HEAPS(ヒープス)とは?
魚津駅から大通りを東へ徒歩5分。「上村木」交差点に佇むHEAPSは、2023年にオープンしたコーヒーと焼き菓子、キッシュなどが楽しめるカフェです。
金・土・日の週末のみオープンしており、焼き菓子やコーヒーを求めて多くの人が足を運びます。
初めて利用される方は、お店のInstagramにある固定ポストをご確認ください。

お店の目印は、大きなガラス張りのファサード。
天気の良い日は白い布の暖簾が柔らかく入口を彩り、訪れる人を静かに迎えます。
「HEAPSを目的地として訪れてほしい」という想いから、店先には看板を掲げていません。

こじんまりとして落ち着いた店内は、おひとり様での利用にもぴったり。
白を基調とした空間で、エントランス側のモルタル仕上げのフロアに3席、奥側のウッドフロアに2席のテーブル席があります。
エントランス側の席は、ペット連れでの利用が1組まで可能です。

築60年余りの古民家をリノベーションした店舗は、取り壊し寸前だった建物を活用したもの。
古くからある柱や床材、天井をそのまま残し、当時の面影を感じられる空間に。
そこに並ぶのは、リペアされたアンティーク家具の数々。
古材とアンティークが調和し、やわらかな温もりを感じさせます。

店舗の専用駐車場には限りがあるため、複数人で訪れる際は乗り合わせでの来店がおすすめです。
HEAPSから徒歩2分の場所には、24時間年中無休で205台駐車可能な「市営 魚津駅南駐車場」(有料)もあります。
店舗の専用駐車場については、店舗へ直接お問い合わせいただくか、HEAPSのinstagramをご確認ください。

愛犬のゴールデンレトリバー・ルイちゃんを連れて来店。
まずは注文とお会計を済ませてから、ペット連れOKのエントランス側の席へ案内していただきます。
HEAPSの季節を感じるメニュー

ショーケースには、毎日手作りされたキッシュや焼き菓子、ケーキなど、魚津の食材を使ったメニューが並びます。
仕入れや季節によってメニューは変わり、新作や人気の商品は午前中で完売してしまうことも。
その日のラインナップは営業日の朝にInstagramのストーリーズでお知らせされ、DMで取り置きも可能です。

ドリンクを決めかねていると、コーヒー豆の産地ごとの特徴を簡単に説明していただきました。
一杯を選ぶまでのこうした会話も、HEAPSで過ごす時間の魅力のひとつ。
来店時のメニュー選びや、迷っている時間の会話も大切にされています。
ドリンクの詳細は、ぜひお店でご確認ください。
なお、犬用のおやつは販売していないため、必要な方は持参してください。
オリジナルアーモンドデュカのドライカレー

黒米入りのライスにひき肉の旨みが詰まった、個性的でスパイシーなドライカレー。
目玉焼きや水菜のサラダがのり、見た目にも華やかな一皿です。
水菜のサラダはレモンでさっぱりといただけ、トッピングされたココナッツの風味と食感がアクセントに。

全体に散らされているのは、アーモンドやごま、スパイスのブレンドを炒り上げた中東発祥のシーズニング「デュカ」。
HEAPSでは、この一皿に合わせて仕立てた、オリジナルの「アーモンドデュカ」を使用しています。スパイスの独特で香ばしい風味が加わり、ひと口ごとに異なる食感が楽しめます。

野菜の出汁とじっくり炒めた野菜をベースに仕上げたドライカレー。
ひき肉の旨みと野菜の甘みが重なる味わいです。
目玉焼きの濃厚な黄身が混ざることで、また違った風味が広がります。
食べ進めるごとに味わいが変化し、満足感のある後味に。
食後まで心地よい余韻を残します。
ブラッドオレンジのケーキ

食後のコーヒーに合わせて、ブラッドオレンジが敷き詰まった鮮やかなケーキをいただきます。
使用しているブラッドオレンジは果肉が柔らかく、皮に渋みが少ないため、生地との相性も引き立ちます。

生地のやさしい甘みに、ブラッドオレンジの果肉のさっぱりとした風味が重なり、全体の甘さをほどよく引き締めています。
酸味とのバランスが心地よく、上品な味わいに。密度の高い生地で、しっかりとした食べ応えが感じられます。
こだわりのドリンクたち

注文ごとに豆を挽き、丁寧にハンドドリップで淹れるコーヒー。
豆のラインナップはその都度変わり、煎り具合や産地による味わいの違いについても、メニュー選びの際に教えてもらえます。
その日の気分や、合わせる焼き菓子によって相談しながら選べるのも魅力。今回はブラッドオレンジのケーキに合わせて、ケニア産のコーヒー豆をチョイスしました。
フルーティーですっきりとした味わいのケニアは、苦味が控えめでジューシーな口当たり。淹れたては華やかな香りが立ち、温度の変化とともに、柑橘のような明るい酸味が広がります。

すっきりとした口当たりに、濃厚でしっかりとしたりんごの甘みが広がる一杯。
仕入れた年度ごとに味わいが変化し、その年の出来によって風味の違いも楽しめます。
加積りんごの産地として知られる魚津ならではの、爽やかさを感じられるドリンクです。
メルボルンのカフェのような空間

海外のカフェを思わせる店内には、アンティーク家具や海外製のひざ掛けなどがさりげなく取り入れられています。そんな空間づくりの背景にあるのが、オーストラリア・メルボルンのカフェ文化です。
HEAPSが大切にしているのは、メルボルンにあるカフェの空気感。
街に暮らす人々とカフェの距離が近く、日常の一部として自然に存在しています。
現地では、さまざまな価値観を持つ人が同じカフェの店内で思い思いに過ごす光景が日常のひとコマ。友人の家を訪れるような感覚で立ち寄り、自然と会話が生まれ、犬も当たり前のように出入りする——。
それぞれの時間を尊重し、日常に溶け込んだカフェのスタイルは、HEAPSの過ごし方にも表れています。

例えば店内が満席の場合や、すでにワンちゃん連れのお客さんが利用されている際は、店先のベンチで待つことも。
こうした時間もまた、互いの過ごし方を尊重し合うHEAPSらしいひとときです。自分の時間をのんびりと楽しむ余白にもなります。

店内に一歩入ると、ガラス張りの間口の向こうに魚津の街の景色が広がります。暖かい日には、扉を大きく開いて営業することも。
外とゆるやかにつながるこの間口にもこだわりが込められています。

やわらかな日の光と共に心地よい風が通り抜け、音や香りなど魚津の街の気配を感じるひととき。ルイちゃんと一緒にゆったりとした時間を過ごすことができました。
自分らしく過ごせる場所

カウンター内で忙しく手を動かすのは、魚津在住の若林 良介さん。
メルボルンでの滞在経験が、HEAPSの店づくりの原点です。
店名の「HEAPS」は、英語で「物が積み重なって山のようになっている状態」を意味します。
“Thanks heaps”(すごくありがとう)や”Heaps good”(すごく良い)など、オーストラリアではフランクな表現として日常的に使われている言葉です。
若林さんが好きなオーストラリアの本の中で登場する、マーケットに山積みにされた野菜の写真に添えられていた”Heaps of them”(山ほどの)という言葉。
多くの物や人が同じ場所に共存しているニュアンスに惹かれ、店名に込められています。

自分らしく過ごせて、居心地の良さを感じられるお店「HEAPS」。
自分の時間を大切にすることで、同じ空間にいる誰かにも自然と優しくなれる——。そんな温かな空気に包まれています。
今日はどんなふうに過ごそうかと、楽しみながら足を運びたくなる場所です。
| 店名 | HEAPS(ヒープス) |
| 住所 | 富山県魚津市上村木1丁目12-24 |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/heaps.toyama ※初めて利用される方はInstagramの固定ポストをご確認ください |
| 営業時間 | 10:00~16:00 |
| 定休日 | 月~木 |
| 駐車場 | 有 ※Instagramをご確認ください |
| 予約可否 | 不可 (フードの取り置きは可) |
| 決済方法 | 現金、PayPay |
| 座席数 | 12席 |