、富山県が開催した試食会です。富山県内のシェフがそれぞれ担当した料理を試食してきたので、ぜひ参考にしてみてください。

「とやまジビエ試食会」とは?

1月28日、報道関係者向けにシェ・ヨシ(富山市)にて開催された「とやまジビエ試食会」に参加してきました!富山県が開催する試食会の目的は、県内で有害捕獲されたイノシシやクマなどの野生動物の肉を食材として広く利用してもらうことです。

試食会では、県内4つの飲食店のシェフが調理したジビエ料理4種類を堪能しました。

富山県内シェフのジビエ料理

前菜「猪のパテ」

猪のパテ

料理:シェ・ヨシ 毛利義信オーナーシェフ

イノシシ肉を使ったパテとレバー。食べた瞬間、イノシシ独特の香りが鼻に抜ける感じがしました。ただ臭みはあまり感じず、食べ進めると油の甘味も感じられ、とても美味しかったです。赤ワインとの相性が良さそうだと感じました。

パスタ「熊肉とポルチーニ茸のピーチ ペコリーノチーズ添え」

熊肉とポルチーニ茸のピーチ ペコリーノチーズ添え

料理:オステリア アクアフレスカ 小西冨治オーナーシェフ

人生初の熊肉体験となりましたが、噛めば噛むほど肉々しさを感じ、これが熊肉か!という印象でした。癖はなく臭みも無かったので、肉の味が濃いひき肉と言った感じでした。

麺はピーチと呼ばれるバスタで、太くもちもちとした食感で噛み応えがありました。羊のミルクを使用したペコリーノチーズは塩味のアクセントを加えていて、とても美味しかったです。

肉料理「鹿肉のロースト 赤ワインソース」

鹿肉のロースト 赤ワインソース

料理:ル・ジャルダン・ドゥ・サン 小室徳幸オーナーシェフ

レアな鹿肉でしたが、とても噛み応えがありました。マッシュルームと鶏肉をまぜて鹿肉の周りを囲い、ベーコンで撒いた鹿肉に、呉羽の梨を加えた赤ワインソースとの相性が抜群でした。あっさりとした鹿肉とさわやかなソースが相まって、とても食べやすかったです。

デザート「熊肉の油を使った生チョコ 富山県産エゴマのシフォンケーキ」

熊肉の油を使った生チョコ 富山県産エゴマのシフォンケーキ

料理:Bistroふらいぱん(富山市) 野口利雄オーナーシェフ

熊肉の油ということで身構えましたが、クマを感じさせない、美味しい生チョコでした。シェフの話しによると、バターと熊肉の油を混ぜて利用するようですが、熊肉の油は刺激が強いため1~2割程度加えるのが丁度よいとのことでした。シフォンケーキはエゴマのプチプチ感が口の中で弾けて、とても楽しい食感でした。プリンは昭和感を意識したとのことで味が濃く、滑らかでとろける!これだけでもお店に食べに行きたい一品でした。

「とやまジビエフェア」開催中!

県は平成23年より農作物の被害対策としてイノシシやシカなどの有害捕獲を年々強化しており、捕獲した命を地域資源として利用し「とやまジビエ」としてブランド化を実施、消費拡大に取組んでいます。2025年2月28日まで「とやまジビエフェア」を実施しており、県内54店の飲食店が参加しています。とやまジビエの美味しさを知ってもらう機会として皆さんもぜひ、一度行ってみてはいかがでしょうか。

「とやまジビエフェア」チラシ

【とやまジビエ試食会の詳細】

イベント名とやまジビエ試食会
開催日時2025年1月28日(火)
開催場所シェ・ヨシ
富山市舟橋南町2-22
主催富山県 農村振興課
公式サイトhttps://toyama-gibier.jp/
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トイエバ編集部

トイエバ編集部

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