【そらもよう】砺波の古民家で味わうやさしいスコーン

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富山・砺波の古民家で出会う「そらもよう」

東造りの古民家が素敵でした

富山県砺波市にあるテイクアウトのスコーン専門店「そらもよう」。砺波ののどかな散居村の中に、ひっそりと佇む小さなお店です。大きな古民家の一角にある「そらもよう」は、どこか懐かしく、ゆったりとした時間が流れているような空間。都会の喧騒から少し離れて、心を整えたいときに訪れたくなる場所でした。

この建物は、北陸地方に見られる伝統的な住宅様式「東造り(あずまづくり)」。店内には立派な梁が通っており、思わず見上げてしまうほどの存在感があります。取材中にその梁の美しさについてお話しすると、店主もこの古民家に惹かれた理由のひとつだと教えてくださいました。

「そらもよう」という名前は、店主の想いが込められたもの。飼っている愛犬の名前に「そら」がついていたことから、この言葉を使いたいと考えていたそうです。空模様は、晴れの日もあれば雨の日もあるもの。けれど、どんな天気でもまた晴れがやってくる——そんな前向きな意味が、商売にも通じると感じ、この名前に決めたといいます。

「そらもよう」は2021年3月にオープン。現在は女性のお客さんが中心ですが、最近ではカップルや男性一人のお客さんも増えているそうです。

ゆったりと時間が流れる空間

こだわりのスコーンと人気の理由

そらもようのスコーンは、外はさっくり、中はしっとりとした食感が特徴です。実際に食べてみると、パサつきはなく、飲み物がなくても食べられるほどやさしい口当たり。スコーンのイメージが変わるような一口でした。

定番から季節限定まで楽しめる

どれにしようか迷う時間も楽しい

そらもようでは、プレーンやアールグレイ、チョコ系、全粒粉などの定番スコーンが人気です。初めて訪れる方には、まずはプレーンがおすすめ。他のスコーンもこのプレーンの配合を基準に作られているため、お店の味を知る一番の一品です。

月替わりスコーンも魅力のひとつで、3月はさくら餅をイメージした和風スコーン。桜あんと求肥が入った、見た目もかわいらしい一品でした。過去にはブルーベリークリームチーズや抹茶ホワイトチョコなども人気で、常連のお客さんが楽しみにしているのも納得です。

見た目もかわいい春のスコーン(さくら餅 480円)

素材へのこだわりとやさしい味わい

そらもようでは、富山の食材を取り入れながら素材選びを大切にしています。

卵は高岡の養鶏場のもの、庄川のゆずや砺波のりんごなど、地域の恵みを活かしたスコーンづくりが行われています。一方で、「合うものを使う」ことを大切にしているのも印象的でした。無理に地元産にこだわるのではなく、スコーンにとって最適な素材を選ぶという姿勢に、誠実さを感じます。

また、添加物をできるだけ少なくすることにもこだわり、ベーコンは自家製。福野産の豚肉を2〜3週間熟成し燻製したベーコンは、ブロック状で入っていてしっかりとした肉感があり、食べ応えも抜群でした。

自家製ベーコンチーズ(左)とアールグレイ(右)

実際に食べて感じた魅力

まずはチョコアーモンド(左)とプレーン(右)、間違いない組み合わせ

今回いくつかのスコーンをいただきましたが、特に印象に残ったのはプレーン。外のさくっとした食感と中のしっとり感のバランスが絶妙で、シンプルなのにしっかり満足感があります。

個人的には表面がさくっとした食感が好みなので、まさに好きなタイプのスコーンでした。アールグレイは、口に入れた瞬間にやさしい紅茶の香りがふわっと広がる上品な味わい。チョコアーモンドは、トースターで温めることでアーモンドが香ばしくなり、サクサクとした食感が心地よく、甘すぎないチョコとのバランスも絶妙でした。どれも派手さはないものの、じんわりとおいしさが残るスコーン。

「ずっと食べ続けておいしいと思えるものを作りたい」という店主の言葉が、味からもしっかり伝わってきました。

おいしい食べ方のポイント

そらもようのスコーンは、温めて食べることでよりおいしさが引き立ちます。

1.スコーンを手で横半分に割る
2.割った面を上にしてトースターで軽く焼く
3.お好みでクロテッドクリームやジャムを添える
4.紅茶と一緒にいただく

ほんのひと手間で、焼きたてのようなサクサク感が楽しめます。

バターの香りがふわっと広がるプレーン

手土産にもぴったりのギフト

そらもようではギフト対応も可能で、予算に応じた詰め合わせを用意してもらえます。2,000円・3,000円のセットもあり、前日までの予約で対応可能です。やさしい味わいのスコーンは、贈り物にもぴったり。日常のちょっとした手土産や、自分へのご褒美にもおすすめです。

店内の雰囲気とアクセス

砺波の自然に囲まれた古民家の中にあるそらもよう。落ち着いた空間の中で、ゆっくりと商品を選ぶ時間も心地よく感じられました。営業は金・土・日のみで、売り切れ次第終了となるため、早めの来店がおすすめです。

駐車場もあり、ホームページにて写真付きのわかりやすい説明もありますので事前に確認しておくと安心です。

砺波の古民家にひっそり佇むお店

住宅の玄関を入り左手にお店があります

まとめ

富山・砺波にあるそらもようは、素材と手仕事にこだわったスコーンが楽しめるお店です。やさしい味と、ほっとする空間。日常の中で少し気持ちを整えたいときに、ふらっと訪れたくなる場所でした。砺波を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

店舗名そらもよう
住所〒939-1325
富山県砺波市花島128
公式サイトhttps://soramoyou-scone.com/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/soramoyou.scone/
営業時間11:00〜16:00(売り切れ次第終了)
定休日月〜木
駐車場あり (詳しくはホームページをご覧ください)
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あみ

あみ

ねこ好き街歩きライター

富山県在住のライター・あみです。生活情報誌の制作を経て、今は県内を中心に取材しています。動物と雑貨が好きで、旅先ではねこ探しが定番。身近な「いいな」を、気負わず言葉にして届けたいです。

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