シャキシャキ食感と豊かな香り!とやまテロワールベジ「海藻アルギットにら」の鮮度の秘密

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みなさん「テロワール」って聞いたことがありますか?

ワインの原料となるブドウの産地の気候や地形・風土などの個性を表現する言葉です。

富山県では、そんなテロワールという言葉を使って、富山の自然や生産者の想いが詰まった野菜や果物・花を、もっとたくさんの人に知って食べてもらおう!という、「とやまテロワールベジ」という取り組みを行っています。

そんな富山の個性がきらりと光る「とやまテロワールベジ」に選ばれた野菜たちを紹介します!

今回紹介するのは、肉厚でシャキシャキとした食感と豊かな香りが魅力の「海藻アルギットにらです。

畑に足を踏み入れた瞬間、力強いにらの香りに包まれ、レバニラを想像して思わずおなかが鳴ってしまうほどでした。

そんな海藻アルギットにらについて、JAとなみ野アルギットにら生産組合の組合長である寺西さんにおいしさの秘密を聞いてきました。

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海藻アルギットって何?

そもそも「海藻アルギット」ってなんだろう?って方も多いんじゃないでしょうか。

富山県ではお米作りでも使われることもあるのですが、ノルウェー産の天然海藻「アルギット」を粉末にした肥料で、このアルギットが海藻アルギットにらのおいしさの秘密なんです!

では、普通の肥料とは何が違うんでしょうか。

アルギットは、ノルウェーの森の栄養が流れ込んだ冷たい海水の中で、なんと4年もかけてじっくり育つことで、ビタミンやミネラルなど60種類以上の栄養素をたっぷりバランス良くため込んでいるんです。

このアルギットの粉末を肥料として使うことで土が豊富な栄養素を含み、海藻アルギットを使った土づくりをした畑で育った野菜は、よりおいしく育つのです!

もちろん、ただ海藻アルギットを使うだけでおいしくなるのではなく、豊富な栄養素を活かす難しさもあります。使用量やタイミングなど、生産者のみなさんがこの海藻アルギットの使い方を研究して、その良さを最大限に発揮するからこそ、にらの魅力が引き出されています。

ノルウェーの恵みがたっぷり詰まったアルギット粉末。アルギット100%でそのまま食べたくなるような良い香り。

「海藻アルギットにら」はどんな味?

収穫したばかりのみずみずしい海藻アルギットにら。緑が鮮やかで葉にハリがある!

「海藻アルギットにら」はノルウェーの森・海の栄養をたっぷりと吸収し、普通のにらとは一味違います。

 \味の特徴/
 🔶シャキシャキとした食感
 🔶甘味が強い
 🔶えぐみやクセが少ない

 \見た目の特徴/
 🔶茎が太く肉厚で葉幅が広い
 🔶葉が濃い緑色で美しい
 🔶葉先までピンとハリがある

太い茎の断面はみずみずしく水分があふれ出ています。

熱を入れてもシャキシャキ食感はしっかり残り、鼻を通るその風味は食べれば食べるほど食欲をそそります。

寺西さんは、「海藻アルギットを使うことで、葉幅が広く肉厚に育ち、収穫しても鮮度が長持ちし葉先までピンとした状態を保ちます。」と話します。

露地栽培へのこだわりと自然の力が育むにら

にらの育成具合を確認する寺西さん。露地栽培では天候や気温の把握が重要。

全国的にはハウス栽培が多い中、海藻アルギットにらはあえて厳しい自然環境にさらす、屋外での露地栽培にこだわっています。太陽の光や自然の雨の恵みをたっぷり受けるからこそ、にら本来の力が引き出されおいしく育ちます。

ですが、一見にらは丈夫そうに見えて人間と同じように暑さに弱いため、露地栽培は管理にとても気を遣うそうです。夏場はこまめに水を撒いてあげたり、夜中に点滴のようにじわじわと土に水をしみこませたりして、丁寧に育てています。

ただ海藻アルギットを使うだけでなく、生産者のみなさんがにらの状態をしっかり見て健康管理をすることで、本当においしい海藻アルギットにらが育っているんですね!

おいしいにらを食卓に届けるために、「鮮度にこだわり、手は抜かない!」と話す寺西さんの真剣な眼差しがとても印象的でした。

一番おいしいにらが食卓に届くよう、最高のタイミングでにらを収穫します。

旬のにらを最高の状態で届けるひと手間

新鮮で美味しい部分のみを残すため、収穫したにらは外側の葉を丁寧に手作業で外します 。

海藻アルギットにらの収穫は6月から10月。

海藻アルギットにらは収穫後も同じ株から30日で成長するため、シーズン中は常に新鮮なにらを届けることができるのも大きな特徴の一つです。 

さらに新鮮なにらを届けるため、収穫したにらは外側の葉を外し、中心に近い新鮮な葉を残して出荷します。

「外側の葉は傷んだり固くなることがあるため、手間はかかりますが鮮度の高いにらを届けるためにとても大切な作業の一つです」と寺西さんは話します。 

1年中新鮮でおいしい海藻アルギットにらを食べたいところですが、露地栽培で旬があるからこそ、その年・その時期の気候や生産者の工夫をテロワールとして感じられることでしょう。

農家さんオススメのにらを保存する方法

海藻アルギットにらは、普通のにらより長持ちしますが、寺西さんにおすすめの保存方法を聞いてみました。

【冷蔵の場合】
・キッチンペーパーまたは新聞紙で巻き、立てて冷蔵庫に保存する。
・切って余った場合は水に浸して保存すると長持ちします。

【冷凍がおすすめ】
・使いやすいサイズにカットして保存用袋に入れて冷凍。
(水分は切ったほうがくっつかず使いやすいです。)

ホテルJALシティ富山のシェフに聞く、家庭で簡単レシピ

肉厚で香り豊かな「海藻アルギットにら」を、家庭でもおいしく楽しめる一皿に。

ホテルJALシティ富山のシェフに、にらの食感とうまみを引き出す簡単レシピを考案していただきました。 

火を使わず、電子レンジだけで作れるので、暑い日や忙しい日にもぴったりです。 

 レンジで簡単とろ~りニラ玉

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どこで買える? 出荷はいつまで?

このパッケージを見かけたら是非手に取ってみてください!

\出荷時期/
海藻アルギットにらの出荷は6月から10月末ごろまで。

\購入できる場所/
県内のスーパーで購入できます。
ただし、店舗や入荷のタイミングによって並んでいないこともあるそうです。

組合としては直売所での販売は行っていないため、海藻アルギットにらを購入するにはスーパーが中心となります。

地元で収穫しているからこそ店頭に並ぶまでの時間が短く、鮮度が抜群です!

レバニラ・ニラ玉・にらのおひたし・チヂミなど、海藻アルギットにらを使った料理を想像するだけでよだれが止まりません!

生産者の努力によりたどり着いたおいしさ

海藻アルギットにらの歴史を語る寺西さん。おいしいにらには歴史があります。

海藻アルギットにらがここまでの品質になるには、先人の苦悩と努力があったと寺西さんは話します。

約40年前に5人ほどで栽培を始めた当初は、家庭菜園レベルの品質で1把5円と言われたそうです。その悔しい思いと「おいしいにらを食卓に届けたい!」という信念のもと、どうしたらもっとおいしくなるのかを諦めずに追求しました。

そこで、当時米作りで使用していた海藻アルギットをにら作りに転用するという発想が生まれました。海藻アルギットの良さを最大限に活かすために、他の肥料との組み合わせや肥料を使うタイミングなどを研究。様々な試行錯誤の末に現在の栽培方法にたどり着いたそうです。

私たちが当たり前のようにおいしい海藻アルギットにらを食べられるのは、生産者のみなさんが脈々と受け継いできた信念とたゆまぬ努力の賜物なのです。

採れたてのにらを触るとしっかりハリを感じられます。

おいしい!という理由だけでなく、生産者のみなさんの想いや歴史を知ると、次にスーパーで、採れたてで見かけたとき、「あ、海藻アルギットにらだ!」と手に取ってみたくなりますよね。

見つけたらぜひ、みなさんの食卓で「海藻アルギットにら」のテロワールを味わってみてください。

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トイエバ編集部

トイエバ編集部

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